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side黄
紫「んーまぁ今日はこのくらいにしとこーか」
心音がパソコンでタイピングする音が響く。
今日はめておらメンバーみんなで作戦会議。武道館ライブも終え、1周年記念も終え、また新しい自分たちを見せるための企画を練り直していた。…だがなかなか上手くまとまらない。いざステラのみんなを目の前にした後だと、どうしても欲張ってド派手に何かしたいという気持ちが先行してしまう。
白「お腹すいたーみかさご飯作ってよ」
桃「俺ん家確定かよ、ええよ何がいーの」
メルトは大きく伸びをしてみかさに話をふっかける。みかさもうわぁ〜と嫌そうな顔をしながらも満更でもなさそうだ。
青「俺もみかさのご飯食べた〜い♡」
紫「お前野菜抜きにしないと怒るくせに」
青「うん、当然やで」
両手を合わせてむふーと笑うらぴすが末っ子のように甘えた声を出す。横で鼻で笑う心音もいつもの光景。
なんとなくその場の空気的に、みかさの家に行くことになったっぽい。まぁ、いいか。
赤「らいと」
後ろから耳元で囁かれる。突然のイケボに少し驚きながらももう慣れた。
赤「お前も行くだろ、みかさん家」
黄「……おう」
少し怪訝そうな顔をしたのに気づいたのか、わしゃわしゃと俺の頭を撫でてくる。俺より大きくて包容力のある手に表情が綻んでしまう。
なんでこんな不機嫌かって
ロゼ、お前わかってんよな…
だって、だって今日は、ロゼの家でお家デートのはずやったのに……!!!!泣泣泣
毎朝ロゼとの2人の時間が出来たとしても、そう長くはいられない。リハ続きの夜も、メルトと心音とダンスの練習をしていたら、その3人でいることがほとんどになってしまって…
配信やライブ内で、ロゼがたくさん俺に絡んでくれるため、ステラには「ロゼらい尊い」「ロゼらい供給多すぎる」とたくさん言ってもらえているが、そう浅い関係じゃない、ということが頭をよぎってちゃんと受け止められないところがある。
白「え?何、らいとロゼに頭撫でられて喜んでんの〜?いがーい」
黄「いやいやだるいだるいwwwwないない」
メルトに見られてしまい、勢いよく立ち上がり照れ隠しする。「おい、ロゼ行くぞ!」とあたかも俺がロゼを誘ったかのように歩き出す姿を優しく微笑んで見つめてくるロゼを横目で見る。
ああ、好きだなぁ、と胸がきゅーっと痛む。
俺がロゼと付き合っていることはめておらのメンバーには誰にも言ってない。事務所内でも誰にも明かしていなかったが、何故かまぜ太とちぐちゃんにはバレてるらしい。一体なぜ?
だから、こうやって2人で約束しててもグループで動くとなったらそっちを優先せざるを得ない。仕方ないこと。
少し寂しさを感じながらもみんな揃って部屋を出る
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紫「だからぁ、俺はそこであっきぃに言ってやったわけ!!」
バンバンと台パンしながら心音がビールを片手に大声で話す。ロゼとらぴすが、ああ、もうこいつ酔ってるわ笑とニヤニヤしながら顔を見合せて話を聞く。
床に座って、みかさが作ってくれたおつまみをつまみながらだべっているこの時間が、俺たちめておらの至福の時間と言っても過言では無い。話に飽きてきたのか、メルトはエゴサを始め、「みてみて」と面白い切り抜きを俺に見せては笑わせてくる。
紫「おーいメルト聞いてるかー」
白「はーいそんなうっすい話聞いてませーん」
紫「お前最低だね!」
白「最高でーす」
適当にあしらってスマホを見続けるメルトは相変わらず。ふとテーブルを見ると、新しいつまみが増えている。俺らが話に集中している間にみかさが持ってきてくれているみたいだ。俺はこっそり空いた皿を持って、キッチンで洗い物をしているみかさのもとへ行く。
黄「みかさありがとな、ごめん気づくの遅なって」
桃「うお、らいとありがと!なになに〜いいやつすぎるや〜ん」
黄「うるさww別に偶然気づいただけやよ」
みかさは、またまた〜と皿を洗いながら肘でうりうりと俺をつついてくる。キッチンから賑やかに話しているメンバーたちを二人で眺めながら、みかさが洗った皿を適当な布巾で拭き始める。
バカ騒ぎしてる心音達に豪快に笑いながらツッコミをいれるロゼの声が、特別大きく俺には聞こえる。やっぱいい声してんな、好きだなって思う。
桃「らいと?」
突然みかさに声をかけられてハッとする
黄「ん???なに??」
桃「いや、なんかぼーっとしてたから…疲れてるなら休んでなよ」
みかさが心配そうな表情で気を使ってくれる。まったくかわいいやつだなと思う。「男嫌い」と言ってる俺だが、めておらメンバーみんなのことはかわいいと思ったりかっこいいと思ったり、結構好いている。
黄「ああ、wwいや、女の子がああやって酔っ払ってたらどうやって押し倒そうか考えてた」
桃「やば、お前。心配して損した」
黄「wwww」
いつも通りの俺の変態キャラでみかさをドン引かせるこの流れ、嫌いじゃない。
俺の目線の先は、ロゼ一点だけ。
体型隠しのようなダボッとしたズボンとオーバーサイズのシャツ。そこから覗く鎖骨と筋肉が、酔っ払って少し赤く見えて、汗で光る姿を見て、きゅう、と喉が変な音を鳴らす。赤髪を無造作にかき分けて、覗くつぶらな瞳…
あの目に見つめられると、俺はいつも動けなくなる
黄「綺麗な顔しとんな〜…」
やべ、つい声に出て…ふと呟いたと同時に、ハッとして横のみかさを見る。聞かれたか…と思ったが、既にみかさは向こうのテーブルに行って新しいつまみを置いて、メンバーに絡まれていた。
青「ああ、みかさ、ありがとうなつまみ、一緒に食べよーぜ」
赤「みかちゃんありがと、まじで美味しいこれ」
白「うん美味しかったこれー」
紫「お前食いすぎ!!俺食べてないんだけどそれ!!?」
みんなの笑い声を聞きながら、洗い物の続きを終えようとする。
…が、最後に拭き終わった皿をしまう所が棚の1番上で届かない。俺は男性の中では平均的な身長のはずなのだが、めておらメンバーの中ではみかさの次に小さい。
みかさどうやってこれ取ったん…きっと俺がわからないだけでどこかに踏み台か何かがあるんだろうが、今みかさはメルトに絡まれて声をかけずらい。
黄「くっそ、…こんくらい届くっ…!」
ぷるぷると背伸びをして足を震わせ、危ない手つきで皿をしまおうとする。すると、案の定手を滑らせ、皿を落としそうになる。
やばっ…!!頭に落ちてきそうで、ぎゅ、と目を閉じる。
…あれ、落ちてこない、そう思い恐る恐る目を開くと、俺の目線の先の皿が後ろから伸ばされた手に支えられている。
赤「っぶねー…、大丈夫?らいと」
俺の後ろに密着するような形で俺の腰と持っていた皿を支え、そう囁いてきたのはロゼだった。状況を理解した途端、どくんと心臓が勢いよく跳ねる。腰を持たれてロゼにおしりが当たってるこの体勢、うわ、やばいあかんこれ、
この体勢あかん…っ
黄「す、すまんロゼ、ありが…」
ゆっくり振り向くと、思ったより近くにロゼの顔があり、互いの鼻がちょんと当たる。
しゅばっと急いで鼻を抑えてロゼから離れようとする。すると、ロゼは逆に俺の腰を引き寄せ、顔を近づける
赤「…なに慌ててんの?…らい」
優しい微笑みで、こてんと首を傾げる。
ずくんと体が反応するのがわかる。だめ、この雰囲気、「らい」呼びは、行為中だけの呼び名なのに、なんで今言うん
黄「い、いや?別に…」
いたずらっ子のようににこにこしてるロゼから目を逸らして、らい呼びをスルーする。
このままだと、隠しきれない、俺が今どうして欲しいか、何したいかが、
今日一日、ロゼの家に行けると楽しみにしながらロゼを見つめていた。でも、どうしても意識してしまうのだ。
今日はどうやって抱いてくれるの?体位は?プレイは?何回してくれるん?何回「かわいい」って言ってくれるん?
俺は変態だから、そんなことばっか考えてる
ロゼの顔を、体を見る度、声を聞く度、俺の理性はどんどん乱されていく。今日は特に重症だった。
黄「ロゼ、あいつらに見られたらまずいやろ、」
自分に言い聞かせるようにロゼの胸をぐいと両手で押す。しかし、そう簡単に動かない。ロゼはジムで体を鍛えている上に、俺よりガタイがいい。俺の力じゃ到底勝てない、その力の差を感じて、またドキドキしてしまう。
赤「んー?見てよらいと」
そう言われてロゼが指さす方を見ると、めておらメンバーみんなが各々の体勢で寝ている。
心音はらぴすの肩に寄りかかって、らぴすもそのままで寝ているし、メルトはみかさの膝を枕にして寝ている。その上には毛布がかけられていて、きっとロゼがかけてあげたんだろうなと思いつく。
赤「俺もさっきまであそこで寝てたんだけどさーメルトに蹴られて起きちゃったww」
黄「やば、あいつ…ふははww」
拍子抜けで、そう言って無邪気に笑うロゼにつられて俺も笑顔になってしまった。すると、
赤「あ、やっと笑った」
そう安心したような声でロゼに言われる。
え?今日結構笑ってた方やと思ってたんやけど…ぽかんとした顔に見えたのか、ロゼが「ん?」とまた微笑んで首を傾げる。
黄「なんで?」
赤「いや、今日らいと、ちょっと元気なかった気がして、ほら、ぼーっとしてるというか、笑顔がつくり笑顔だった気がしたから」
うわ、全部バレてるやん…
ロゼのことを意識しすぎてロゼに心配されるという何とも情けない自分の姿に飽き飽きする。
目が泳ぎ、焦っている顔をもろにロゼに見られ、ロゼもつい、ふはっと吹き出す
黄「…なにわろっとう」
赤「いや〜?らいとって、俺の前では表情豊かだよねぇ」
黄「うるさ、彼氏の前なんやから当たり前やろ」
赤「はいはいそうですね〜www」
そんなたわいもない会話をして、お互い気持ちが通じあったように、目を閉じ軽くキスをした。
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黄「んッ…ちゅ、んぁ、あ、んむッ」
メンバーの死角になるように、キッチンの床に押し倒されて、ロゼからキスの雨を浴び続ける。だんだんロゼの舌が俺の口の中を侵食していき、頭の中が真っ白になっていく。
息できない、酸欠で苦しい、でもキスをやめて欲しくなくて、必死に噛み付くようにロゼの首に腕を回す。
ロゼは一瞬驚いて、ふふと笑いゆっくり口を離す。糸を引いて離れるのが少し寂しく感じた。
赤「今日は積極的ですねーらいとさん、背中、痛くない?」
黄「だる、大丈夫だからはやく…」
少しからかわれてムッとすると、またロゼが優しく微笑む。でもその目は優しさなんてなくて、もう理性を失いかけてぎらついているのがわかる。俺を見てそうなってくれてることを感じて一層興奮してしまう。
赤「急かされたら止まんなくなっちゃうよ?いいの?」
ロゼがこれだけ余裕が無いところは初めて見たかもしれない。いつも優しくリードしてくれるロゼが俺に乱されてる姿が可愛くてえろくてめろくて、もう、頭の中がロゼでいっぱいになってしまう。
黄「いいにきまとーよ、すきにして」
ロゼは「ずる、w」と呟いて、俺のズボンとパンツを同時に下げる。いつもみたいにゆっくり剥がすのではなく、強引に脱がしてくる所にドキドキしてしまう。いちいち俺ばっかこんな意識して、なんだか悔しい気持ちになる。
赤「触るよ、下」
こくんと小さく頷いて、ロゼの手が俺のをやんわりと掴む感覚を得る。その優しさもつかの間、すぐに上下に動かされ刺激される。
黄「ッあ、はあッ…♡あ、あ♡」
びくびくと背中から首が仰け反る。先走りが溢れて、だんだんちゅこちゅこという音が大きくなり、じゅくじゅくという音に変わっていく。
ロゼの大きな手は、膨張した俺のさえ簡単に包み込んで刺激できるため、1人では得られない快感がくせになりそうになる。
黄「んぁあッ、♡ろぜ、♡ろぜぇ♡」
きもちい、きもちい、溶けてしまいそうなくらいきもちい、熱い、ロゼ、ロゼ♡
気持ちよすぎて訳分からなくて、首を横にいやいやと振る。ロゼは愛おしそうな目線を俺に落としてくる。
赤「ロゼだよ、ちゃんといるよここに、ほら、きもちいね、?しこしこしこ…♡」
耳元で擬音を囁いてくる。これをされるともう俺はダメになるって、ロゼはわかってる
中から何かがせりあがってくるのがわかって、だんだん目の前がぱちぱちと見えなくなる。
黄「あ、ぁはぅッ♡いく、ッ、いっく、♡」
赤「いいよ、いってごらん」
ロゼは優しくそう言って、一層激しく擦る。
黄「いッ、〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッあッ♡♡」
大きく腰をバウンドさせると共に、俺の腹にぴゅるるっと子種が飛び散る。ロゼはすかさず俺の腹をぺろぺろと舐め、敏感になってる俺はいった余韻で小さく喘ぐ。
赤「んッ、らい、上手にいけたね、えらいよ」
黄「はッ♡、ぁッ♡、はぁ、はぁ♡ろ、ろぜ♡」
えらいえらいと頬を優しく撫でられ、とろーんとロゼに身を預ける。ロゼはそれを嬉しがって、一つ提案をしてくる。
赤「そんないい子のらいちゃん、うしろは自分で解かせるかな」
そういって、俺の秘孔をすりすりと指の腹で撫で始める。いつもうしろはロゼの前で解かす、という決まりになっているのだが、
黄「…いやや、今日は」
赤「んー?どして?」
黄「…声、出すぎてまうやろ」
そう、俺は前よりうしろを刺激する方が喘ぎ声が大きくなってしまう。さっきもかなり我慢したけど、次は我慢できる気がしない。
赤「たしかにね、」
「こんなかわいい声、誰にも聞かせたくないかも」
はぁ、と息を吐いてギラついた目でそう囁いてくる。ぞくぞくとまた何かがこみ上げてくる感覚がする。
はやく、ロゼのが欲しい
黄「…ゆっくりでいいなら、声我慢できるかも」
もじもじしながら、手を秘孔に伸ばし、いつもみたいに指をズブズブ入れていく。
ロゼは驚いたような顔をして、すぐに俺の耳元で囁き始める。
赤「らいちゃん、従順でかわいいですね〜♡」
黄「うる、せ、♡茶化すん、じゃ、ねぇ…」
ゆっくり動かそうと思ったのに、気づいたら手が止まらない。ずぽずぽと音を立てて一人で触るのは、寂しさとともに、ロゼに全部見られてる恥ずかしさが襲ってくる。
黄「ッは♡、く、ッ、手、とまんねッ♡♡あ、ッ」
必死に下唇を噛んで、寝転がりながら刺激し続ける。それをまじまじとロゼに見られ、その羞恥が更に俺を興奮させる。
見ないでほしいのに、見てほしい
赤「上手上手、ちゃんと見えてるよ、全部」
そう囁いて、俺の耳を舐めたり噛んだりして攻めてくる。頭がぼわ〜っとする感覚がし始めたと共に、2度目の絶頂を迎えた。
黄「ッッあぁッ♡いくいく、はぁッ♡ぃぐッッ…♡」
小声で我慢しきれなかった喘ぎ声を漏らす。指が穴の中でぎゅーっと締め付けられているのがわかる。締め付けが落ち着いて、ゆっくり指を抜いた瞬間、ロゼにいきなり引っ張られ、うつ伏せにさせられる。
黄「…ッえ、ろ、ろぜ…??」
赤「らいちゃんいい子だから、今日は寝バックしてあげるね」
バックが好きと配信で言ってることがとうとうバレたか、と思いながら、ロゼに組み敷かれて動けないこの状態に期待と興奮が高まる。
両腕を背中でまとめて押さえつけられ、ロゼの力に負けてしまうことに更にドキドキしてしまう。
黄「やさしく、して」
赤「…ほんとは??」
黄「ッくそ、いじわる」
やさしくなんて、しないで
めちゃくちゃにして
涙目で期待を含んだ眼差しに気づいて、ロゼは後ろから俺の頬にキスをする。
俺の思ってることなんてお見通しみたいだ
赤「…お望み通り、」
次の瞬間、俺の中にロゼのがだんだん入ってきて、一気に奥まで届く。ずちゅっと音を立てて入った途端、軽くいってしまう。
黄「あ゛ッ…♡はぁ、は、ッ♡お、おく♡」
そこまで喘ぐタイプじゃない分、俺は声が出る時母音しか発せなくなる。いつも低い声が高くなることをロゼはいつもかわいいかわいいと言ってくれる。
赤「かわいい…奥まで届いちゃったね、ほら、ぐりぐり〜ってしてあげる」
ぐりぐりロゼのが俺の奥を圧迫する。気持ちよすぎて声すら出ないほど、はくはくと口を動かしてしまう。
黄「ッは、あ、あぁ♡♡♡んぁ〜〜ッッ♡」
仰け反りたくても、ロゼに密着されて、動けない。ただ体を痙攣させることしか出来ない。快感が逃がせなくて、ただ俺の下腹部に快感が注がれて、おかしくなりそうだった
赤「かわいい声、動くよ」
ゆっくりロゼのがピストン運動のように俺の奥を刺激する。だんだんパンッパンッと音が大きくなっていくのがわかる。
黄「ッ♡ッあ、♡ッあッ♡、はぁッ♡はぁあッ♡♡」
精一杯頭を仰け反らせて、口が閉じなくなる。突かれる度に声が出て、時にいい所に当たると嬌声が漏れる。
黄「ッはぅッッ♡♡」
赤「あは、やっぱここ好きなんだ、らい、ほらほら…たくさんここ、押し付けてあげる」
俺の好きなとこを把握し、ぐりぐりと押し付け、さらに後ろから腹をぐぐーっと押さえつけられる。中からも外からも責められ、息が止まるほど苦しく気持ちいい感覚に襲われる
黄「ッぉッ♡♡や、やぁ♡あ゛ッ、んぉ゛…♡」
汚い声が出てしまってもロゼは味をしめたように打ち付ける。寝バック特有のこの圧迫感がたまらなくだいすきだ。ロゼの体の大きさを直に感じられ、動く権利を与えられない感覚が俺を興奮させる。
すると
紫「…ん〜…うわ、寝てた」
赤黄「!!?」
心音がむくりと起き出す。キッチンの近くのトイレに向かおうと立ち上がり、近づいてくるのがわかる。
まずい、まずいぞ、この光景が見られたら…
するとロゼは大きな手を俺の口に被せ、ぐっと強く押さえつける。そのまま俺の耳元で囁く。
赤「大丈夫、らいは俺が守るから」
大きな手で押さえられるため、息が出来ず、ただ頭いっぱいにロゼの声が響く
なにこれ、すき、きもちい、いくッ…
黄「ふッん、ん゛ッ〜〜〜〜〜〜〜ッッ♡♡♡」
思わずのところでいってしまい、中を締める。驚いたようにロゼも余裕がなさそうにいく。
赤「ッあ、しめすぎ、…♡らい、たくさん搾り取って、ほら、でるでるでる…♡」
俺が締めた事で、ロゼのが脈打って俺の中に吐き出す。
黄「ん、♡ん゛ん〜〜〜〜〜ッッッ♡♡ん〜♡」
中出しされた感覚さえも快楽になって、連続イキが止まらなくなってしまう。それでも口を押えられて、声を出すことも息をすることも許されない。それが最高に気持ちいい。
そのまま頭がシャウトし、ふ、と目を閉じる。
_____________________
黄「…ん?」
目を開けると、さっきまでの固い床ではなく、メンバーみんなが寝ていたリビングで同じように寝そべっていた。横を見るとロゼがエゴサをしながら俺の頭を撫でている。
俺が起きたことに気が付き、「おお、らいとおはよ」と優しく微笑む
もう行為中でないためらいと呼びに戻ったことを少し寂しく感じながらも「おはよ、」と気だるげに返事する。
まだメンバーはみんな爆睡。さっき一瞬起きた心音もすっかり夢の中だ。
赤「腰、痛くねえ?」
黄「あぁ、ちょっと違和感あるけど、そんな気にならん」
赤「そ、ならよかった」
この空気が心地よくて、まだ2人の空間でいたいな、なんてわがままが思いつく。
すると、後ろからロゼがゆっくり抱きしめて、俺の体を包み込む。
温かい、大きい、安心感のある空気感
誰も知らないやろうな、俺がロゼにこんなメロメロで、ロゼが俺にメロメロなこと
赤「らいと、俺もわがまま言っていい?」
黄「…なに、珍しいな」
抱きしめながら後ろから俺にそう呟く。ロゼはメンバー内でもわがままを言うことはほとんどないため、珍しいなと思いつつ、俺にさらけ出してくれることを嬉しく思う。
赤「……もっとこうやって、ぎゅーしてていい?」
照れくさそうに、俺の顔を覗き込んでそういう。
ぶわっと顔が赤くなるのがわかる。普段お兄さんキャラでさっきまで俺の事をめちゃくちゃに襲ってた獣が、眉毛を八の字に下げて俺に甘えてくる。かわいすぎるんだよ、ほんとに
恥ずかしくなりつつも、ロゼが回して来てる腕をぎゅ、と握る
黄「言わんでも、離さんやろ、お前」
赤「んへへ、バレた?w」
カーテンから日差しが差し込み、メンバーがのそのそと起き始める。
大好きな人が横にいる日が、今日も始まった。