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夜明け前の風
チリチリと泣く
不幸な虫
朝を待つ私と比べた
色を変える
空から聞こえる
カラス
仲間を呼ぶ
私を知らぬまま
形を変える
時間についてけないのは
きっと私が籠の中
閉じ込めているから
でも
もう少しくらい
いいや
疲れちゃった
なんてね
変われるはず
思うことが馬鹿らしくて
また目を開ける
空
ぼんやりとした色
明日が今日へ
どれだけ経った
きっともうすぐ夜明けかな
じっと私は待っているよ
ねぇ
みんな迎えてくれるかな
誰も怒らないかな
こんなこと
失礼かな
私は
たくさん泣いた
涙も
かわいた
動かぬ目で見ている
光に絶望する
あぁもう
やるしかないのに
動いてよ
私役立たず
苦しくても
お腹は減るから
眠れなくても
お腹は減るから
生きてるから
死んでいないから
お腹が減るの
こんな時にだけ