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【大体1300文字ぐらいの小説です】
聳え立つ豪華なビルがあった。
このビルは誰かが管理しているようだが、その誰かが一人なのか二人以上なのかもわかっていない。
街ではこのビルはとても不思議に思われていた。
街の住民たちは大抵悪事を働く者はいないが、それは悪事を働く者がいないわけではない。
ある男三人組では表向きではごく普通に働く会社員だが裏ではよく盗みを働く怪盗だった。
A:「ここがヤツのビルだ。どう入ればいいと思う?」
B:「いや…考えるほど難しくないぞ。このビルは一見するとセキリティが高そうに見えるが見掛け倒しだ。」
C:「その通りだな。私が思うに一般人の変装をしていけば入口ぐらいは簡単に突破できるんじゃないか?」
A:「だれの変装をするんだ?」
C:「私的にはアイツの知人の変装をすれば良いんじゃないか。」
B:「それにしよう、私が知っている限りヤツには愛人がいることが判明している。」
A:「良いじゃないか、誰が行くんだ?」
C:「私が行こう。」
こうして三人組のうちの一人のCはビルへ盗みを働くことになった。
AとBは必要な道具と無線を持たせCを盗み場へ向かわせた。
…だがCが一日たっても帰ってこない。Cは彼らの中で一番年上で慣れてるはずだだったが妙だった。
「おい!!!お前がビルに簡単に入れるなんて言わなければこんなことにならなかっただろう!!!」
Aが怒鳴った。
「何を言っているんだ。元はお前が盗びこもうと言ったのだろう?」
Aは正論をぶちのめされ、それ以上言う言葉が出なかった。
「そこまで言うのなら、お前がCを助けに行けばいいだろう。」
Aはまた怒りそうになったが先ほど言われたことを思い出しBの言ったとおりになった。
Aはビルの前に立ち止まった。
あの時三人で作戦会議をしたときにBとCが話し合っていたビルの入り方を忘れてしまった。
とりあえず、セキリティのかかっているドアを持っていた道具でなぎ倒した。思ったよりドアは柔らかい。
中に入るとエントラスとエレベーターがあった。こういう場合エレベーターには確実にカメラがある。エントランスにもエレベーターがあったのでAは映らないぎりぎりのところを進んでいった。
今思うとこのビルは豪華なうえにセキリティはそこまで強くない。自分一人でも突破できるかもしれない。Aはそんなことをお思った。
Aは、そう考えるとエレベーターの中を見てみた。カメラはなかった。やはりこのビルはセキリティが弱い。
エレベーターに乗り、最上階の部屋に行った。実は街の中でこの最上階には財宝がある噂されていた。
Aは、またドアをなぎ倒し部屋の中へ入った。とたんに目を丸くした。
とんでもない財宝の数が並べられている。Aは財宝を手に取ろうとし…
「バンッ」
B:「お前の言った通りになったな。」
C:「ああ、その通りだ。コイツは本当に簡単に引っ掛かった。」
A:「…」
B:「お前はCを助けるつもりだったのに盗みを働こうとしたな?」
C:「そんなやつはうちにはいらん。じゃあな」
銃声が響いた。