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鬌 _ 死にたがりのかたつむり
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「また明日ね、。」私はこの言葉が本当に嫌い。
どうして皆、明日が必ず来ると信じ切っているのだろう
迷いもなく、軽やかに口にする。
「また明日ね」なんて、
本当に明日が来ると、どうして言い切れるの?
明日が来るかなんて、誰にも分からないのに。皆は笑って「大体来るよ」と言うけれど、
それは本当に分かっているの? それとも、怖いことから目を逸らしたいだけじゃないの?
考えれば考えるほど、胸の奥に冷たい塊が沈んでいく。
私は、生きることが苦手だ。
理不尽で矛盾だらけの世界。
生きる意味なんて掴めないまま、ただ時間に押し流されて、歳だけを重ねていく。
学生のままでいたいわけじゃないけれど 、
歳を重ねたくもない。
毎日は重く、けれど指の間から零れ落ちる砂みたいに、何も残さず消えていく。
守りたい人ができても、その人はいつか私を裏切るかもしれない。
ある日突然、目の前から消えてしまうかもしれない。
それは、誰にも分からないことだ。
どんなに願ったって、何ひとつ確かなものなんてない。
生きるって、こんなにも不安定で、
頼りなくて、胸が詰まるほど難しい。
「将来どうしたい?」
そんな問いをかけられても、私には答えられない。
明日を生きることすら望めない私に、
遠い未来の話なんてできるはずがない。
答えを持たないことが、さらに胸を締め付ける。
家に帰ると、玄関のドアを閉めた途端
、世界の音がすべて遠のく。
蛍光灯の冷たい光が薄暗い部屋に滲み、
壁に触れれば氷のように冷たい。
窓の外は真っ暗で、遠い街灯の明かりが歪んで見えるだけ。
耳に貼りつくような静寂の中、心臓の音だけが不自然に大きく響く。
私は、自分の身体に閉じ込められているように感じる。
呼吸を意識するたびに、胸がきつく締め付けられる。
心臓が重く沈み、肩から背中にかけて鉛のような圧迫感が広がる。
あたしの身体はどんどん小さく縮こまる。
酸素が足りない。
目の奥がじんじんと痛む。
世界が遠のいていく感覚のなかで、孤独だけがくっきりと鮮明に迫ってくる。
吐く息は途切れ途切れで、吸う空気は重く濁った孤独のようだ。
胸の奥に積もる暗闇が、肺を押し潰すように広がっていく。
目を閉じると、暗闇は身体の内側にまで満ちる。
皮膚の下、筋肉や血管を伝って、孤独は骨の隙間にまで染み込み、心臓をゆっくりと握り込む。
息を吐くたび、あたしの存在が少しずつ薄れていくみたいだ。
涙が頬を伝っても、すぐに冷えて、孤独へ堕ちていくだけ。
誰もいない、誰にも触れられない世界で、
孤独だけが確かで、正義なのだ。
…明日が来るかも分からない夜。
あたしは闇の中で小さく震えながら、重く冷たい空気を必死に吸い込む。
圧迫感と空虚さが全身を満たし、世界は遠く、届かない。
呼吸のたびに、孤独はあたしの身体を内側から侵食して、心臓に重く絡みつく。
そして最後に、あたしは静かな暗闇に溶けていく。
世界の片隅で、忘れられたまま、呼吸と鼓動だけが細く続く。
私の空間には、孤独しかいない。
コメント
1件
「また明日ね」の何気なさに潜む不確かさへの恐怖…すごく刺さった。胸の圧迫感や「孤独だけが確かで正義」って一文が特に重くて、息苦しくなるような感覚がリアルだった。生きる不安定さをこんなに生々しく描けるの、すごいよ。続きも気になる…無理しないで書いてほしいな🔥