「ねぇ、ボワ。太陽の魔法使いが隣町の魔法学校の校長なのは知っているでしょう?」
「ええ、マチス。」
「お願いがあるのだけど…魔法学校に通う生徒に学校が危険なことを言って欲しいの。」
「マチスは言えないのかしら?」
「ええ、ごめんなさい。魔法団から口外は禁止されていて。」
「それなら…仕方ないわね。急いで探してくるわ。」
そんな会話が聞こえてきた。
私はこの魔法学校に通う予定の生徒だ。
この魔法学校は言っていた通り、
太陽の魔法使いが校長をしている。でもみんなは月の魔法使いの顔も知らない。私も知らない。
そんなことを考えながら歩いていた。
「この鐘は…、入学式がもう始まる!急がなくちゃ」
「何とか間に合ったけど…。さっきの会話が気になって仕方がないなぁ。」
「これより、クチュール魔法学校の入学式を始めます。
まずは魔力の測定をします。並びなさい。」
「並べましたね。では…ここに座ってリラックスして、深呼吸よ。」
一人目の生徒の魔力が測定された。この学校は魔力によってランクが異なる。
0〜50がCクラス。50〜100がBクラス。100〜200がAクラス。
200以上の生徒はSクラスだ。
「おぉ、なるほど。魔力は120ですね。Aクラスへ。」
一人目の測定が終わったみたい。
「ねぇねぇ、そこの子?」
「わ、私?」
「君しかいないでしょ?」
隣の子が話しかけてきた。びっくりして思わず声が漏れた。
「静かにしなさい。」
「す、すみません。」
「おこられてやーんの!てかさ、友達になんない?」
「私なんかもいいの?」
「もっちろん!よろしくね!」
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