━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━腐向け作品
地雷注意
健全さんは回れ右
屋上組が好きな主が書いた下手な作品です。誤字ってたら教えてね
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_____次の日。朝起きてすぐに思った事は、「暑い」だった。
寝ている間に汗をかいたのか、布団が湿っている気がする。
ゆっくりと体を起こし、リビングへと向かう。
「おはよう、瑞希」
「え?」
声のした方を見る。
だが、そこには誰もいなかった。
(空耳かな?……)
ピロン、とスマホが鳴る。
先生からだ。
「ええっ!また補習……」
まぁ、昼からでもいいやと思い無視する。
とりあえずシャワーを浴びたい。
「ふぅ……」
やっとサッパリした。
髪を整えて着替える。
スマホ見ようかなと思い見てみると一言。
「屋上で待っているよ。」
はぁ、と深いため息をつく。
「昼からでもいいと思ったけど、行ってあげようかな」
昨日のことを思い出す。
「ボクらっ……関節キスしてッ///」
「類は気づいてるかな…ううっ…」
気が落ちながらも学校へ行く。
屋上に着いた。
「瑞希、遅かったね」
優しく声をかけられる。
「そうかなぁ?早めに来たつもりなんだけどなぁ」
「ふふっ、そうかい。」
類も少し微笑む。
その笑顔はどこか寂しそうな感じがした。
そして、類の顔を見た途端に思い出す。
昨日のことを。
あの時、ボクらは関節キスをしてしまったのだ。
恥ずかしくて死にそうだ。
すると、類が口を開く。
「ふふっ、瑞希は覚えているかな」
「え?…何を?」
「昨日の事だよ。
瑞希が食べたアイスを僕が食べたから…」
覚えていたんだ。と思い安心しようと思ったら、
(これ逆に安心できないじゃん!
類に関節キスをしたことバレてたら…)
心臓がバクバク言っている。
でもそんなことは知らないかのように、 類の口から自分の予想していた言葉が出てきてしまった。
それは……. ______
「関節キスをしてしまったね。」
「あっえっと…」
深呼吸をする暇もなく類は話してくる。
「言い訳をする気かい?ひどいねぇ,瑞希は」
「ちがっ、
類が食べたいって言うからあげたんでしょ!」
「そうだね、関節キスをすると言うことが分かっていたら?」
「言い訳なんてしてなっ…
え?」
思いもよらない言葉に黙ってしまう。
関節キスをすると言うことがわかっていたら…
「わざとやったんだよ。フフッ」
考えていたことの答えを類が言う。つまりだ。
ボクとの関節キスを狙っていたということだ。
理解した瞬間顔が赤くなるのを感じた。
それを見てなのか、類はボクの手を握ってくる。
いつもなら振り払うのだが、今は何故かできなかった。
そのまま手を握られながら、ボクはずっと考え事をしている。
何故類はボクと関節キスをしたかったのか?
そんな問いが頭の中から出てくる。
その答えは…
「ボクの…ことが…好きだから…?」
「そうだよ。
瑞希、付き合ってくれないか?」
「あ……うん……。いいけど……?」
告白された事に動揺しながらも返事を返す。
すると、類はニコッと笑いボクの方を見つめてくる。
とても嬉しそうで幸せそうな表情だった。
『類(瑞希)、愛してるよ。』
二人同時に発したこの言葉は、空へと消えていった。
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読んでくれてありがとう!シリーズものじゃないって言ったけど、なんか後日談書いてみたかったから書いてみたよ!! お疲れさまでした!(*^^*)
コメント
5件
ウーン?なんか、うちの周りには、すごい人が沢山いるなぁー