あの時、
こんな未来が視えていたら。
こんなことなかったのか。
きっと、それは違う。
あの選択肢が見えた時点で、
バッドエンドは決まっていた。
はず。
夢の中。突然それは現れた。
真っ白な空間にポツンと。
カウントダウンの表示。
それだけ。それだけなのに
何故かそれは恐怖心を煽って。
君のことを呼ぶばかり
「はいは~い!辛気臭いねぇ、全く。誰だっけ?あぁ。おらふ?知ってる知ってる!えーとおんりーをご所望かなぁ?いいよ、いいよ。助けて貰っても君のだぁいすきなおんりーにさ!」
まくし立てて話すと、
そいつは直ぐに消えてった。
この空間に場違いな、明るさ。
嫌悪感が身に染みる。
私に出来ないゲームはありません
おんりーはそういった。
いつかの動画で。
なら、本当にそうなら、
いいですか?
この気色の悪い空間から、
助けて。
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