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朝。
家の中は静かだった。
🌸と🎮は、いつもより早く起きていた。
机の上には、昨日みんなで書いた手紙。
🍵はその紙を両手で大事そうに持っている。
🍵「……落とさないようにしなきゃ」
📢が言う。
📢「大丈夫。学校についたらすぐ渡す」
👑は真剣な顔でうなずいた。
👑「保健室の先生なら、きっと聞いてくれる」
🦈も言う。
🦈「六人で行こう」
🌸は少し震えていた。
🌸「……声、出るかな」
🎮は小さく答えた。
🎮「出なくてもいいよ」
🎮「手紙がある」
🎼「行ってきます」
父はリビングで新聞を読んでいた。
👱🏻「……遅れるなよ」
その声に、🌸と🎮の肩がびくっと動く。
🍵は二人の手をそっと握った。
📢「だいじょうぶ」
📢が玄関のドアを開ける。
六人は一緒に家を出た。
外の空気は、少し冷たかった。
でも、いつもより軽く感じた。
学校。
教室に入っても、みんな落ち着かなかった。
休み時間。
📢が言う。
📢「……今行こう」
👑がうなずく。
👑「うん」
🦈がドアの方を見る。
🦈「誰も見てない」
🌸と🎮は顔を見合わせた。
🍵は手紙をぎゅっと握る。
🎼「……行こう」
六人は廊下を歩き始めた。
保健室までの道が、すごく長く感じる。
🎮の足が少し止まった。
🎮「……こわい」
🌸が手を握る。
🌸「一緒」
📢が前を歩く。
📢「あと少し」
保健室のドア。
コンコン。
👩🏻💼「はい、どうぞ」
中からやさしい声がした。
六人はゆっくり入る。
先生は驚いた顔をした。
👩🏻💼「どうしたの?みんな」
誰もすぐに話せなかった。
沈黙。
そのとき、🍵が前に出た。
🍵「……これ」
小さな手で、手紙を差し出す。
先生は受け取って、ゆっくり読む。
部屋は静かだった。
ページをめくる音だけが聞こえる。
先生の表情が少しずつ変わっていく。
読み終わると、先生は静かに言った。
👩🏻💼「……ありがとう」
六人は顔を上げた。
先生は続ける。
👩🏻💼「勇気を出してくれて、ありがとう」
🎮の目から涙がこぼれる。
🎮「……怒らない?」
先生はすぐ答えた。
👩🏻💼「怒らないよ」
👩🏻💼「むしろ、よく言ってくれた」
🌸が震える声で言う。
🌸「……助けて、くれますか」
先生ははっきり言った。
👩🏻💼「もちろん」
👩🏻💼「大人の仕事は、みんなを守ることだから」
📢は少し力が抜けたように息を吐いた。
👑も安心したようにうなずく。
🦈が言う。
🦈「……よかった」
🍵は涙をぬぐった。
🍵「……🍵、がんばった」
先生はやさしく言った。
👩🏻💼「今日はここで休もう」
👩🏻💼「大丈夫。もう一人にしない」
六人は、初めて少し安心した顔をした。
外では、昼の光が差し込んでいた。
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