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信じて

1 - cishp

♥

311

2024年12月26日

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はじめに

・この作品はcishpです

・実在する方のお名前をお借りした作品になります。ご本人様とは一切関係ございません。

・腐向け作品、nmmnとなっております。こちらが苦手な方、理解のない方は閲覧をご遠慮くださいますようお願い致します。

・素人の書くものですので口調等おかしなところがあるかと思いますが、目をつぶって頂けますと幸いです。

・思いつきで書いたものなので話のまとまりがありません。暖かい目で見ていただけると嬉しいです

・あとがきあり有(飛ばしていただいて構いません)























その手が触れるのは俺だけでいい。

俺にだけ触れて互いが満足すればいい。

君が離れていくなんてことは無いのはわかっているけれど、君を独り占めしたい。

どこか熱を帯びたその指が俺の身体に触れる。

だんだんと上に上がっていくその手。

今からお前を喰らうんだという熱い眼差しを感じながらその熱に溶かされる。

案外自分は単純なんだと感じる。

どんなに不安になってしまっても、どんなに黒い黒い感情を抱えていても君にすぐ溶かされてしまう。

何か安心させるような言葉をかけられたわけじゃないがその行動の節々から愛を感じてしまう。

女性のように肉付きなんて良くないし、世間からみて細身な骨ばった俺の腹。

君の怒張が入れば分かりやすく膨れそうな、そんな薄っぺらい腹。

これになぜ君が唆られるか分からないが、君からの愛撫を受け取る。

その手つきは壊れ物を扱うかのように繊細で、且つどこかいやらしさがみえる。

その触り方がむず痒く羞恥が抑えられなくなった俺は体を捻った。



「んふ、腰動いてる」



これが猫撫で声というものなのか。

この世のやわらかいものを掻き集めたかのような声で言ってくるものだからその甘さに溶かされ頭はもう君しか考えられなくなっていた。

君のことしか考えられなくなったと同時にこの状況に焦れったさも感じた。

さっきまで不安だのなんだの騒いでいた自分が嘘かのように君の愛に絆されていく。



「な、ぁ、、も、いいから、それ、ぁ」


「ん〜?」


「なぁっ、ぁて」



君はニヤリと口角を上げる。

愛らしいものを見るような目。

いや、雄としての本能が目の前の獲物を貪ろうとする、そんなようにもうかがえた。

未だ俺の腹を撫で続ける手に声を抑えられず、小さく鼻から抜ける声を出してしまう。



「ん、、ふ、ぅ、、ぁ」


「これだけで感じてんの?」


「は、ぁ、かんじて、ぁ、へん、わ」


「へぇ〜。」


「あぅッ!?」


「勃っとるけど?」



なんて鼻で笑いながら俺のモノを膝でぐりぐりと押してくる。



「ぁゃ、あぁ、、ぃや、!」


「嫌なん?」

「自分で擦ってるくせに」


「は、こすって、ぁ、なぃ、ぃ」



嗚呼、今君が見ている俺はどれほど滑稽なものか

恥ずかしくてたまらない。

君から送られる快感に耐えられず善がり、その快感が物足りず自ら動いてしまう俺。



「今日積極的やね〜」


「ちゃう、し、、」




意地悪を楽しんでいるその笑った目はきっと俺への愛おしさからなるもの。

一瞬彼は動きを止めて俺の目をまっすぐと見つめた。



「なあ、そんなに不安そうな顔しやんといてよ」


「え、、?」


「惚けたって無駄やって」

「いっつも不安そーな顔してんのやから」

「もう少し俺からの愛信じたってええんやない?」


「は」



俺に返事をさせる間も無く唇に喰らいつかれた。






朝日の眩しさに目を覚ます。

隣には幸せそうに眠る恋人が。

いつまでもこの幸せが続けばいい。

俺の人生には、君の人生にはお互いが永遠に存在すればいい。

そんな気持ち悪い俺の思いは伝わっているのだろうか。


『もう少し俺からの愛信じたってええんやない?』


『は』


彼は酷く驚いた顔をしていた。

なんで俺の心が、そう言いたげな間抜けな顔。

確かにその瞳には俺しか映っていなくて、俺だけを見ていた。

永遠に視線の先には俺だけが存在していればいい。他の奴らなんか写すな。俺だけを見てほしい

そんな気持ち悪くて自分勝手な思いをぶつけるかのように昨日は長くゆっくり時間をかけて彼をどろどろに溶かし、苦しみを与えながら快楽も与えて、苦しみさえも快楽と捉えてしまうほどに愛した。

でも眠る前確かに彼は言った。


『おまえも、あんしんしてね、』


彼からの愛を信じていないのは俺の方だった。

俺をあやすかの様に暖かく弱い力の手を頬に添えて眠った彼は幸せそうに眠った。

不安にさせていたのは俺が愛を信じられていなかったからなのかもしれない、そう気付かされた。



「ん、、ci、?」


「あ、おはよ、起こしてもうた?」


「んーん」



眠そうに返事をする彼の髪の毛は寝癖が付いていてふわふわしている。

目を細め欠伸をする彼はまるで猫のようで頭を撫でる。



「、、、なに」


「んー?かわええなぁって」


「そ、」



そう言って布団に潜る彼。

きっと顔を赤くしているだろう。



「朝飯作ってくるわ」



そう言ってベッドから立とうとすると止められる



「どしたん」


「まだ、いい」

「、いっしょにねよ」


「もー可愛すぎやろ〜」



頭をわしゃわしゃとまぜてやる。

嫌そうな顔をするがどこか嬉しそうに口角は上がっている。

キスをしてやれば昨夜のような間抜け顔が目の前に。



「大好きだよ。」













あとがき

お久しぶりです。六弥です!

こちら今年最後のお話となります。


もう年末ですが皆様はどんな1年でしたか?

私は本当に色々あったなぁとしみじみ思います。いいことも悪いことも沢山ありました。全て自分の成長への道と捉えられればどんなこともへっちゃらなんですけどね!!!

でも、どうしても受け入れられないことや乗り越えられないことなんて沢山あります。それが某組織の事なんですけどね😢

未だに動画は見れずじまいです、、、来年こそまた好きと言えるようになりたいです。

来年はwtさんたちも活休してしまうので新年早々寂しくなりそうですね、、

実況者界隈に幸あれという感じですね。


私は昨年の大晦日に初めて投稿したのですがもう少しで1年がたちそうですね…

あれは今見ると下手くそ過ぎて恥ずかしいです🤦‍♀️

でも沢山いいねを貰った思い出の作品なので公開はし続けます。

1年、皆様からたくさんのいいねやコメント、フォローを頂き本当に嬉しいことがいっぱいでした。

お陰様でフォロワー様も160人を超えました。

まだまだ未熟で拙い文しか書けない私を好きでフォローしていただけていることが本当に光栄です。

投稿頻度は高くなることは無いかもしれませんがこれからも私の作品を読んで頂けたら嬉しいです。 皆様からのいいねが私の励みになっています。最初はただネットの方々の作品を読んで見様見真似で書いていたものを少し誰かに見てもらいたくて投稿したのが始まりでした。ですが自分が思っていた以上にたくさんの方から反応を頂けてお話を書くことが趣味になりました。まだまだ投稿を続けたいと思っているので暖かく緩く見守っていただけると幸いです。

フォロワーの皆様に幸せが訪れることを願っています。

それでは皆様良いお年を!


六弥

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