ひまわり

冬に夏の話書くなよ…って自分に思ってたら

3月って春だわって今更気づいた

黄：赤､散歩行かない?

そう君を誘ってみる

夏休みもそろそろ後半に突入しようとしている頃

毎日課題に追われていた僕達は

｢青春｣

この2文字を感じずに過ごしていた

黄：せっかくの夏休みだし､

黄：少しくらい外の空気も吸お

赤：わかった､!

黄：うわぁ…あっつ…

赤：ここほんとに地球?

黄：一応地球

赤：一応か〜w

ずっと涼しい部屋の中で過ごしていた僕達は

まるでアイスのように溶けそうだった

こんな暑い中でも

赤：手繋ぎたい､ｯ//

そう誘ってくる君の顔が真っ赤なのは

暑さのせいにしておこう

黄：お､今年もひまわり畑になってる

赤：ひまわり!

毎年家の近くの畑にひまわりが沢山咲く

夏になると無料で入れるようになる為､

ちょっとしたスポットになっている

赤：写真､撮ってよ

そう上目遣いでお願いされたら

受けるしかないじゃないか

黄：はい､ちーず

赤：へへ､/

赤：俺可愛い?

黄：とっても可愛いよ

赤：んふ､//

赤：黄ちゃん髪の毛も帽子も黄色いからひまわりに混ざって迷子になっちゃうね

黄：なんだって!!

黄：そんなこと言う悪い子は…

黄：こうだ!!(赤持上)

赤：きゃははw

赤：降ろして〜!!ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

黄：やだね〜

黄：このまま帰ろっか

赤：やだ､ｯ//

赤：恥ずかしい…､//

黄：何今更恥ずかしがってんのw

赤：だ､だって…ｯ!

黄：はいはい

黄：帰りましょうね〜

赤：む､…ｯ

この一連の出来事が同級生達に見られていたのはまた別の話…