テラーノベル
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⚠️現実世界、戦争前、ソレン×トーマス、ソレン→トーマス、馴れ初め、初夜、トーマスさんがカントボーイ、最初の方しかセリフない
初めのうちはあまり乗り気ではなかった。
「トーマス…その、お前に伝えたいことがあって…」
僕は今まで誰かに恋愛感情を抱いたことがなかった。
「かしこまって何だよって思うかもしれないけど…真剣なんだ。」
テレビや本に登場する人たちがするようなロマンチックな恋物語は自分には縁がないものだと思っていた。
「…トーマス…」
あの日の事は今でも思い出すよ。
「…俺、お前が好きだ。」
ソレン。君は顔を赤らめながらもまっすぐに僕を見て、思いの丈を伝えてくれたね。
「…ソレン…僕…」
すごく迷った。でも最初は断ろうと思った。僕は君と同じ気持ちを持っていなかったから。
「頼む、本当に好きなんだ…!」
神様にお祈りをするように自分の手を合わせて握って、断られるのを恐れるようにぎゅっと目を閉じた。
「…わかった。上手くやれるかはわからないけど…付き合ってみよっか…」
親友にそこまでされたら、僕はその思いを無下にできなかった。ソレン、僕がそう言った時、君はぱっと顔を上げて目に涙を浮かべて僕をハグしたよね。温かかった。それと同時に不安だった。人を好きになる気がない僕が、君の恋人としてちゃんとやっていけるか。でもね。
「ありがとう…まじでありがとうトーマス!大好き!幸せにするから!」
「もう、大げさだよ~。」
幸せそうに泣きじゃくる君の頭をなでていたら、なんだか心がふわふわして、なんとかなるんじゃないかって思えたんだ。僕を抱きしめる君の腕はしっかりしていた。力強かった。
でもどうだろう。今僕に触れる君の手は、不器用で弱々しい。言葉を換えれば、優しい。初めて経験する僕をできる限り不安にさせないように、体温を感じさせながら優しく触れてくれる。不思議だよ。君になら、普段は触られたくないところに触られてもいやな気がしない。
三十路のくせして処女のそこに触れる君の指がぎこちなく入り口を弄る。痛いんじゃないかって怖くなって呼吸が乱れると、君は僕の頬に唇を押し付けて安心感をくれる。それでも不安なときは優しくキスしてくれる。
ふと、君を見る余裕ができたことがあった。ふう、ふうって荒く息を吐いて、眉間にしわを寄せて必死に我慢してる顔。早く気持ちよくなりたいって顔。でも、僕に触れる優しさが緩んだことはなかった。嬉しかった。
初めはやっぱり痛かった。きつい中を無理矢理押し広げられて、裂けるんじゃないかって。
痛いって言ったら君は動きを止めて僕が落ち着くまで待ってくれた。涙が出てくると頬に手を置いてそっと拭ってくれた。最後まで僕の体を気遣ってくれた。
終わった後は何も言わずに二人で寄り添って寝た。月明りだけが部屋を照らしてた。静かな夜だった。すごく満たされた感じがした。
僕はソレンのことが好きなのかもしれないし、ただ友愛かもしれない。どちらかはまだわからないけど、この時だけはちょっとだけ、君の言った好きに傾いた気がする。
コメント
7件

純愛だ😭😭😭このカプ大好物なのでとてもありがたいです😍
お久しぶりです🙂↕️テラノベのアカウントに接続出来なくなった時、ほぼ諦めて見る専になってしまってましたし、中々inしてませんでした😭ですが、久しぶりにMADDYさんの書いた作品を見たりして尊死したりしました😆
大好きです食べたいです最高すぎたので300回ハート押しました