※stxl緑×irxs桃
ないこくんが、社員さんと、いれいすメンバーと話している。無邪気に笑うその笑顔が僕だけに向いてくれたら、なんて考え始めてからもう1年。
「やっぱゆさん好きだわぁ……」
笑い声混じりで言うないこくんに、心臓の音が早くなる。最近、ないこくんが僕を好きだと言ってくれるが、そのずっと前からこの想いはあって変わっていない。
「ないこくーん」
話し終わった様子のないこくんに話しかけに行く。
「おっ、ゆさーんどしたん?」
「ないこくんの口から『ゆさん好き』って聞こえたんですけど?」
「まじか、……聞こえてた?」
揶揄うように言えば、少し照れた様子で頬を赤らめるないこくん。
ないこくんはその場のノリでしか好意を口にできないから、真正面から詰めるとよく照れる。
「ふふ、僕も好きですよ」
「うぅ……ありがと……」
さっきよりも顔を赤くし、少し俯くないこくん。
そんな表情するから、両想いなんじゃないかって勘違いしそうになる。
「ずるいなぁ…… ないこくんは、」
ボソッと呟けば、なんか言った?とないこくんがこちらを向く。
「……ないこくんは、僕のこと好きなんですよね?」
「えっ、うん…… そう訊かれると照れるけど……」
「じゃあ、僕に捕まってくれますか?」
そう言って、ないこくんを壁際に追いやる。
突然のことに、本能的にやばいと悟ったのか、逃げ出そうとするないこくんに手錠をつけて、壁に押さえつけた。
威嚇するような、怯えるような表情にゾクゾクする。
「僕はずっとずっと前から好きでしたよ」
監禁したいくらいに。
腕を押さえる力を強めると、ないこくんの表情が歪む。
「ッ、やめ……っ」
「かわいい……」
今すぐにでもきつく結ばれたその唇に触れたいし、身体を暴きたい。歪んだ表情が蕩けた表情になる瞬間を見てみたい。
「っ、ゆさん、俺の好きは……ッ」
「分かってますよ?でも、僕の好きは愛情も劣情もあります。」
「勘違いしちゃいますから、メンヘラに好き、なんてほいほい言っちゃだめですよ?」
唇に手を伸ばそうとした時、どこからか名前を呼ばれた。内心ため息を吐く。
「次あったときは覚悟しててくださいよ?」
手錠を外しながら、耳元で囁いた。
※メンヘラ×ホイホイですよ……このcpも……
コメント
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何このカプ、優勝だろ、やばい、好き、こんな神作かける主さんも好き