凛=「」冴=『』
凛sid
俺は『兄貴』に捨てられた。
捨てて欲しくなかった。
どーせなら俺を捨てた理由が聞きたかった
けど、今更聞けるわけがない
冴sid
俺は「弟」を捨てた。
捨てたくなかった。
どーせなら凛を捨てた理由を言いたかった
けど、凛は ‘‘ あ の こ と ,,(ナイトスノウの理由)を話しても
一生は許して貰えないと思う
「好き“だった”」
『愛して“た”』
「にいちゃん!」
『なんだ?凛』
「にいちゃんと俺で世界一になろうね!」
『嗚呼なろうな凛』
「うん!」
『帰りはアイス買うか?』
「やった!アイス!」
嗚呼…
「あの頃に戻れたなら」
『はぁ゛、はぁ゛凛!』
「兄貴、今日は月が綺麗だな」
『凛!やめ…。』
「じゃあな」
ぎゅ
「へ、?」
『凛、辛かったな…』
「辛いに決まってんだろ?!兄貴に捨てられて!」
『ッ、!ごめんな捨てて』
『よし、』
『凛が死ぬならにいちゃんも死ぬ。』
「は、?でも”にいちゃん”が死んだら世界一のミッドフィルターになれないんじゃ?」
『俺は凛と向こうでも笑えれば良いんだ』
「!」
『俺と一緒に飛びよう凛』
「うん…、!」
ガシャ
健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
『凛』「冴」を愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、向こうでも二人であの頃みたいに笑えます様に。
グチャ
〜ハッピーエンド¿〜
コメント
2件
めっっちゃ好きです……