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恐神side
今日、僕は人生がめんどくさいので自殺をしようと思う
まぁ誰かしら
「はぁ?人生めんどくさいだけで自殺すんな!命大事にしろ!」
とかほざくんだろうね、でも自分の命は自分の物だ
他人が何か言ったって僕にはなんにも関係ない。
僕が死ぬのも、生きるのも僕次第だ
それを他人が止めるなんてどうかしてるよ。
っと話が脱線してきてるな……
『誰に説明してたんだか、謎だ』
とりあえず自殺に最適な場所に行くか
『ふむ…この川がよさそうだ、深さもいい感じ』
僕は川に手を突っ込みこの川の深さと温度を確かめている
『うん、少しあったかい……夏だからか、これなら寒さで目を覚ますことはないだろう』
と言い僕は睡眠薬を口の中に放り込みペットボトルの水で流し込む
『ふぁッ〜……このまま寝ないよう、川に早く入ろう』
僕はバシャッと音を立てて川の中に入る
多分、数時間は経った……
だが死んでいない
『…?』
目を開けると白い天井が見えた、不審に思い
周りを見渡すとまるで保健室のような場所にいた
『どういうことだ?』
と言うとどこからか女性の声が聞こえた
??「おや?もう起きたのかい、体に異常はないかい?」
『……』
僕は上半身だけを起き上がらせ、手を握ったり開いたりする
『はい、どこも不調はありません、それどころか昨日、突き指したのに痛くないです』
??「それは良かったよ」
女性は笑顔でそう言うと”太宰を呼んでくる”と言い部屋を出ていく
『だざい……?』
聞き慣れない人の名に不思議に思っていると
先程出て行った女性と茶髪で包帯を巻いている男性が部屋に入ってくる
多分、茶髪の男性が”太宰”という方なのだろう
太宰?「やぁ、元気かい?」
『はい、とても元気です……ところであなたが太宰という方でしょうか?』
太宰「嗚呼、そうだよ私は太宰、太宰治だ」
よかった、この人が太宰さんで合っていた
『僕は恐神 慈恩です』
恐ろしき神と書いて恐神
慈しむ恩があると書いて慈恩
太宰「ところでキミはなんで川の端で寝ていたんだい?」
『あ〜……自殺しようと思い、入水を試そうと…』
太宰「……何故だい?」
『え?』
太宰「何故キミは自殺をする?」
太宰さんは突然そんなことを言う
“何故自殺をする”それは特に考えていなかった
人生がめんどくさいから?いや、僕はそんなにめんどくさがりじゃなかったはずだ
じゃあなぜ?なぜ僕は自殺をしようと……
あぁ、思い出した…
『人生に、生きる価値なんてないからですね』
太宰side
慈恩「人生に、生きる価値なんてないからですね」
慈恩くんは少し考え込んでいると、俯いていた顔を上げ
どこかで聞いたことがあるような台詞を言った
『っ…はは!そうかい!』
私は堪えていた笑いを抑えることが出来ず、笑ってしまう
与謝野女医が少し驚いた顔で「あの太宰があんな顔を…」と小さな声で呟く
恐神side
『えぇ?』
太宰さんが突然笑い出して女性が少し驚いた顔で何かを呟いたが聞こえなかった
太宰「はぁ〜……ふふ」
『なんで笑ったんですか?』
太宰「いや…少しね」
と言うと太宰さんはキリッとして表情で僕に提案して来た
“私の恋人にならないか”と
『え、遠慮します』
もちろん僕は断った、出会って数分の人に告白するか?普通
太宰「残念、振られてしまった」
『あ〜……とりあえず帰っていいですか?
助けてもらった事は感謝してますが生憎手持ちがないのでお礼は後日します』
と言い僕は即座に帰宅した、あんな気まずい場所にいたくなかった
だから、太宰さんがこんなことを呟いてるなんて知らなかった
太宰「ふふ、
続かないよ、読切だからね
1500文字書いたの久しぶりだよ
読切だから内容は詰めるだけ詰めた…!!
てか読切は何気に初めてだから疲れた
そして最後にやってみたかったやつ
太宰「いいね」
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