テラーノベル
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ゲームの投票で、✕が勝った。惜しかった。2票差。隣では派手な紫髪のうるせぇクソッタレがふざけるなと喚いている。ヤクの影響で余計に荒れているのか。まあ、気持ちは分かる。俺も今ここに居る人を全員蹴り飛ばしたいくらいイラついている。特にお前。
「なんでだよ!!!〇のヤツらだけでゲームさせろ!!なぁナムス!!」
だからナムギュだって何回言ったら分かるんだよお前は。俺も次のゲームをやりてえよ。テメェを次こそは殺してやる。そして優勝する。456億は俺のモンだ。
「そうっすよね、おかしいですよね」
「ナムスもそう思うよな!?」
「……アニキが正しいですよ。」「だよな!!」
ムカつくムカつくムカつくムカつく。何だよこの曇りのねぇ笑顔。なんでこんなに綺麗なんだよ。ヤク中の癖に。いや、それは俺もだ。何も言えねえ。さっさと死んでしまえ。と思ったが、俺の知らないところで勝手に死ぬのは無性に腹が立つから、俺に殺されて死ね。
「ね、アニキ。また飲みとか行きましょうよ」
このまま別れるのはむかついた。こいつが俺のまた手の届かねぇとこでニコニコしているところを考えたらイライラする。なので、とりあえず誘った。保険だ保険。
「しょーがねぇなぁ、ナムス。付き合ってやるよ」
「ありがとうございます。」
「じゃーな、ナムス」
「はい、アニキ。また。」
……
そうして、俺たちはゲームを終えた。
現実世界に引き戻されるように、車でもと居た街に帰された。
ただ、サノスの居場所は分からない。相席してたやつは声的に多分知らねーやつ。目隠しされてたからわかんなかった。
俺はシャバに戻ってからサノスを探し続けた。
ラッパーとしての活動はまだ復帰してないみたいで、検索しても出てこない。 ナムスと名前を間違え続けられた。都合の良いパシリにされた。調子乗りやがって。絶対見つけてやるからな、クソサノ…
「ナムス!!よっ!」
「…………」
「ナムス?」
こんなあっさり見つかるとは、正直ヤケクソになっていたから。しかもコイツから来た。こんなミラクルあんだな。
「……アニキ、マジで会いたかったっすよ」
俺は瞬時に顔を張り替え、へこへこと頭を下げた。心の中ではコイツの喉笛を掻き切る算段を立てているが、今はまだその時じゃない。この「健気で律儀なナムス」を演じ切るのが、一番効率よく懐に入り込める手段だ。
「そーだろーな。お前、俺がいなくて寂しかったんだろ?」
「当たり前じゃないっすか。アニキのいないシャバなんて、味のしねぇガム噛んでるようなもんっすよ。マジで、またこうして会えるなんて……運命っすね」
サノスは上機嫌で俺の肩をバシバシと叩く。重い。痛えんだよ、クソ野郎。はっ倒すぞ。
だが、俺は引き攣りそうな頬を無理やり持ち上げて、最高に「綺麗」で胡散臭い笑顔を返してやった。どうしたらテメェみてえな、無垢な笑顔にできんだろーな。
「で、アニキ。さっき言ってた飲みの話……俺の家でもいいっすか?この日のために酒爆買いしたんすよ」
「おぉ、お前やるじゃねぇか!気が利くのも相変わらずだな」
サノスはガハハと笑いながら、俺の肩に回した腕にさらに力を込めてきた。
こっちは家に入れるところからが本番なんだよ、クソが。殺意を隠すために、俺はさらに深く腰を折って、最高の揉み手で応えた。
「当然っすよ、アニキ。アニキのためなら、ヴィンテージのシャンパンだろうが何だろうが揃えて待ってますから。さ、こっちです」
道中、サノスは「あのゲーム」の愚痴や、最近手に入れたらしい出所不明のヤクの話を、壊れたスピーカーみたいに垂れ流し続けた。俺はいちいち「流石っすね」「ヤバいっすね」と、心の1ミリもこもっていない相槌を打つ。
一刻も早く、この騒音を黙らせたい。その一心で自分のアパートの扉を開けた。
「……汚ねぇ部屋だな。お前、もっとマシなもん買えよ」
「すみません、アニキ。次はアニキのおこぼれでタワマンでも買わせてもらうんで、今日はこれで勘弁してくださいよ」
俺は素早く、キンキンに冷えた缶ビールと、あらかじめ用意しておいた「仕込み済み」の強い酒をテーブルに並べた。サノスはドカッとソファに座り込み、自分の家のようにくつろぎ始める。
「ほら、アニキ。再会を祝して……乾杯」
「おう! 乾杯だ、ナムス!」
景気良く喉を鳴らして飲むサノス。その喉元が動くたびに、俺の心臓の鼓動が速くなる。
グラス越しに見るコイツの笑顔は、やっぱり腹が立つくらい眩しくて、濁っている俺たちの世界には不釣り合いなほど「綺麗」だった。
酒が回れば、こいつのガードも下がる。
そうなれば、この笑顔を絶望に染め上げるのは造作もない。
「アニキ、もっと飲んでくださいよ。今日は朝まで付き合うって決めてるんすから」
俺は笑いながら、コイツのグラスに並々と酒を注ぎ足した。
手の届かないところで死なれるくらいなら、俺の視界の隅々まで、お前の苦悶で満たしてやる。
「……なぁ、ナムス。お前、本当に良い奴だな……」
サノスが酒に溺れたトロンとした目で、俺の顔を覗き込んできた。
良い奴? 笑わせんじゃねえよ。俺がお前をどんな目で見てるか、そのおめでたい頭じゃ想像もつかねぇんだろうな。
俺は膝をついて、ソファに沈んだサノスの顔を至近距離で見つめた。ヤクと酒で少し潤んだその瞳、派手な紫の髪、そして無防備に開いた唇。
殺す? いや、それじゃ足りない。
そんな一瞬で終わる救いなんて、お前には与えてやらない。
「アニキ、酔いすぎっすよ。……ちょっと、顔貸してください」
俺は「ナムス」の皮を被ったまま、サノスの頬を両手で包み込んだ。ざらついた指先が、その綺麗な肌に触れる。
このまま、この真っ白な笑顔を泥沼に引きずり込んで、俺なしじゃ呼吸もできねぇくらいにめちゃくちゃにしてやりたい。
「……ん、ナムス……?」
「静かにしててください。アニキのこと、気持ちよくしてあげたいんすよ」
俺はサノスの耳元で、熱を含んだ声を忍ばせた。
驚いたように見開かれた瞳。だが、コイツは逃げようとしない。それどころか、期待を孕んだような熱を帯びて俺を見返してくる。
俺はコイツのシャツの袖を掴んで乱暴に引き寄せた。
首筋を這わせた指に力を込める。苦しそうに、けれど快楽を求めて漏れる吐息。
シャバに戻ってからずっと、お前のことばかり考えてた。どうやって壊してやろうか、どうやってその高いプライドを俺の足元で泣かせてやろうか。
「アニキ、アンタが悪いんだよ。俺の前で、そんなに無防備に笑うから……」
俺はサノスの唇を、食むように深く塞いだ。
酒の苦味と、コイツ特有の甘い香りが混ざり合う。抵抗なんてさせない。俺の知らないところで勝手に壊れるくらいなら、俺の毒で、俺の色で、骨の髄まで塗りつぶしてやる。
「……っ、は、ナム……ス……」
「名前、間違えないでくださいよ……今は、俺だけを見てろ」
俺はサノスのシャツのボタンに手をかけ、一気に引きちぎった。
今夜は、この「綺麗」なクソッタレが、ボロ雑巾みたいに泣いて縋ってくるまで、徹底的に可愛がってやる。
「っ、あ……ナムス、なに…?」
「は?ナムギュです。まあどうでもいいや。アニキ。まだこれからっすよ」
俺はサノスをベッドに組み敷き、その首筋に舌を這わせた。酒と汗で蒸れた肌の味がする。コイツが俺の下で身動ぎするたびに、俺の中の加虐心が刺激された。もっと泣けよ。もっと喚けよ。俺がお前の全てを支配してやるから。
「っうぁ!や……めろって!」「無理ですよ。俺、アンタのせいでこんなになっちまってんですから……責任とってくださいよ」
俺はサノスのズボンを下着ごと剥ぎ取り、自分の腰を押し付けた。
その中心は、すでに熱く昂ぶっている。サノスは顔をさらに紅潮させ、信じられないという表情で俺を見上げた。
「な……ナムス、お前……」「ふふ……アニキ、俺のちんこでヒィヒィ善がり狂うの、もう想像しちゃいました……?」
俺はサノスの上に跨ったまま、自らのシャツを脱ぎ捨てた。そしてズボンの前を寛げると、既にパンパンに膨らんだそれを見て嘲笑う。 お前のせいでこんな風になったんだ、って見せつけるように腰を揺らしてやると、サノスは息を詰めて目を逸らそうとした。だが頰を両側から掴み、無理やりこちらを向かせてやる。
「っあ!ナムス……お前、マジ……」「あははは!何ビビってんすか?俺が怖ぇーの?」
俺はサノスの胸ぐらを掴んで引き寄せた。 酒と興奮で紅潮した頰。涙に濡れた長い睫毛。そして、恐怖と期待が混ざり合ったような眼差し。 あぁ、やっぱりお前は綺麗だよ。だから、もっと汚してやる。 俺は自分のズボンを下ろし、下着から取り出したそれをサノスの後孔に押し当てた。「ひっ……!?」と引き攣ったような声を上げるサノス。
俺は、その耳元で囁いた「力抜いてください」という声だけで、自分の中心がさらに質量を増すのを感じた。
「っうぁ!ナムス、や……やめ……」
「は?やめるわけねぇだろ」
俺は容赦なく腰を進めた。サノスの中は狭くて熱くて、気を抜くとすぐにでも達してしまいそうになる。だが、まだ足りない。もっとだ、もっと壊してやる。俺以外考えられないようにしてやる。俺はサノスの太腿を掴み、乱暴に揺さぶりながら少しずつ深く押し進める。
「っあ!んぅ……ナムス……!♡いやぁ〜〜〜っ♡」
俺の下で喘ぐサノスの声を聞きながら、コイツと繋がっているという確かな事実に心が満たされた。
同時に、このまま全てを食い尽くしてしまいたいという欲望が湧き上がる。俺はさらに激しく腰を動かすと、肌同士がぶつかり合う音が部屋に響いた。
「んっ……!ぉあっあ♡ナム……ス……!いや、いやぁ゛、ふぅ、〜〜♡」「だからナムギュだっつってんだろ。何回言ったら覚えんだよ、お前。」
俺はサノスの頰を掴んで強引に口付けた。舌を絡め取り、歯列をなぞり上顎の裏をなぞると、サノスはビクビクと体を震わせる。
「っふ……んぅ♡んむ、んん〜〜〜ッ♡」
「ね、あのファンの奴とクソ女。と、ウジウジしてる奴と俺。ゲーム中誰が一番好きだった?」
「ん、はぁ……っ♡や、ナムス……!そこ、だめ……!」
俺はサノスの一番弱いところを重点的に攻め立てた。するとサノスは必死に俺の背中にしがみつき、快楽に身悶えている。
「ねえ、あーにーき。答えてくださいよ」
「ナム、しゅぅ、う゛〜〜〜♡♡♡」
俺はさらに奥深くまで突き入れながら。
「名前間違ってるんで、ダメっす」
俺は何がしたいのかよく分からなくなってきた。
なんで、あんな大嫌いだった奴にここまで執着してるんだ?
なんで、俺のことを好きって言わせようとしてるんだ?なんで、俺はこんなに満たされた気分になってんだ? ……
分かんねえよ。けど、今はただコイツの綺麗な顔をぐちゃぐちゃにしたいって衝動が抑えられない。 俺はサノスの首筋に強く噛み付いた。すると、サノスは一際大きな声を上げて体を弓なりにしならせる。 あぁ、やっぱり綺麗だよ。お前は。 でもな、その綺麗な顔の下に隠したお前の中身も全部俺のものにしたいんだよ。だから、もっと俺で汚れていけ。このクソ野郎。
サノスは、もう何も考えられないといった様子でただ俺の動きに合わせて腰を振るだけだった。
俺はそんなサノスの耳元に口を寄せていう。 お前が悪いんだよ、全部。お前が俺をこんな気持ちにさせるから……だから、責任取れよ?なぁ、アニキ。 俺以外見んな。頼むから。俺の知らない場所で輝くな。俺の知らないところで死ぬな。 俺は、サノスの首筋にもう一度強く歯を立てた。 そして、そのまま一気に腰の動きを早める。
サノスはもう限界なのか、必死に首を振っていた。だが俺はそれを許さない。さらに激しく攻め立ててやると、ついに耐えきれなくなったのか、サノスは一際大きな声を上げて果てた。 それと同時に俺も達しそうになるが、まだ終わらせないとばかりにギリギリで耐えた。そして再び動きを再開する。 もう無理だという風に首を振るサノス。
だが俺は、まだ終わりたくない。もっとお前の中にいたいんだ。
「っあ……ナムス、もう無理だって……!イってりゅからぁ……♡」 「知りませんよ」
俺の下で泣き叫ぶサノスを見てると、なんだか気分が良くなってきてしまう。やっぱりお前は綺麗だよ。だから、もっともっと汚してやりたいんだよ。なぁ、アニキ? 俺はさらに激しく腰を打ちつけた。そして、サノスがまた果てそうになった瞬間を見計らって、一気に引き抜く。
「っあ、や……!なんでぇ……!」「はは、欲しいんすか? 」
再び挿入すると、今度はゆっくりと時間をかけて奥まで押し進めていく。 その間もずっとキスしたり胸を弄ったりしてやれば、彼はもう蕩けきった表情で俺の名を呼ぶしかなくなってしまったようだ。
「ナム……ぎゅ……♡」
「あ、名前間違えなかったじゃないっすか。偉い。」
俺はご褒美とばかりにサノスの最奥まで一気に突き上げた。何度も、何度も。やがて限界を迎えた俺が熱を放った後もなお、何度も何度も繰り返してやった。 意識が朦朧としているのか、焦点の合わない目で宙を見つめるサノスを見ていると、征服欲にも似た感情が湧き上がってくるのを感じた。
「気持ちいいっすか?」
俺は汗で張り付いた前髪をかきあげながらサノスに問いかける。すると、彼は焦点の定まらない目で俺を見つめて
「きもちい……♡ナムス、もっとして……♡」
なんて可愛いことを言ってくるものだから、思わず笑ってしまった。
「はは!あーもうほんと可愛いっすね」
俺は再び腰を動かし始めた。今度はさっきより少しゆっくりめにしてやると、サノスはまた甘い声を上げ始める。
俺、結局何がしたかったんだろうな。嫉妬か、独占欲か、それともただコイツを屈服させたいだけなのか。 まあ、なんでもいいや。今はただ、この綺麗な顔を快楽で歪ませてやりたい。それだけが今の俺を突き動かしていた。 俺はもう一度サノスの唇に噛み付くようなキスをした。舌を絡ませて歯列をなぞると、サノスもそれに応えるように俺の首に腕を回してくる。
あぁ、やっぱり綺麗だよ。お前は。 そして、そのまま一気に腰を動かすと、サノスは再び大きな声を上げて達した。俺はそれを確認してから自身を引き抜き、サノスの腹の上に欲を吐き出す。
「はー……あは、寝ちゃったんすか、あにき」
俺はサノスの隣に寝転ぶと、その綺麗な寝顔を眺めた。 そして、その頰にそっと触れる。 コイツのことが嫌いだ。でも、それ以上に、言葉で表せない気持ちがある。だから、もっと俺に堕ちてこい。俺なしじゃ生きられないくらいに。 俺はサノスの首筋についた歯型をなぞりながら呟いた。
「…ごめんなさい、アニキ」
コメント
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ナムサノってあまあまが多い(?)ですがどろどろで歪みまくってる関係もいいですよね🫶💗★さんの作品全部丁寧に作られてるから大好きです💞💞💞

★さんの書く小説ドストライクすぎて全部読んでます😭🙏🏻サノスとナムギュの特徴めちゃくちゃ掴んでて、一つ一つの文章が丁寧で描写も細かくて、ほんとに大好きです!ファンです😢次回作も楽しみに待ってます…!

ほんとに★さんのナムサノ好きすぎてずっと待ってました😭😭ほんとにストーリーの内容も書き方も大好きです😭😭次の作品も楽しみにしてます