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注意事項
・勝デク
・黒デク要素
・オリキャラ(麗麗、雷玀)
麗麗 視点
僕の個性は使い方を間違えれば一発で世界を壊せてしまう。それでもヒーローになってみたくて、雄英に入って1年が経った。今の僕達は2年生だ。
1年生の頃のあの大戦はヒーロー側の勝利。また世界に平和が訪れた。 とある日、敵会っている人を見かけた。 まだヒーローは来ていないらしく、 その人は苦しい顔をしてこっちを見ていた。
その時、僕の体は動いて 個性を使っていた。 そしてそれが運悪く、公安という人々に見つかってしまった。
「何ですか、忙しいんですけど。」
「君の個性は危ないものだ。こっちで見させてくれないか?」
「…無理です。それに僕はまだ高校生です。」
「雄英だろう?大丈夫だ。君が下手な真似をしない限りは雄英に被害はない。」
「!どう言う事ですか」
「簡単さ。君が私達に個性を使用し妨害するのなら、雄英の大事なお友達は無事で居られない、と言う事だ」
「最低ですね。きっと僕だけではない事でしょう。」
「正解だよ。君ともう一人、声を掛けたさ。その子はお友達や親の事を聞いてすぐに頷いたよ」
「脅しですか。公安の者がやる事では無いですね」
「仕方ない。これも世界の平和の為だ。」
「…貴方達が声をかけたのは緑谷出久でしょう? 善人の方を友達や親を使って利用ですか。どうせ個性しか見ていないのでしょう?…クソな方々だ。 」
「なっ…、その個性は使い方を間違えれば世界を壊せるのだぞ?」
「…雷玀様、もう無理。」
「”もう良い。下手に雄英に被害が出るとやばいと思うぞ”」
「公安の方々。馬鹿なやり方ですが、そっちに行ってやりますよ。」
「最初からそうすれば良かったのだ。…ではまた。」
「(…僕の個性が危ない…か)」
あの大戦の頃に活躍した筈なのにな。…後で緑谷君にも話を聞いてみよ。と僕は思いながらも学校へと向かった。
「…麗麗さんも公安の人達に?」
「うん。めっちゃ言い返したけど無理だった」
「あの麗麗さんも…!?」
「…それにしても公安もふざけてる。緑谷君の個性が危ないなんて、絶対に無い。言ったら悪いけど今は残り火じゃん。…また、無理させる気かよ… 」
「麗麗さん、僕は大丈夫だから…」
「そんな訳無いじゃん。この前爆豪君と両想いで付き合ったばかりなのに…また…!!」
「麗麗さん!」
緑谷君が声を上げた時、僕は、はっとした。いつの間にかイラついていたようだった。
「…ごめん、緑谷君。愚痴聞いてほしい訳じゃなかったのに。」
「ううん、大丈夫。…でも、僕…ッ」
…ほら、またそうやって、
「卒業したらッ…」
君はいつも一人で、
「みんなと関係を切らなきゃいけないのは…ッ、」
誰にも話をせずに、
「寂しい…ッ、悲しいよ…」
ずっと抱え込む。
「…爆豪君に話したら?あの子は簡単に倒れるような、雑魚じゃない。」
僕がそう言った瞬間、ドアがバンッ!と勢い良く鳴った。
「…出久、ンで、泣いて…」
「かっちゃ…、」
「僕は帰るね。…爆豪君、緑谷君の異変に気付けるのは君しか居ない。 」
最後に僕はそう告げ、自分の寮へと帰った。