『今日も来ちゃった!』
「いいの?バレたら怒られちゃうよ?」
『へーきだよ!』
下民の僕と国王貴族の君、結ばれることが出来ないと分かって居てもバカな僕らは恋してしまうんだ。
ある日僕らは治安の悪い貧民街で出会った
僕が上級貴族に殴られている所に来たのは君だった
「ゲホッ、ゴホッ」
も「オラッ!汚ねぇんだよ(ボゴッ」
「ヒュー、ヒュー」
『あっ、あの辞めて下さい』
も「あ゛ぁ゛?んだてめぇ?上級貴族の俺になんか文句でもあんのか?」
『そうですか、ですが相手が国王貴族だったらどうですか?』
『金髪に青い目こんな特徴的な上級貴族は1家しかありませんが?』
も「くっくそがぁ!」
「あ、ありがとうございます」
『大丈夫ですか?』
その一言が無ければきっと僕は君に恋していなかった。
「はっはい!」
『何があったんですか?』
「あ、その僕が財布刷ろうとして」
『そうですか…』
《嫌われる》反射的にそう思った
「だっ、だってあいつらいつも貧民街の奴らを殴ってて」
『はい、』
「それで僕ついかっとなっちゃって」
『そうですか』
でも君は嫌な顔一つせずに黙って話を聞いてくれた
「ごめんなs(グゥー」
『ふふっ、お腹空いてるんですか?』
笑った、綺麗で可愛らしい、素敵な笑顔
『ちょっと待っててください!』
君はそう言って走り去ってしまったが5分ほど経つと息を切らして帰ってきて右手にはパンを持っていた
『あのこれ、良かったらどうぞ!』
君は満面の笑みでパンを手渡ししてくれた
「あ、ありがと」
「モグモグ」
『ふふっ』
「美味しい!」
『良かったですっ!』
(あぁ、ダメだと分かっているのに、無駄だと分かっているのにそれでも)
「好きだよ」
『…へ?///』
「好き」
『わ、わたしも…です///』
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