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#闇堕ち
るしゅ
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#探偵
橘靖竜
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馬頭刑事は半裸のまま、重い豚の体に押し潰されるようにされていた。
金髪のツインテールは地面に乱れ、破れた女子高生風の制服は肩からずれ落ち、白い肌が露わになっている。Bカップの小さな胸は豚の鼻先に押し当てられ、熱い息と粘つく舌で執拗に舐め回されていた。
「やめて……! 離れて……!」
声は上擦り、涙が滲む。元は筋肉の塊のような男だった自分が、こんなにも小さく、無力な身体に変えられてしまった事実が、今更のように悔しくてたまらなかった。
手足をばたつかせても、豚の体重はびくともしない。舌が鎖骨から胸の先端へ、そして腹部を伝って下腹部へと滑っていく。
敏感な場所を舐められるたびに、身体がびくびくと跳ね、情けない声が漏れた。
周囲も同じだった。
ゴリラは大きな手で美少女を抱きかかえるようにし、広い舌で胸元からお腹をべろべろと舐め上げている。猿の群れは木の上から飛びかかり、複数で一人の女の子を取り囲み、小さな手で肌を撫でながら顔や首筋を舐め続けていた。
狼は低い姿勢で這い寄り、獲物を味わうように太ももの内側を丁寧に舐め、馬は長い顔を寄せて、涙で濡れた頬や唇をそっと舐めていた。
どれも「まだ」それだけだった。
しかし、その目は明らかに発情しきっており、いつ牙を立て、いつ本当に覆い被さってくるかわからない。被害者の美少女たちは快楽中枢をハッキングされたまま、抵抗する力もなく、ただ甘い吐息を漏らして身体を預けてしまっている。
危機感だけが、園内に重く漂っていた。
馬頭刑事も同じだった。
豚の舌が布越しに這い、くちゅりと音を立てた瞬間、腰が抜けそうになる。
「いや……こんなの……嫌だ……!」
悔しくて、怖くて、涙が止まらない。
非力な美少女の身体が、ただ悔しかった。
そのときだった。
『力が欲しいか? 汝、力を渇望する者か?』
脳の奥に、直接響く声。
女性のようでもあり、そうでないようでもある、奇妙に歪んだ声。
「え……? 誰……?」
『力が欲しいかと聞いている』
一瞬、別の小さな声が『そいつの言うことを聞いちゃダメ!』と割り込んできた気がした。
しかし、今の馬頭刑事にその声を選び取る余裕はなかった。
「ほしい…!力がほしい…!圧倒的な力が……!」
心の中で叫ぶ。
声にならない声を、全力で放った。
『その願い、聞き届けた。汝に力を授けよう』
次の瞬間、晴れていた空が一転して暗く染まった。
黒雲が渦を巻き、雷鳴が園内を揺るがす。獣たちが不安そうに咆哮を上げ、美少女たちが悲鳴を上げる中、一本の太い稲妻が馬頭刑事を直撃した。
「きゃっ……!?」
身体を貫く激しい衝撃。
しかし痛みではなく、熱い何かが脳内チップから細胞の一つ一つ、ナノマシンの末端にまで急速に広がっていく感覚だった。雷そのものが意思を持っているかのように、彼女の身体を「書き換え」ていく。
豚がブヒィッ! という短い悲鳴を上げて大きく弾き飛ばされた。
煙を上げて気絶している。
『イメージしろ……』
再び脳内に囁きが響く。
馬頭刑事の意識の中に、北欧の雷神トールの姿が浮かび上がった。
その手に握られた短柄のハンマー、ミョルニル。
彼女はふらつきながらも立ち上がった。
右手の人差し指を天空に突き上げる。
再び落雷が走り、その光が指先に収束して、次第にハンマーの形を成していく。ずしりとした重量が掌に伝わり、電撃がハンマー全体を青白く包んだ。
「……行け!」
力を込めて投げた。
ミョルニルは回転しながら飛び、ゴリラの横腹に直撃する。次に猿の群れを薙ぎ払い、狼を、馬を、次々と正確に捉え、すべてを気絶させていった。
雷の出力は見事に制御されており、致命傷には至らない。ただ「眠らせる」ための一撃。
ハンマーは最後に、弧を描いて馬頭刑事の手に戻ってきた。
「ふぅ……これにて、一件コンプリート……」
肩で息をしながら、彼女はそう呟いた。
被害者の美少女たちのもとへ駆け寄る。
服は破れ、半裸や全裸の者がほとんどだったが、命に別状はなさそうだ。
「大丈夫ですか? もう大丈夫ですから……」
声をかけた瞬間、彼女たちは一斉に群がってきた。
「ありがとう……! 助かった……!」
次々とキスが降ってくる。頰に、唇に、首筋に。
感謝のあまり、理性を失ったままの手があちこちを撫で、小さな胸に吸い付き、下腹部に顔を寄せて舌を這わせてくる。
「みなさん!やめてくださいっ!」
馬頭刑事の腰が再び抜けかけた。
Bカップの胸を複数の口が吸い、複数の舌が舐め上げ、透明な体液が噴き出してしまう。
身体がびくびくと痙攣し、甘い悲鳴が漏れた。
このままでは自分まで巻き込まれてしまう。
仕方なく、彼女は再びハンマーを軽く振り上げた。
出力を極限まで下げ、ナノマシンだけを狙って、優しく――それでも確実に――美少女たちの頭部近くを打つ。
青白い電撃が走った瞬間、彼女たちの目から熱が消えた。
唖然とした表情で、自分たちが何をしていたのか理解できずに立ち尽くす。
「……とりあえず、危機は去った、かな」
馬頭刑事はほっと息を吐きハンマーを消滅させた。
半裸のまま、乱れきったツインテールをかき上げながら、空を見た。
雷雲はすでに消え、再び青空が覗いている。
本当に、良かった。
だが、脳の奥で、あの奇妙な声がまだ笑っているような気がしてならなかった。
コメント
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第37話読み終えたよ〜!!🌩️💥 馬頭刑事、まさかの雷神覚醒!!めっちゃカッコよかった…!「力が欲しいか」って声に応えてハンマー振るうシーン、鳥肌たったよ😭✨ 半裸のまま立ち上がる姿がもうヒロインとしても熱すぎる…!最後に美少女たちにキスされまくって困ってるところも、ギャップ萌えで死ぬかと思った(笑)。でもあの脳内の声、まだ笑ってる感じが不気味で…次回が楽しみすぎる!!🔥💕