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メモに眠ってたので掘り起こします、夜中の妄想なので色々注意。なんでもOKな人向け




荒覇吐構造注意荒覇吐は中也の中に存在している為実際外に出ることは出来ませんが、中也の意識として中也にだけ人型として見えるという設定。

中太、荒太(?)

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

俺はこの世に嫌いな奴が2人居る。正確には…過去形の奴が一人いるが…一人が、太宰治。俺を異常な程煽り、よく悪戯をされる…性格が腐ってる、でも、そんな太宰を嫌いと言うが、そんな所も愛してしまった。そんな太宰もこんな俺の事を愛してくれて今では恋人同士だ

そしてもう一人、俺の中に俺、中原中也として存在した時から共にしている

「中也。」

そう呼ばれ俺は振り返る、

そこには俺と似たような服装と髪色、背丈。そして楽しそうな憎い笑顔、、

「嗚呼、、、手前か、」

「手前とは失礼だなァ?、俺なのによ。」

「俺自身と一緒にすんな。手前は俺の”異能力”だ。…手前は俺の指示通りに動けば良い。余計な口を出すな。」

「相変わらず詰まらねぇな…?」呑気にケタヾと笑いやがって…、

「それでも良い。」

「、、、何だ、またあの太宰か?」

「ッ…、、」その言葉に思わず言葉が詰まってしまった。

「ククッ…、、、図星の様だなァ?…ご主人サマよォ?…」

「手前には関係ねェ事だ。とっとと失せろ。」

「へいへい、」

と言うと其奴…、荒覇吐は霧の中に消えていった。

目覚めると俺は寝台の上で寝ていて…どうやら夢の中で彼奴と会話していた様だ。

荒覇吐とは起きている間は異能として一つになるが寝ている間、もしくは気を失っている間だけ其奴は俺から意識的に幽体離脱したように離れ、不思議な空間で1体1で話す事が出来る。其れに気付いたのが14の時。最近は荒覇吐が向こうから声をかけてくることが多くなった。もう執拗いレベルだ。

寝台の上でそんな事を考え乍呆然としていたら、携帯から電子音がなった。俺は任務の連絡なのかとその画面を開き、相手の名前を見る。” 青鯖 ”その二文字が見えた瞬間応答の文字を押し、耳に携帯を当てた。

「どうした?」

「ぁ、中也おはよう、ふふっ、君が朝早くに出てくれるなんて珍しいじゃあないか。」

相変わらず嬉しそうに言うもんだ。可愛くて仕方がない。

「嗚呼、何となく起きててな。何時もはすぐ出れなくて悪ぃな」

「ううん、大丈夫。君も忙しいのだろう?」

君も…、、、手前は何時も探偵社に迷惑かけているだろうがと思ったが抑え込んだ。

「まァな、、、で、太宰。用事はなんだ?」

「その、今週何処でも良いから空いてないかい?、えっと、…会いたくて、…」

此奴から予定を聞くとはな…今すぐに会いたい。この可愛くて愛おしくて仕方がない恋人を早く抱き締めたい、

「嗚呼、解った。今すぐ行く。何処に居るんだ?」

「!?い、今から!?…ェ、ァ何時もの寮だけど…」

「どうせ今日もサボって暇なんだろ?行ってやるよ。」そう声を掛け乍何時もの黒い外套を乱雑に掴み早々と靴を履き始める

「うん、…有難う。…待ってる。」

待ってるだと?…10秒で行ってやる。

ツー…ツー…ツー…と耳元から音がして又画面を見る。”通話終了 ”の文字。

嗚呼、早く、早く。

会いたい。



(霧)私の気が向いたら続くかも?、


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