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あれからよく3人で遊ぶようになった。
実はみんな家が同じ小学校の校区内にあった。
だから遊ぶ時はいつも佐久間の家に行ってくだらないことで時間を潰しまくった。
そんなことをしてるからだろう。
時が過ぎるのがはやすぎる。
ふっかと佐久間は成人男性に。
俺も高校2年生。
(高校はちょっと頭のいい高校に電車通学)
ふっかは大学も卒業して、就職先を探していた。
そんな時だった。
一件の通知がきた。
たつ 就職先決まった
ええええええええええええええええええ
あの化け物が!?
大介 おっめー!
Ryo ありえない
おめでとう
たつ あざーっす!
大介 どこになった?
たつ コンビニの店員
いや、驚き半分返せ。
確かに立派なお仕事ですけど?
大介 想像してたやつの半分だった
たつ 社会を甘く見るな
Ryo 急に刺さるやつやめろって
たつ いいこと言ったっしょ
たつ え、既読無視!?
大介 反応しにくい
Ryo わかる
たつ あー、悲しいわー
まぁ、そうだよねー
いつまでもふっかをいじって生きていてもしょーがないもんね…
f「それと俺、引っ越すから!」
a「え!」
s「うおー、マジか」
f「これからしばらく3人で会えないな」
s「かなピーマン🫑」
a「そっか」
なんか、もう、ふっかとお別れみたいじゃん
あのやりとりから6年
俺は上智大学を卒業し、佐久間はアニ●イトみたいなところで働いてる。
ふっかはコンビニの店長になったらしい。
久々に3人で会おうという話になり、遊園地に行くことにした。
最初は引いたよ?二十代3人が遊園地ではしゃぐって。
けど、結局昔の俺たちのまんまだなって思って決定した。
集合は佐久間の家。とてもなつかしかった。
思い出ってこうやって込み上げてくるんだ。
s「阿部ちゃーん!」
a.「佐久間!」
f「おぉい!俺も忘れんなー」
a「ふっか早!」
f「いやいや、再会に驚けよ」
a「ごめんごめんw」
f「絶対謝る気ないだろ」
a「はい、ないです。」
俺たちってほんっと変わらない
車の中では近況報告をしてたはずが、脱線して佐久間の嫁の話に。
いや、分かんねーよと思ったから無理矢理打ち切ってふっかが俺たち変わんねーなって言って会話が始まるはずだったのが、よく分かんないしりとりが始まってごちゃごちゃだった
けど、脱線しても面白いことには変わりなかった
ガチでこいつらいいやつじゃん。
昔は無理だったお父さんに感謝だもん。
s「はーい、つきましたよー」
f「ありがとありがと」
s「よーし、行くかー
何乗る?」
f「観覧車」
a「え、早くね?」
f「え!?」
s「別に観覧車でもいーんじゃなーい?」
a「んーじゃあ観覧車行くかー」
遊園地ダイジェスト(?)
-ジェットコースター-
ガタガタガタガタ
f「阿部ちゃんくるよ!」
a「え、待って無理無理!やだ!落ちる!」
s「お、くるくる………」
f,s「フォォォォォォ⤴︎」
a「イヤァァァァァ」
a「3.1415926535897932384626433…」
f「うわー、出たよ」
s「ドン引きだわー」
コーヒーカップ
a「もっと回さない?」
s「ニャハハッ阿部ちゃんこっちは得意なの?」
a「まぁまぁかな。
どっかの顔がでかいやつとは違って」
f「んもーやめてよー」
グルグルグルグルグルグル
f「ビギャァァァァァイヤァァァァァムリィィ」
s「WWあっはっは!化け物が化け物になってるわww」
a「……(苦笑)」
え、ふっかってコーヒーカップに乗るとビジュ終わるっけ?ww
お化け屋敷
a「はい、じゃあふっか1人ね。
先に行ってきて」
f「えー?俺からー?」
a「ふっかから。
だってここに超絶びびってる人いるもん。」
f「分かった。」
f「いやー怖かったー」
a「おかえりー
じゃあ佐久間、行こっか」
s「う、う、う、うん」
a「ねー手握りすぎー」
s.「だ、だって!」
(人形が飛び出してくる)
a「うお!」
s「イヤァァァァァァァウワァァァァァ」
そして、この後俺が見事に伝説の運転をやり、2人がグロッキーになりましたとさ。
この日は平和!
本当に楽しかった!
けど、この先の俺に○○○が待ち構えてるなんて思いもしなかった