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どうこうしている間に、朝になっちまった。
俺は連れてこられた家には入らず、外で朝が来るのを待っていた
俺はイタズラが好きで、よく家を入り回る。
俺自身迷惑なんて思っていなかったけど、どうしたもんか視える人には迷惑がる
俺の姿を勝手に視て、勝手に怖がってお払いをする。あぁ、自分勝手過ぎんだろ
俺は、そこら辺にあった石を思いっきり蹴った。
(ッ…い、)
足が痛んだ。
運動してなかったから、筋肉痛ってやつだろうか…
俺は縮こまって痛みに耐えていた
数分立ったあと、俺は新之丞の様子が気になった。アイツは生きているだろうか、そう思った
新之丞をこっちの都合で、勝手に死なすのは気が引ける。だが、生きているはずがないと、ネガティブな思考が頭に入ってくる
「会いに行きたいけど…行けねぇよ、」
会いに行ってしまったら、これ以上を求めてしまう。俺は、寂しいんだろうな
誰かに、そばにおって欲しいと願うのは駄目なのか
「よし、会いに行く。」
いつまでも弱虫では居たくないと思って、俺はネガティブ思考を捨ててその場を立った
無心に走っていた。部屋に入っていいとは言われていない。
駄目とも言われていない。
「新之丞、」
新之丞の匂いを辿って、新之丞が居る部屋を無心に探した。
(ここだ!……ぇ)
俺は扉を思いっきり開けた。
横になっている新之丞が、そこにはいた