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橙色の君
注意
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太中
BL
学パロ
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夏が終わり、少し肌寒くなってきた頃、
太宰は毎年飽きずに言う
「 秋って中也みたい 」
軽く笑ってそういう太宰の横顔を見て軽く舌打ちをする
「 何言ってんだよ 」
「 てかそれ飽きねーの 」
「 えー?別に 」
そういい席に座っている俺と目線を合わせようと太宰はしゃがみこんで顔を覗いてきた
「 んだよ、 」
急に顔が近づいてきたことに少し耳を染めながら、呆れ混じりに返事をして逃げるように目を背けた
「 中也って目の色っておれんじと真反対の色だよね。 」
「 髪の毛と目の色が正反対なんて珍しい 」
何を今更、と正直思った
小中高一緒の学校なんだから今更驚くことでもないだろ
「 そんなの前から知ってんだろ 」
「 知ってるけどー! 」
急に声を荒らげたかと思ったら太宰は説明し始めた。
「 今の季節紅葉が綺麗に咲いているだろう? 」
「 いつも反対色の目が景色の反射で少しだけ橙に染まるんだよね 」
「 だから秋は君の目を見やすいよ 」
「 なんでそれが見やすいに繋がるんだよ 」
「 いつもは吸い込まれちゃいそうな目してるからね 」
「 君の目って妖艶な感じしてね。あまり見たくないんだよ 」
正直あまり理解は出来なかったがそれを言うのも癪に感じたから俺は理解したようなしてないような表情で
「 あー、、 」
と声を漏らすことしか出来なかった。
太宰はふふっと笑って立ち上がり歩き始めた
「 そろそろ帰るよ。暗くなっちゃう 」
「 手前が長話したからだろーが 」
「 中也がすぐに席立たなかったからでしょ 」
「 はー、私が気を使ってあげたことも分からないなんて…可哀想に 」
さっきまでの怪しげな雰囲気が無かったように少し声を高くしてふざけたように話している彼奴を見て少し安心する
「 ほら、帰るよ 」
いつもの様な声のトーンなのに何故かその日だけはやけに色っぽく、恐ろしく見えた
帰り道の別れ際、
太宰は急に立ち止まってこういった
「 進路どーすんの? 」
「 決まってねぇ 」
…
「 この時期に決まってないとか馬鹿でしょ 」
「 …んー、まぁ就職しようかな。大学行きたいとかねーし 」
「 ふーん、間に合うの? 」
「 知らねー 」
そういえばこの時期になると毎回進路聞いてきたなと思いながら適当に答える
「 …、これから先は合わせられないよね 」
「 何が? 」
太宰は俯いて下唇を噛んで少し悔しそうにする
「 、同じ高校とかはまだしも。職場とかはまた難易度高いし、 」
「 お前合わせてたのかよ!? 」
「 そーだけど、??? 」
「 馬鹿だろ、、おかしいと思ったわ。お前頭いいのに 」
…、
「 寂しい 」
太宰は何故か暗い顔でそう言った
へらへらもせずに
「 ねぇ、今日試してみて分かったんだけど 」
「 君も私の事好きでしょ 」
「 …は、!?!? 」
「 今だって顔赤いし、 」
「 反射だ反射!!! 夕日の 」
多分誤魔化しが聞かない程に顔が赤くなっていた。でも太宰は変わらずに暗い表情なのが引っかかった
「 …、なんだよその顔 」
「 離れたくない 」
「 、一緒居れるだろ 」
「 卒業するけど、…たまには会いに行ってやるよ 」
…、
太宰はばっと顔を上げて急に明るい顔になったかと思えば揶揄うように話しかけてきた
「 ふーん!!中也ってばいつからそんなかっこいいセリフ言えるようになったの? 」
「 中学二年生じゃないんだから! 」
「 はずかしー漫画みたい 」
「 お前っ、!?元気なのかよ!!しね!! 」
ははっと口角を上げて笑う太宰を追いかける
本来別れる道はとっくに過ぎていた
付き合うところまで続き書こうかなとか思ったけど辞めました。
投稿しないとって思いながら焦って書いたやつなんで雑です
良ければいいね、コメント、フォローなどして下さると嬉しいです!!!
次 ▶︎ 1000♡
次の展開のリク等ありましたらそれにします
コメント
4件
何が雑なの?ぜったい文スト出てたでしょあなた文豪すぎるよ 小説家目指しても良いと思う
第1話読みました!「秋は君の目を見やすい」って太宰の台詞、すごく綺麗で印象に残った…。反対色の目が紅葉で橙に染まる描写が好き。進路の話で急に「寂しい」って本音見せるところ、胸がぎゅっとなった。最後はいつものふざけた感じに戻ってほっとしたけど、あの暗い表情が引っかかる…続きが気になります!
ハム
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