テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
全部健全です𖤐 ̖́-(一応)
全部左の方視点
一作品全て約1000文字
お品書き
∟・rukg「大きい手」
∟・rbkg「さらさらふわふわ」
∟・wnkg「兄弟喧嘩」
⚠︎年齢操作有り・改造有り
大きい手
「あ、ロウ〜!」
少しひんやりした季節。ぶかぶかな服を着て、マフラーを身に付けこちらに駆け寄ってくる恋人
転ばないかとか考えたけれど、そこまでお茶目では無いと察した。…いやでもこいつは天然ではある。
「ずっと待っててくれたん?」
『いや、言うて待ってない』
「…んふ、ロウらしいわ」
ロウらしい。
きっと恋人を待っていた時に言うセリフについてだろう。大体のテンプレートは
“大丈夫、俺も今来たところ”
多分これ。
「今日、結構寒いな」
『そうか?』
「ぼく人間やぞ」
『いや俺も人間』
寒い場所で過ごしていたことがある自分にとっては、こんな気温は【あんまり寒くない】に等しい
とはいえ、恋人が寒くなっているのなら、俺が暖を取らせてやろう
『手繋ぐ?』
「へ」
『…w、何その顔、情けないよ』
「な、なんや!///」
口を尖らせ、ブツブツ何かをいいつつもさり気なく手を握る彼女。
ふは、かわい、顔真っ赤。耳まで赤くなってるのそんと可愛いな
人混みが多い街で待ち合わせをしたのが良くなかった。こんな顔誰にも見せたくない
「…、ろうの手、おっきいな」
『…っなに、急に』
「…かっこいいなって、…//」
こいつはどれだけ俺を狂わせたら気が済むのか
悪戯程度で手を恋人繋ぎにし、力強く握りしめる
「っ//…見られたらどうするん」
『文句ないでしょ、俺らの関係に』
「そ、れは、そう…////」
『てか熱くない?マフラー』
「…あつい」
『脱げよ、いい事してあげるから』
「え」
カゲツが身につけていた白いマフラー。
よく見たらマフラーの先に青いグラデーションが入っている。どういう意図で買ったのかは触れないでおくが、所有物感が出て愛おしい。
マフラーを俺とカゲツの首に巻き付け、リボン結びをする
「へ、、え、?っ」
『嫌なら解くけど』
「や、やだ!このままがええ、…っ////」
ほんと可愛い。絶対に離さない
「…んふ、ロウの手、おっきいし、マフラーでもっと近くなるし…暖かい通り越して暑いまで来とるぞ…w」
至近距離で爽やかに笑われて、キュンとしない恋人がどこにいるのか?
「今日はずっと手握っといてな、マフラーはちょっと恥ずいけど」
『…っ、// いいよ』
確かに暑い。この熱が俺だけじゃなくて良かった
周りの意見なんて気にせず俺らだけの愛を見ていて。
『ろう、すきやぞ』
『おれも愛してる』
さらさらふわふわ
「出たぞ〜」
ソファで寛いでいると、お風呂に入っていた恋人が帰ってくる。
『ちょ、カゲツ、髪の毛乾かしてくださいよ』
「んー、タコが乾かして」
もー、この忍者は…
洗面台からドライヤーを持ってきて、ソファに腰掛ける。
『ほら、乾かすからこっち来て』
「よっしゃ〜」
自身の股の間に座らせ、カゲツの髪を触る
相変わらず真っ白なのは変わらないが、普段はふわふわしているのに、今はぺしょ、と垂れ下がっている
『カゲツ犬みたいですね』
「え、なんや、煽っとんの?」
僕の方が頭いい、なんてほざいてる時にドライヤーのスイッチをつける。
丁寧に上から乾かしていくと、徐々に髪の毛はふわふわと癖毛のように飛び跳ねる
その光景はもう髪の毛が生きているかの様。
『カゲツの髪の毛ふわっふわだね』
「ふふん、せやろ」
カゲツがこちらを振り向き、咄嗟にドライヤーのスイッチを切る。
目の前の彼女は、にまっと笑い、俺の調子を狂わせる。
『よし、乾いたよ』
「おー、ありがとな星導」
顔がやけに近いな、なんて思ったら、次の瞬きが終わった時には頬に口を重ねられていた
『え、な、なに?』
「ん?お礼の、き、きすやけ、ど…?///」
顔を真っ赤にさせ目を逸らされる
そんなんになるならやらなければ良かったのに、なんて事より、もっとやって欲しいのほうが勝った。
『んふ、ありがとうございますカゲツ。』
キスは違うお礼として、俺もカゲツにキスをする
・・・
『カゲツー、俺の髪の毛も乾かしてください〜』
「ええ、、まあええけど」
あの後、俺もお風呂に入り終わりカゲツにさりげなくお強請りをする
「うわ、おまえ髪の毛さらさらやんか」
「する意味無くない?」
『いやしないと朝起きたらボサボサになるじゃないですか』
「そ、そういうもんなん」
カゲツは不器用な手で俺の髪の毛を触る
不慣れな感じが可愛くて、ニヤニヤが止まらない
「よし、…やっと終わった」
『お疲れ様です〜ありがとうございます』
「疲れた〜、おまえ髪長いて…」
「んまあ、楽しかったから次またやってあげてもええよ」
『ほんと?じゃあお願いしようかな』
カゲツの髪を雑に撫でる。
すると彼は「なんや」って俺の頭を触ろうとする
当然俺の方が背が高く、少ししか届いていない
『かわいいね、カゲツ。』
「…っ、しゃがめやあほ、///」
ずっと触れていたい、ずっと触れて欲しい。
この幸せが続くといいね。
兄弟喧嘩
『〜~〜〜!!、だから言ってんじゃん!!』
「っ、!で、でもしゃーないやん!」
我が弟であるカゲツと喧嘩したのはいつぶりだろうか。
中学生になってまで口喧嘩をするのは少し避けたかったが、こればかりは仕方がない
今回の喧嘩の要因は、カゲツが少し夜遅く帰ってきたこと。
カゲツはあまり気にしていなかったそうだが、自分の可愛い弟が夜不審者に声をかけられていたらどうするんだって説教をかましたが、ここからヒートアップが続き口喧嘩となってしまった。
『カゲツ、そろそろ分かってよ、夜は危ないんだよ?』
「知っとるよ、でももうぼくは小学生じゃないんやぞ?!」
『でもまだカゲツは中1じゃん!怪しい人に声かけられたときの対処法なんてわかんない癖に!?』
『お前もまだ大人じゃないの!心だけ成長した子供!』
「そっ、そこまで言わなくてもええやろ…!?ていうか、お前やって遅く帰ってくることあるやん、!!」
『そ、それは、そうだけど、!!』
「相手に言う前に自分のこと見直せや…!」
カゲツはこの時、俯いて表情が読み取れなかった。
そして僕はヒートアップしていく喧嘩でどんどん熱くなり、カゲツの顔なんて見る暇がなく、当たり強く「僕のこと全部知らないくせに、弟なのに分かってくれないやつは弟なんかじゃない」なんて、大きく怒鳴ってしまった
その時、ハッとして顔を上げる
きっと今の自分の顔は顔面蒼白。冷や汗が止まらない。
『か、かげつ、ごめ「…僕だけやったん?…、“赤城”と兄弟だと思ってたの…、っ」
『そんなこ、と…』
「もうええよ、…っ、1人にして」
『ぁ、』
謝ろうとした時には、もう彼はこの部屋にいなかった。
ごめんねカゲツきゅん、お前はずっと“叢雲”だもんね。僕のことわかんなくて当然なのに、ごめんね、ごめんなさい。
最低な兄でごめんね。
次会うときは一緒に謝ろ、ごめんなさいって。
wnkg増えて欲しい(願望)
昨日の忍の配信、めちゃくちゃ敵の事煽ってて可愛かったですさいこう。
今日のコラボ配信たのしみ