テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
mn《》
rt「」
tt『』
wn《》
本編中伏字なし
とても長いので時間があるときに🤲
強引な設定有りなので広い気持ちでどうぞ
序盤はギャグテイストですが段々不穏(🔞)っぽくなります。ペア問わず🤝受けが見れて何でも許せる人のみ見てください。
その争いが生まれたのはマナがなんとなく始めた恋バナからだった。
《なぁ〜、リトって好きな人とかおるん?》
どうせリトの事だろうから本当の事は答えてくれないだろうと期待半分好奇心半分でそんなことを聞いてみた。
けれど返ってきた答えは予想外にもリトの本音だった。本音だとわかる理由はリトが質問に答える時に、小さい声で答える回答は大抵本音だからだ。
「俺、テツの事好きなんだよな」
《え、》
思わずド低音のえ。が飛び出しリトに笑われる。
それは無理もなかった。なぜならマナが驚いた理由はリトが本音を言ったからではなく、自分と同じ人間を好きになっているからだ。
《…俺も好きなんやけど。汗》
少し焦った表情でそう返すとリトは眉間にシワを寄せた。
「マジ?汗」
気まずい沈黙のあとマナが大きな声で言い放った
《リトには申し訳ないけどテツと結ばれるのはこの俺やからな!!》
「ハッ、上等だよ」
こうしてイッテツと恋仲になるのはどちらか。という漢同士の譲れない戦いが繰り広げられたのだった。
ーーーー
ちなみにその頃イッテツは2人の争いも露知らず、のんきに煙草を吸っていた。
『はぁ〜、ニコチンうめぇ…』
ーーーーー
それから2人はお互いに負けじと猛アタックを仕掛けるのだが、イッテツはハーレム系の主人公並みに鈍かった。
ことごとく2人のアピールをかわしては、かわし続ける。
〈2人共さぁ、テツのこと好きでしょ〉
イッテツには伝わらなかったもののウェンには伝わったらしい。
「……もしかしてウェンも?」
《嘘やろ?》
〈あ、僕は違うからね〜〉
「焦ったわまじでぇー」
危うくライバルが増える所を回避したところで、3人での話し合いが始まった。
《さすがにテツ鈍すぎひん?》
「わかる、どんだけスルーされたんだ俺達」
〈テツバカだからな〜〉
《悪口やめてな?》
「それにしても、どうすれば気づいてくれるか分かんねぇよ」
《あ”ー!あの鈍感ミームオタク!!!》
〈それは悪口じゃないんだぁ?〉
そんなイッテツに振り回されている2人を見てウェンはアドバイスをする事にした。
〈シンプルにさ、言っちゃえば?〉
〈好きだよ!って〉
もうここまで来ると回りくどい方法やロマンチックな言い回しは通じないのだろう。
ならば漢らしく直接気持ちを伝えるのがいいかもしれない。と2人も納得した。
《はぁ…ちょっといい雰囲気の時にいい感じに伝えたかったわ…》
〈あは、ロマンチストだもんね〜〉
「たしかにウェンの言う通りだわ、うん」
〈もうすぐテツ帰ってくるから2人共ファイト〜♪〉
そうして数十分後。ウェンの言葉通り鈍感ミームオタクが帰って来た。
2人はギラリとお互いを睨みつけた後、体をぶつけ合いお互い譲らないぞ。という強い意思をもってイッテツに近づいた。
『え、、っと……2人共どうしたの?汗』
妙に威圧感のある2人にオドオドしながらも何か言いたげなマナとリトの意図を汲み取り次の言葉を待った。
2人はスゥーっと息を吸い込んで大きな声で叫んだ。
「テツ!!好きだ!!!」
《テツ!!すきや!!!》
「《俺と付き合ってくれ!!!!》」
『?!?!?!?!』ビクッ
イッテツはいきなりのクソデカ告白に驚きを隠せなかった。何かのドッキリなのか2人はおかしくなってしまったのか。などといろいろな可能性を思考で巡らせた。
そして助けを求めるように近くで酒を飲んでいるウェンの方に視線を向ける。
〈2人共テツの事好きなんだってさ!〉
酒で上機嫌なウェンは2人の叫んだ告白を簡単にまとめてくれた。そういう事だがそういう事ではない。
恐らくウェンは自分の助けになってくれないと諦め、イッテツは目を泳がしながら答えた。
『えっと…考えときマス……汗』
「………」
《………》
「《分かった!!!》」
それからイッテツの返事が来るまで一次休戦となった2人だった。
マナとリトの告白を受けたイッテツは勢い良く自身のベッドにダイブした。
ボスッ
『ぁ〜〜2人共いきなりなんだよぉ』
枕をぎゅうっと抱きながらさっきの告白を思い出した。
“マナとリトが自分のことを好いている”
特にこの事実を知ったから何と言うわけではないのだが1つだけ納得できていないことがあった。
それはどちらかを選ばないといけない。という状況に置かれていることだ。イッテツは2人の言った“俺と付き合ってくれ”を=“どっちと付き合うの?”と捉えたのだ。
『ハーレム系の主人公かよ僕は…』
正直言えばどちら共好きではない。イッテツの中ではマナもリトも同じくらいの好感度で片方を選ぶつもりはなかった。
それから何日も経った
《なぁ、遅ない?》
「遅ぇな」
ソファでごろごろとしていたが流石に返事が来なさ過ぎるとお互い痺れを切らしていた
イッテツの事だろうからなんと言えばいいのか悩んでいるだろうと予想は容易い。
だがあっちの悩みなどどうでもよく、こちらとしては早く答えを出してほしいものだ
「よし…凸るか」
《やな…》
あまりに自然な流れで2人は立ち上がりイッテツの部屋へと向かった。
ガチャッッ.ᐟ.ᐟ
『なになになに?!?!?!汗汗』
ベッドの上で«某漫画»をイッキ読みしていたイッテツは、いきなり開いたドアに死ぬほど驚いた。
そして入ってきたメンツとその表情からなんとなく今から何が起きるのかを察した。
『あ、お返事の件の事とかですかねぇ〜?汗
いや随分待たせてしまってぇ、、その…』
ガバッ
『わ、っ』
リトは無言で近づいてベッドに座っていたイッテツの両手を掴んで押し倒した。
《よし、リト。そのまま抑えとってな》
『え、え?なになに怖いんですけど!』
「安心しろよ。テツが逃げないようにしてるだけだからさ」ニコ
都合が悪くなると逃げ出す悪い癖のあるイッテツを初手から封じ込めた。
それからマナはリトに抑えられたイッテツを見下ろしながら笑顔で質問した。
《で?テツの答えは決まったぁ?》
『ぅぐ、…』
声にならないうめきを上げながらイッテツはゆっくりと左に視線をずらした。
「お〜い、こっち向けな?」
グイッ
が、僅かな抵抗もリトの馬鹿力によって矯正されてしまう。
《1言言ってくれるだけでええんやで?》
マナは嘘泣きの動作でシクシクとしながらイッテツの方を見た。
『ん”ー、、、あーもう。分かったよ!』
こうなったら悪いのは自分じゃない!と決心して答えることを決めたイッテツははっきりと断りの言葉を口にした。
『どちらともお付き合いできません!!!』
『ごめんなさい!!!ほんとに!!』
「………フラれた」
《…フラれたな》
流石の2人もショックを受けて急激にしおらしくなる。リトは抑えていた手をゆっくりと離し、マナは嘘泣きの動作をやめて立ち尽くした。
そんな2人を前に少し申し訳無さを感じながらもイッテツはボソリととんでもない事を呟いた。
『それに僕にだって好きな人いるし…』ボソッ
きっとこの一言がなければこの争いはここで終戦を迎えていただろうに。
そこから怒涛の責められターンが始まった。
「テツ今好きな人いるっつったか?!」
《はぁ?!誰や!オリエンスの中におるか?!》
『そうだよ!』
「誰よ!その女?!?!」
《テツ!吐け!言うてみぃ!!》
『言わないもんね!』
「無理やり言わしてやる!」
《口手ぇでこじ開けたるぞ!》
『はーん!!やれるもんならやってみたらぁ?!』
「……………なぁ、マナ」
《テツ!答えてみぃ!!》
『言いませぇーん!』
「マナ!!!」
《テツ_!………リト、どうしたん?》
「オリエンスの中で俺達以外って……1人しかいなくね?」
『あっ』
《えっ?》
『あ”ぁ”ぁ”ーー!?!?!汗汗汗』
《え”ぇ”ぇーーー?!?!!》
イッテツは急激に青ざめ、マナは冷静さを取り戻す。
《テツ……ウェンの事好きやったん?!》
馬鹿3人があぶり出された瞬間だった。
〈たっだいま〜〉
《あ、、ウェンお帰りぃ…》
「おつー…」
〈え、何?元気なさすぎない?〉
酒や食材を買い終えたウェンがアジトに戻るとそこにはいつもより大人しいマナとリトの姿があった。
〈テツから告白の返事聞いた?〉
いつもと違う2人に気を使ってウェンなりに別の話題を出したつもりが綺麗に2人の地雷を踏み抜いた。
《あー、、返事な?まだやわぁ。汗》
「うん、ホラ…あいつ臆病だし。な?汗」
〈ふーん。そっか〉
そこまで興味があるわけではないのでウェンは2人の言葉を聞き流してハイボールを作り始めた。
それからモヤモヤとしながらも日付は進み、オリエンスで飲み会をする事になった
もちろんリトは酒を飲まず、マナも少量にとどめていた。
飲み会の途中ウェンがお手洗いで席を立つ。オリエンスの中で量をたくさん飲むので多くなりがちなのだ。
『あ、うぇんくんまたいっちゃったぁ…』
ほろ酔い程度に酔っていたイッテツがそう1言発した。マナもリトもそれに気づいてなんとなく分かった。
今のはイッテツのウェンに対する気持ちから来た言葉だろう。“好きな人が行ってしまった”という意味だ。
《なぁー、テツはウェンに告白せぇへんの?》
酔った今なら答えてくれるだろうと睨みイッテツに畳み掛ける。リトも知りたいことなので今は黙って聞いた。
『告白…ね。僕なんかがうぇんくんとそういう関係になれるわけないよ…』
『僕はうぇんくんのことをみてられるだけで幸せだし…ぃ?』
「んだそれ、遠慮深すぎだろ…」
自分はこんなに好きなのに。イッテツの事を好いていない奴に夢中なイッテツを見るのは辛かった。
《俺ならテツのことたくさん愛せるのに…》
「俺とマナはテツが好き。テツはウェンが好き…かぁ。……オリエンス複雑すぎだろ」
《ほんとやで…笑》
苦しく笑い合う2人の前でイッテツのまぶたはゆっくりと閉じた。
〈戻りましたよぉ〜…って、、あ。テツ寝ちゃったかぁ〉
《みたいやね笑》
「ウェンはまだ飲むんだろ?笑」
〈あったりまえじゃぁーん!まだ飲み足りないからねぇ?〉
こうして長い夜がまた終わりを迎えた。
3人の恋は叶わずに終わり、いつも通りに戻った…わけではなかった。
1人だけ心の中ではまだ諦めていない人物がいた。
《……これなら…》
「なんだよ、わざわざ呼び出して」
《リトはまだテツのこと好きなん?》
部屋に呼び出されマナに会いに行くと突然そんな事を聞かれた。答えはもちろんYESだ。
そりゃあまだイッテツへの気持ちはある。
でもそれがもう叶うことはないとも分かっている。
「好きなのは変わんねぇよ」
《良かった、諦めてへんのや》
マナの返事に答えると何故か安心したように笑われた。一体お前は何目線なのかと突っ込みたくなったが、マナの顔がその後真剣な表情へと変わったので何も言わないことにした。
《俺もな、テツが好きや。やから……どうすればテツが俺のこと好きんなってくれるかずっと考えとった》
「…気持ちは分かるけどよ。テツはウェンのことが好きだろ」
その事実がある限り2人の恋は叶わない。そしてその事実が変わることもない。
どうしようも出来ないのだ。
《テツがウェンの事を好きならそれを利用すればええねん!》
「…どういう意味だよ」
利用する?イッテツの恋心がどう自分達に繋がるのか訳がわからない。
なんて考えているとマナがある物を取り出した。
《これを使うねん》
「それ、テツのゴーグル?」
イッテツがヒーローとして戦う時に装備している見慣れたゴーグルが目の前にあった。
一見見た目はいつものものと変わらない気がする。そもそも何故マナが持っているのかよく分からない。
《もうこれは完成しとるから今日はウェンおらんし、今から試しに行こうと思ててん。リトもどう?》
「どうも何も、、マナの目的がよくわかんねぇよ」
謎に自信まんまんなマナにリトは困惑を隠しきれなかった。重要な説明部分が抜けているし、どこか恐怖さえも感じる。
《説明するより見たほうがはやいから》
そう言ってマナはリトの手を引く。
「お、おい…汗」
引かれてついて行くとイッテツの部屋についた。部屋の中では以前と同じようにイッテツが漫画に夢中になっている。
《リトはそこで待っとって》
そう言うとマナはドアを開け部屋に入って行く。リトはドア越しから部屋の中の声を聞いた。
《テツ〜》
『わッッ”?!?!』
『もー、マナくんかぁ。汗びっっくりしたぁ』
いきなり現れたマナに驚いているイッテツにニコニコとしながらマナは近づいた。
『あれ、それ僕のゴーグル?もしかして届けに来てくれた?』
イッテツが受け取ろうとした瞬間、マナは素早くゴーグルをイッテツにはめた。
ガバッ
『え”ッッ、何何ッ?!』
いきなり視界が変わったことに驚き咄嗟に顔に手を伸ばそうするとマナが横についていた謎のボタンを押した。
カチッと音が鳴り、それと同時にゴーグルから謎の音が発せられる。
キュウィウィィィン.ᐟ
『な、、、にこれ、、』
ドタッ
謎の音に聴覚が影響を受けた、と思えば視界も何故かぐるぐるとし始める。
立っていられなくなりイッテツはその場で両手をつき荒く呼吸をした。
『はぁッ……はぁッ…はぁッ、、汗』
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐると回る視界。耳に流れる謎の機械音。
イッテツの意識がぼんやりと薄くなる。
ガチャッ.ᐟ
「何が起きた?!汗」
部屋から聞こえた音に驚きリトが慌てて様子を見に入ると地べたで両手をつき苦しそうに息をするイッテツと、それを見下ろすマナが視界に入った。
「おいマナ、何しやがった?」
明らかに異常な状態のイッテツを見てマナを詰めると丁寧な口調で説明をし始めた。
《これでな、テツの視界に入った人はみぃぃんなウェンに見えるようになるねん。凄ない?》
嬉しそうに笑うと更に説明を続ける
《俺のこだわりはポイントはな?このボタンと反対のこっちのボタンを押すとゴーグルを半透明にできてテツの表情が見やすくなる所なんやけど》
ペラペラと訳のわからないことをいいながらマナが苦しむイッテツのゴーグルのボタンを押すと本当にゴーグルが半透明になる。
『ぅう……気持ち悪い…何、、これ……』
「テツ…」
リトは心配になりイッテツに触ろうとするとマナが止めに入った。
《まだ触ったらあかんよ。これからなんやで》
「テツに何が起きてんだよ!」
《やからぁ、俺らの事がウェンに見えるようにしとるって》
「意味わかんねぇよ…」
そんなことが可能だなんて到底信じられない。リトはマナの言う事の理解に苦しんだ。
《まぁ細かいことはどうでもええやん》
「どうでもよくねぇよ!!」
《はぁ〜………そうやなぁ。簡単に言えば“洗脳”ってことかね?》
「は?」
洗脳???
キュインキュインキュイイン.ᐟ
『ぁ……ぅ………ハァッ、ハァッ』
《あ、もうそろそろみたいや。リトは部屋出とってな。覗くのはええけど》
《ウェンが2人もおったら変やろ?笑》
“洗脳”と言う言葉を聞いてリトの思考は止まり、マナに言われるがまま部屋を出た。
「あいつ、何がしてぇんだよ」
とにかく確かめるために見てるしかねぇよな。無理に止めたところであのゴーグルの仕組みもわかってねぇ俺じゃ何もできねぇし。
そうしてリトはドアを少し開けて部屋の中から2人を見ることにした。
『ぅ……、、ん、?』
ようやく音が止まりイッテツが顔を上げた。
うまく頭が回らずフワフワとした謎の感覚の中、目の前にウェンがいる事を視認した。
『あ、れ…ウェンくん……』
さっきまでマナくんか居たはず、、あれ?
なんでウェンくんが…
まだ混乱しているテツにマナはゆっくりと近づき、そのままキスをした。
《ちゅ、、くちゅ♡》
『ん?!ぅ♡…は、、♡』
いきなり好きな人からキスをされてイッテツは混乱したがウェンのモノが勃っていることに気がついてなんとなく察した。
《、はぁっ…はぁっ》
『…は、ッ♡…ウェンくんもしかして僕のこと好きだったの?』
『僕もウェンくんの事好きだったから嬉しい…♡』
イッテツは嬉しそうな目でウェンを見て、それからズボンに手をかけた。
『僕、ウェンくんとえっちする想像しながら1人でずっとシてたから…///』
恐らくゴーグルの影響でイッテツの頭はうまく回っておらず大胆な行動に出る事に至ったのだろう。
壁にもたれかかり恥ずかしそうにしながらも1人で解していたアナを見せた。
く、ぱぁ♡
『ん、♡挿れていいよ?ソレ』
《………》
なんやそれ、ウェンの事を思いながら?。ほんとテツって純粋で可愛すぎるわ。
マナはウェンに嫉妬心を抱きながらもイッテツと繋がった。
ずぷんッ♡
『あ、ッん♡入った…ぁ』
パンッパンッパンッ♡
『あっ♡あッ♡気持ち///ん、、♡♡嬉し、…うぇんくん僕のこと、っ♡好きじゃないと思ってたから…♡♡、んぁ♡///良かった』
《うん、そうだね》
関西弁を出さないようにしながらそう答える
パンッパンッパンッパンッ♡♡♡♡
『ん”ぁ♡うぇんくんッ好き♡♡うぇんくんっ♡うぇんくん♡♡ぁっ///♡♡んんッ♡』
そんなにウェンの名前呼ぶなや…頼むから
《1回黙って》
『んむッ?!♡♡ん”−〜っ♡ち”ゅ、く♡♡』
マナは強引にキスで口を塞ぐと更に腰を早めた
ズチュッズチュズチュッッ♡♡♡
『ん”ん”ッッッ♡♡♡ぷ、は…っ//あっ♡あ♡♡イく……イッち”ゃ、、ぁ……ッ♡』
ビクビクッ♡
イッテツの体がビクンと痙攣したあと先端からびゅくびゅくと白い混濁液を出し、それと同時にマナもゴムの中を白い液で満たした
『は、ッ///♡…ぁ……』
ピクピク
《ハァッ‥ハァッ//》
今まで好きだったイッテツと繋がれたことに興奮しながらも落ち着きを取り戻すようにマナは立ち上がった。
『あ、どこ行くの?』
《….ちょっと待っててね》
イッテツを安心させるように笑顔を作ると部屋を出てリトに話しかけた。
「な、、、なんだよ」
《リトもええよ》
「….いいって、何が」
《テツとあんな事やこんなことしたいやろ?今なら何でもし放題やで》
「そんなこと..!」
《まーまー、一旦入りな》
マナに促されてリトは渋々部屋に入った。
「…テツ、」
『ウェンくん、大丈夫だった?』
すげぇな、ほんとに俺の事ウェンに見えてんだ。でも俺は…..テツに触れられればいい
マナを止めようと思っていたリトだったが無防備なイッテツを前にして今までの気持ちが爆発した。
それからリトは優しくイッテツの頬をなぞったり頭を撫でたりする行為を繰り返す。
『ふ、笑ウェンくん急にどうしたの?』
イッテツは顔周りをペタペタと触られ笑いが溢れる。
「触りたくなっただけだよ」
『そう?笑』
『…….』
ガバッ.ᐟ
「ぅお、テツ_?ん”ん”ん”ッッ♡♡♡」
イッテツはいきなりリトを押し倒してキスをし、激しく舌を絡めた。
『んむ♡♡れ、、ろ♡ん..ちゅ、♡♡♡』
一方的に激しくキスをしたあとイッテツは顔を上げて悪戯っ子のように笑った
『えへ、僕からキスしちゃった♡』
《ん”……///》
なだそれ、可愛いすぎだろ
ウェンにならういうこともするのか、と思うと心が痛んだ。きっと今こんな事をしていなければ知ることも無かっただろう。
『ねぇ、もう1回シない?』
「しない……」
イッテツの誘いをリトは即答で返した。するとイッテツは不満そうに近づいた。
『なんで?』
「……なんでもだよ」
『……ぅ』
諦めたか、と安心するとイッテツはリトの股間を軽く触りながら涙目で懇願した。
『お願い……あと1回だけ………泣///』
「………クソッ」
ドンッ.ᐟ
『、わ、、ッ///』
「やらないつもり……だったのに」
好きな人からこんな風にお願いをされて、断れる男がこの世に何人いるだろう。
リトのモノはみるみる大きくなりイッテツのナカへゆっくりと繋がった。
グプププ♡♡
『ぁ”〜〜ッ…♡♡、、ん”、……ふ////』
なん、かさっきよりおっきぃ?
っ、、♡まぁいっか。うぇんくんと両思いだったんだ、し///
ずちゅっずちゅ♡ずちゅッ♡♡
『きも、ちいぃ///♡♡んん”〜ッ♡うぇんくん、好きだよ、…ぁっ♡すきッ♡♡♡』
リトの下でイッテツは甘ったるしく喘いだ。
「…ハァッ、テツ、テツ」
リトは複雑な気持ちになりながらもずっと憧れていた行為を欲望のまま実行した。
ずちゅ♡ずちゅッずちゅッ♡♡♡
『ぁ”ッ♡そこ気持ち……///♡♡♡』
ゴンッ♡ゴチュッ♡
『ほ、、ぉ”〜ッッ、ッ♡♡♡』
「、や、ば…」
『ナカだして…ッ♡♡いいよ?//』
ゴチュンッ♡♡♡
『ぁ”へ…イ”っっ♡♡くッッぅ♡♡♡』
ビュルルッ
リトはイッテツの絶頂と同時に外へ出した。
ナカへ出したら超えてはいけないラインを超えてしまう気がしたからだ。
『はぁ…っ///………出しても良かったのに』
「腹壊しちまうし、」
リトが答えるとイッテツはその場で横になり目をつむった。
「…テツ、眠い?」
『うん、ちょっと疲れちゃった…かも……』
片想いだと思っていたウェンと両想いだったとわかり、安心感や疲れでイッテツは寝てしまった。
カチャリ
それと同時にマナが部屋へ入りゴーグルのボタンをポチリと押した。
《良かったやろ?♡》
「良かった…けど、複雑だな」
《まーええやん?お互いいい気分になれて》
「……てかこのあとどうすんだよ」
結局流されてしまった自分を後悔しながらもこのあとのことを心配した。
今のイッテツはウェンと両思いになれたと思っている。もし今の状態でウェンに会えば矛盾が生じて大変なことになるだろう。リトがそう心配して聞くとマナはそれも見通していたようで説明した。
《なんにも心配することないで?これをつけとった記憶は全部消去されるからな》
「はっ、どこまでも便利な機能だな」
《ちょっとライに頼んで協力してもらってるからなぁ》
「ライが?よく協力してくれたな」
リトは自分の作った物がこんなふうに使われるのを容認しているのか。と疑問に思った。それに、ここまで凄い物が作れるならもっと別のことに使うべきだろう。
《ライには別の使い道言ってあるからな》
「あー、なるほどな」
それから2人はウェンがいない時を見計らって同じことを繰り返した。
ぱちゅッ♡ぱちゅッ♡♡ぱちゅッッ♡
『ん”ぁッ♡ぁっ♡♡好き、ぃ”っ//♡♡♡♡うぇん、くッ♡』
《もっと突いてあげるね♡》
『ちゅ、♡ん、ぅぅ♡♡はぁッ///』
「ん、、は///可愛い」
そんなある日ウェンが3人を集めて話を始めた。
〈ねぇ、何か僕に隠してることなぁい?〉
ムスっとした表情で3人を睨んで見渡した。
どうやら自分抜きでイッテツとマナとリトが何かしている事を薄々感じていたらしい。
イッテツは記憶が無いのでキョトンとしていたが、マナとリトは心当たりがあるので内心少し焦った。
『何も隠してないと思うけど…』
〈そう?とくにマナとリト怪しいんですけど???〉
「なんで俺らだよ?!」
〈テツが隠し事を上手くできるわけないじゃん???〉
『なッ!聞き捨てならないなァ、それは?』
イッテツがプンプンと怒るとマナは笑ってウェンを宥めた。
《はははっ笑たしかにテツ隠すの下手やしなぁ笑それに、俺らも何も隠しとらんから安心してな?》
〈……ならいーけど?〉
「ま、誤解が解けたなら良かった」
『ちょっとぉ?僕が隠し事下手なのにみんな納得してるのが納得いかないんですけど?!』
《そこは事実やし、な?》
「だな」
〈意義な〜し〉
『ぐぬぬ、貴様らァ』
〈ふはは笑笑笑あぁー良かった〉
ウェンはいつも通りの3人に安心したようで疑いの気持ちはなくなったらしく、ハイボールを作り始めた。
『僕だってみんなに隠そうと思えば隠せるけどねぇ??』
「どーだかな笑」
〈無理だろぉ笑笑笑〉
《ハハハッ笑》
『___!!』
〈______〉
《笑笑___》
「_____?笑」
そして夕方
リビングに居たリトにウェンが話しかけた。
〈じゃ今日はご馳走作っちゃうから食材買ってくるね?〉
「え、ご馳走作ってくれんの?なんで?」
〈んー、僕の3人への疑いが晴れた記念日だから!ってところかなぁ?〉
かなりウェンには気がかりなことだったらしく、安心できたことが相当嬉しいようだった。リトはズキリと痛む心を抑えて笑顔でウェンを見送った。
「んじゃ、ご馳走楽しみに待ってるから」
〈まっかせてぇ〜〉
〈あ、マナとテツは?〉
「ん、、あー……多分部屋だな」
〈そっか、まぁご飯まで時間あるしゆっくり買ってくるから2人にも伝えといて?〉
「ん、分かった!」
バタン
リトはウェンが車を出した事を確認するとゆっくりと階段を登った。
「…………」
《あ、ウェン行った?》
部屋の前ではマナが嬉しそうに笑いながらリトを待っていた。
「……うん、行った」
少し暗い表情でマナに伝えるとマナはいそいそとイッテツの扉を開ける。
そして部屋の中にはゴーグルをはめたイッテツが地べたに座っていた。
《ちょうど準備できたとこやで?♡》
「そっか、リビングに音が聞こえてくるか心配だったけど良かったわ」
そうしてマナはイッテツに近づいた。
『あ、やっときた……』
マナがイッテツの目を見るとイッテツもマナの目をとても愛おしそうな目で見た。
《待たせてごめんね?》
この目に俺らは映っとらへんけど…………それでも、、
マナはイッテツの頬を優しく撫でて顔を近づけた。
《テツ、好きだよ》
そしてイッテツもそれに応えるように呟く
『僕も……僕も大好きだよ』
『ウェンくん』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
終わり
長かったですが見てくれたありがとうございます🥹
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!