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今回はマジで自己満です…
見たければどうぞ良ければ…
しょうもない話でも呼んでください……。
ちなみに、俺の代理の実兄弟の話です。
地味にBL気味。苦手な人は帰ってください。
日本語もおかしいと思うし、色々変だと思います
後ちょっと暗いかも。
キャラ紹介
透(主人公?)…弟
イヴァン…兄
ではどぉぞ
僕は、ある日の昼下がり、兄が用意してきた黒を基調にした新しい洋服を着せられていた。
似合っているかどうかを確かめるみたいに、兄はじっと僕を見る。
「かわいいよ。サイズも合ってる」
そう言われると、少し恥ずかしくて照れる。
褒められて、兄さんが“選んでくれた物”みたいな気分が少し嬉しい。
「……そんなに照れなくてもいいだろ。透は、”言うこと聞いてくれればいいんだよ”」
さらっと、無自覚に。
その一言で、僕の思考が止まった。
「……え?」
兄は何事もなかったかのように話を続ける。
けれど僕は、その言葉の意味をうまく飲み込めずにいた。
冗談なのか、本音なのか。
分からないまま、胸の奥に冷たいものが落ちていく。
「分かってない顔だね。どうしたの?」
兄はいつも通り優しい。
声も、触れ方も、昔とは比べものにならないほど穏やかだ。
それなのに――
その優しさが、だんだん怖くなってくる。
その少し支配的なような言い方のせいで、昔のことを思い出して、だんだん呼吸が乱れてくる。
怖くなって泣いてしまう。
何も分かっていない兄は「どうしたの…?泣かないで…」という感じだ。
少しばかり、自分の言葉に反応したのかもしれないと考えて誤解を解こうとするイヴァン。
「誤解しないで…僕にとっては透は何よりも大切だよ、そんなこと思ってない」
と言って落ち着かせようとする。
兄の温かい抱擁に包まれているのに、何故か指先の震える。
イヴァンはすぐに僕の震えを察知して、瞳に一抹の焦燥が走る。
優しく透の背中を撫でながら「君だけが僕の全て」という言葉を漏らす。
でも、その兄の言葉がさらに僕を不安にさせる。
僕は、愛されていないのかも、この家のための役割の為だけに優しくされてるんじゃないかと思う
突然昔の記憶が蘇る。あの頃、今のように僕が不安定になると、兄は必ず「愛情が足りてないのだね」と言って問答無用でお仕置が始まった。
それを思い出したせいで、兄の腕の中でもがき苦しみ始める。
「透!どうしてそんなに僕を拒むんだ!」と兄の悲痛な叫びが聞こえる。
もう少し酸欠でぼぉーっとして僕は、大人しくなる。「透、君が不安になる理由が少しだけ…わかった気がする……」と曖昧な言葉を言うイヴァン。
もう放心状態の僕は右耳から左耳という感じだった。
数分後…、そのまま眠ってしまう僕。
僕は夢を見ていた。
またこんなに泣いて迷惑をかけた…こんなんだから、嫌われるんだ。と思う。
いつからこうなったんだっけ……と考える。
兄は過去に、確かに僕に暴力を振るっていた。
僕はそれをずっと覚えている。
けれどある時から、兄は変わった。昔あんなに荒かった兄が急に優しくなって僕に暴力も振るわなくなった。急に信じられないほど優しくなったのだ。
抱きしめる力は慎重で、謝る言葉を何度も繰り返して、
「ごめん」「もうしない」と、壊れそうな声で言い続けた。
最初は信じられなかった。
でも、日々は穏やかに過ぎていった。
外に連れ出してくれて、欲しいものを聞いてくれて、
何かあれば必ず僕を優先した。
――だからこそ、今が不安になる。
愛されているのか。
それとも、神楽家のために都合よく守られているだけなのか。
兄の言葉ひとつで、すべてが崩れそうになる。
でもすぐにはっと思い出す透。
そうだ、突然優しくなった訳じゃない……そうだ…!…僕が暴力と監禁に耐えれなくなって取り返しのつかないようなことをしようとしたところに、ちょうど居合わせて目撃したイヴァン。
「……透?」
あの、今まで見たこともない兄の絶望に満ちたような、真っ青になった顔で、弱々しく、振り絞ってやっと出たような声で僕の名前を呼んだのが鮮明に思い出せる。
そこからは、朝寝ていても殴り起こされなくなって、暴力も振るわれずに毎日優しく扱われて、
なんでも買ってくれたり、外にも出してくれた。
あぁ…思い出したそこからだ。
…兄が優しくなったのは。
その後起きると知らぬ間にあたりは暗くなっていた。兄の抱擁に包まれて、起きたことを自覚する。
静かな声だった。
兄は、「……違う。利用なんかじゃない」と呟く。
「僕のせいで昔のことを思い出したんだろう…」と自嘲気味に言う。
「僕はね、君を守りたいだけなんだ。でも……それが、君を縛ってた」
少し間が空く。
「君だけが僕の全て、なんて言葉……重すぎたよね
……でも、信じて欲しいんだ…兄さんは本当に君を失いたくないだけ…」
その瞬間、透の意識がふっと遠のいた。
張りつめていた糸が切れたみたいに、体の力が抜ける。
兄は慌てて透を抱き留める。
震える声で、独り言のように呟く。
「守りたいだけなんだ。失うのが、怖いだけで……」
腕の中の透を、今度は逃がさないように、でも壊さないように抱きしめる。
透は全部を思い出して、疑って不安がって泣きわめいた自分が嫌になった。
兄を疑った…ただそれだけが胸に刺さって痛くなる。
その抱擁が、愛なのか、依存なのか。
答えは、まだ誰にも分からないけど、
僕は……
愛だと思った。
よくここまで読んだな…おもんないし変だったヨネ……