テラーノベル
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⚠ こちらはIris様の二次創作作品です。
・🍣×🐤
・マフィアパロ
・一部暴力的な表現が含まれます
なんでも許せる方のみ
🐤(L)→16歳
🍣(N)→21歳
(L視点)
カチャッ
静まり返った空気を切り裂くように銃の装填音が響く。
目前に広がるのは、薄暗い部屋で無造作に転がる大勢の護衛の死体。
自分のものかどうかも分からない血液が冷たいコンクリートの床にゆっくりと広がっていくの眺めながら、あー失敗したな、なんて呑気なことを考える。
こんな状況でも至って冷静な自分に驚くが、今更何を思おうと目の前の男に大人しく撃ち殺される以外の選択肢などあるはずもなかった。
「早く、殺せよ」
相手の顔を見ずに俯いたまま呟く。
だが、一向に引き金を引く音は聞こえない。
「………」
『…ねぇ』
初めて耳にした相手の声は、意外にも若い男性の声だった。
『君、僕の仲間になってよ』
「…は?」
あまりにも意味不明な言葉に思わず顔を上げると、淡い桃色の髪をした男が俺を見下ろしていた。
「なるわけねぇだろ!!っ、うッ……」
『あーほらほら、傷口開いちゃうからあんま大声出さないでよ』
お前が撃ったんだろ……と言いかけたが、失血で頭がクラクラするせいか言葉が詰まる。
『うちで手当てしたげるからさ、ね?』
「っるせぇ…ふざけやがって…」
さっきからなんなんだコイツは。
俺のことを殺そうとしてきたかと思えば、いきなり仲間になれだなんて
「っ……」
(N視点)
こんなやつの仲間になるくらいなら死んだ方がマシだ、なんて言いたげな目。
見たところ、先程の戦闘で撃った箇所からの出血が酷い。死ぬのも時間の問題なようだ。
『おっ…と、大丈夫?』
「さわんなっ…!!」
ふらっと倒れそうになった体を支えると、華奢な割に強い力で突き放された。
『…仕方ないな、ちょっと眠ってて』
「な、ん__っぁ゙……!?」
この様子じゃ運んでいる間も抵抗されそうなので、手刀で気絶させしっかりと抱き抱える。
『っし…行くよ、まろ』
「……ええんか?そんなヤツ仲間に入れて」
物影に隠れていたまろが姿を現す。
紺に近い青色の髪をした彼は怪訝そうな目で俺を見つめる。
『いーの。俺この子気に入っちゃった♡』
「ショタコンやん…」
『心外だなー……いむも後輩欲しがってたしちょうどいいでしょ?』
まぁ、元からこれが目的だったんだけどね……なんて言葉は飲み込んで、腕の中で気持ちよさそうに寝息を立てる彼の前髪を優しく掬った。
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