はづもです( ᐙ 👐
特に話すこともないです青桃です(( あ
まじ話すこともないので!!!
夢のような夢の世界へ
いってらっしゃいᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ♡
個人雑談配信中、リスナーのコメントを拾いながらマイクに向かって1人喋る俺。
同棲している彼女のないこはきっと隣の部屋でいつも通り俺の配信を聴いていることだろう。
隣の部屋は俺とないこの寝室で、こちら側の壁に接するようにベッドが置かれている。
だから結構大きい声で話さないと端末からの俺の声が隣からうっすら聴こえるんだよなぁ…、
声を大きく出せば出すほど察しの良いないこは端末のボリュームを下げてくれる。
「 この夏でめっちゃ焼けちゃったなぁ~…、 しょにだとか肌めちゃ白いやんな、羨ましい~… 」
ピロリンッ
俺のスマホの通知が鳴る。
ないこには『 配信中は通知切ってね 』と会議の度に注意されているのに…また次の会議で忠告を受けるだろう。
「 あ…、ごめん通知切ってなかった 」
この『 ごめん 』にはリスナーへの思いもないこへの想いも込められていると思う。
2人で他メンバーの配信を見る時、稀にメンバーの端末の通知音が配信端末に入ると決まってないこは困った顔をして『 これはあってはならない事だなぁ…、 』と言う。
今頃隣の部屋でも小さくそう呟いているだろう。
「 やば~…、またないこたんに怒られちゃうよぉ~…泣 」
💬 ないこくんも大変なんですね笑
「 ないこくんも大変なんですね…まぁそうやなぁ…、w 」
「 2人で見てる時によく言ってるもんなぁ…、 」
日常の小さな幸せを思い浮かべながら話していたせいで、ついうっかりと口に出る。
あ、と言った時にはもう遅く、コメント欄は急に騒がしくなってしまった。
💬 え、2人でってなんですか!!!?
💬 ないふ一緒に見てるんですか!?✨️
💬 はぁ…ないふ…ないふっ…🔪🔪
コメント欄が分かりやすく沸いているのを見かね、意地の悪い性格がタイミング悪くここでチラついた俺は続けてこう口にした。
「 ごめんないこ、言っちゃった、w 」
「 これ… “ 2人だけの秘密 ” だったんに。 」
隣の部屋から微かに『 な”ッ…! 』と声が聞こえた。
今の声、配信に入ってないといいけど。
そしてないこはTwitterに呟いた。
『 お前後で覚えとけよ 』
馬鹿な彼女。
そんなこと今ここで言っちゃったら事態を悪化ささるばかりやろ、?w
コメント欄やTwitterのTLは勢いを増す。
流石に調子に乗り過ぎた。
このままだとないこにキツいお叱りを受ける為、適当にはぐらかして次の話題へと話を振る。
「 ……ふふ、w 」
今頃隣の部屋で顔を茹でたように赤くしてやってしまった…と猛省する彼女を思い浮かべてほんのり笑みが溢れたが、これはリスナーにもないこにも言わなかった。
ねえ連載むずいです助けて((
コメント
5件
もう連続で作品見たので口角宇宙ですよ
初コメ失礼します!めっちゃ好きです!続きが楽しみ!