この作品はいかがでしたか?
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どもども〜!プーメルですぬ!
ちょいちょいリアルが忙しくて低浮上中なんですぬ🐏💧(前頑張るとか何とか言ってましたが前言撤回させてもらいまs((((殴)
投稿が遅れてる間でもフォロワー様が沢山増えてくれてありがたいですぬ🐏🙌
今回はポトマ時代の太宰さんが怪我をしても隠すって言う感じのをしたいと思いますぬ🐏
もうそろそろ近々探偵社の太宰と仲間達中心のものも上げていけるようにしますぬ🐏💪
あと頑張れば、R-18も、下手くそですがあげていけたらなと、思っておりますぬ!
話長くなりましたぬね!では早速!どうぞぉ!!!ヌ
「おい太宰!待てよ!」
「何?僕早く次の任務迄に完成しなきゃいけないものとかあるのだけれど」
其れは、其の日は双黒の任務終わりの事で、敵の残党の完全壊滅だった。終わって早々部下に後片付けを頼み、僕は其の場から離れようと歩き始めた時だった。部下の安否確認が終わったのだろう。謎に部下にはお心遣いな素敵帽子君に声を掛けられた。
「お前、怪我してんだろ?」
何を馬鹿な。人のこと云う前に自分自身を見たら?鏡でも用意しようか?姿見でも用意しようか。見てご覧、口が切れて血が出てるし額から瓦礫でも掠ったのだろう、血は少し乾いてきてはいるがまだ流れてるじゃないか。先ずは自分を見ることを優先した方がいいよ。
そんな気持ちを、危うく滑ってしまう口を抑え、悪態を付けながらも、言葉を返す。
「何を云ってるの?僕は何処も怪我なんかしてない」
それに、と付け加え人差し指をピンと伸ばし中也に向ける。
「先ずは君自身を見るべきだ。何も怪我なんかしてない人に怪我だなんて云って、何?私見?」
「あぁ?違ぇよ。まぁ俺も怪我はしてるが大した事じゃねぇ…っておい!聞いてんのか?!」
中也の話を聞いてる程暇じゃないからね。僕は其の儘無視を決め、再び歩き始める。背後からは怒声が聞こえるが、暫くすると静まった。部下にでも呼ばれたのだろう。
待機させてた車に乗り、本部へ戻る。報告は中也に任せて (押し付け) 僕は自室に戻り、鍵を閉める。無機質で無駄に広い部屋の隅っこに有るベッドまで歩き、その体を委ねる。ギシッと木が軋む音が聞こえるが、それ以前に脇腹がズキズキと痛む。そう、怪我なんかしてないわけじゃなかった。あの時、偶々敵の乱射した銃弾が僕の脇腹に命中した。奇跡的と云って良いのか否か、弾は其の儘貫通した為埋まる事はなかった。
外套を羽織っていなかった儘、撃たれたその時は良かったと思えた。ワイシャツは白から赤に染まるだろうが、外套を羽織ればバレやしない。なんて思ったあの時の僕は馬鹿だったに違いない。中也には勘づかれたが何とか乗り越えられた。無駄に勘が鋭いのは可笑しいねやっぱり。
「っ…ぅ”う…ッぃ」
唸ってもどうって事ないのに、逆に痛みを感じることになった。何自分で自分の首を締めているのか。と云うか寝たい。眠たい。この後の任務は入ってない筈だし、資料は提出迄まだ時間はたっぷりある。並ば寝てしまおう。人間寝ないと死ぬって云うし、いや、死ねるなら試したいけど、きっと苦痛だろう。僕は痛いのも苦しいのも嫌いなんだ。唯でさえ傷が痛むというのに…。嗚呼、眠たくなってきた。
僕は睡魔に逆らうことの無いまま、瞳を閉ざす。暫くして、ふとした瞬間意識が浮上する。まだぼんやりとした視界が拡がる中、床からバイブ音が聞こえる。あぁ、携帯端末か。理解するのにも少し時間が掛かる程、頭の回転は宜しくないようだ。其れはそうと、誰からなのか確認しなくてはいけない。とは云うもの出なくて良いし、今は面倒臭い。が、出ないとでも後々面倒くさくなる。其れはごめんだね。
僕はベッドから体を起こし、足を床に着く。覚束無い足取りで歩きながら、寝る前にその辺の床に放り投げた外套から端末を取り出す。その場に座って居ても、辛いなぁ。僕は其の儘画面を覗く。瞬間、画面の光が目に入り込んだ。目が痛むが、何とか耐え表示された文字を覗き込む。誰かと思えば馴染みのある無駄にゴリラな蛞蝓だった。
「…もしもし?」
『あ、やっと出たな手前!勝手に押し付けやがって!!』
そして無駄に声も大きい蛞蝓だった。そんな嫌に活気ある声が頭にガンガンと響く。他者から見れば今の僕の顔はとても歪んだ醜い顔が浮かんでいるだろう。
「…あぁ、報告のこと?実に、有難いねぇ」
僕が惚けた様にそう云えば、癪に障ったのだろう。
『巫山戯やがって…ったく、先に戻った奴が何で報告もしねぇで自室に戻るんだよ』
「だって森さんには会いたくないしぃ、其れよりも面倒臭いし」
森さんに会えば直ぐに治療室へ運ばれるし、傷が傷んでもうその時は歩くのさえも苦痛だったし。
『手前なぁ…てか大丈夫か?』
「…ん?え?…何が、?」
魂消た(たまげた)真逆、彼の中也の口から大丈夫なんて言葉が出てくるなんて…。大丈夫なんて言葉、現場に居合わせた事しか聞いたことないのに、この場で聞けるなんて、明日はきっと雪が降るな。驚き過ぎて僕は呆気からんとした。
『いや、傷だよ。手前の』
「は、未だ言ってたの?僕は何処も怪我なんて」
『嘘吐け、お前無意識だったかも知れねぇが脇腹、抑えて顔顰めていたぞ』
何処迄僕のことを見ていたのだろう。真逆怪我の場所迄把握されていたなんて、僕としては不甲斐ないね。脳筋とばかり思っていたのだから。
僕は咄嗟に
「まぁ…うん、怪我はしてない訳じゃないよ。でもただ少し掠っただけでそんな酷くは無いし、自分で手当出来るほどの軽傷さ」
中也こそ怪我はどうしたの?なんて、問うと案の定、森さんに見てもらったという言葉が返って来た。
「ふーん、てか僕仕事しなくちゃならいし、切るね」
『あ、おう。てか報告、有難く思っておけよ』
「はいはーい」
中也は何か口にしていたようだが構わず通話を切った。数秒、シーンと静まり返った部屋で、僕はドンッと音を立て冷えた床に仰向けで倒れる。目の前には天井が広がっていて、その天井には何もない筈、だが、何故だろう。グルグルと渦を巻いている様にふにゃけている。目眩だろう。それが不快で気持ち悪くて、もう見たくないと思い目を瞑る。目を閉じても今度は自分自身がグルグルと、この部屋はアトラクションか何かなのか。身体を左右横に転がったりして和らげようとしたり (結果的に酔った)
この症状と格闘した末、多分、十分は経っただろう。漸く落ち着いてきた症状に一安心する。まだ半分気持ち悪さが残っているものの、吐くほどでは無い。
「っふ、はぁ…はぁ、ッ、は、ぁ…」
目眩が落ち着いた次は自分の息遣いが荒いのに気が付いた。これは参ったねぇ、と他人事のように思う。そこで遅れて気づく。完璧に体調不良じゃあないか。怪我からの発熱だろうか。
傷も痛いし熱で苦しいし、先程まで冷えていた床が自身の体温で熱くなっている。嗚呼もう、何でこうなったんだろう。判断を謝ったかな。
見破られた時素直になって頼れば良かったのかな…。でも、頼るなんて僕には想像つかないね。それか、中也の云った通り森さんにでも診てもらえれば良かったのかな。嗚呼でも、歩くのでさえも辛かったし、無理だったな。あ、でも携帯あったし、連絡すれば飛んできてくれたかな。森さん忙しいのに、そんな連絡して手を煩わせたら…否でも、日頃の恨みとしてそうさせるのも、悪く…、もう考えてるだけでも頭が痛いな。其れに又、眠気が…
僕は気付いたら眠っていた。もう今は眠ろう。
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お帰りなさいませ〜ぬ
ま、まあまあの出来はないぬか…?!
多分、気持ち次第で続いたりー?続かなかったりー?ですぬ🐏🕶
と云うか今更かよ!って感じの話なんですが、口調崩壊してないか…。。。って気づいたんですぬよ🐏
はい、では!また次回!2週間後お楽しみに☆
多分、2週間後、はい。多分、多分ぬ!!!
コメント
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見るのが遅れました!! 次回も楽しみに待ってます😊😊