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こんちゃ(´▽`)ノ
大遅刻ではありますが、バレンタインネタ
書きますね…
テストだったんすよ()
青白♀︎です。一部桃赤♀︎。
:幼馴染設定。
地雷様は逃げてください。
スタート
白視点。
本日、2月14日。バレンタイン。
女子からすると1年で1番気合いを入れるイベントと言っても過言では無い。
女子たちは、好きな人に渡すだの友達に渡すだの会話を弾ませている。
うちも渡したい人が居ない訳ではなくて。
赤 )初兎ちゃんチョコ渡すの?
白 )ぇ、っ、?
赤 )だーかーらー、!まろに渡さなくていいのっ、?!チョコッ、!!
白 )、、へっ、?!、//
そんな事を平気で言うりうちゃん。
この子は気が強いんだから。
白 )…、、ッ、
赤 )むずいかぁ、、笑
『まろ』と呼ばれる彼の方を見ると、周りには同級生や後輩がチョコを持って群がっている。
猫宮いふ。うちはまろちゃんと呼んでいる。
彼は私の幼馴染兼好きな人。
小さい頃から大好きで、大好きでたまらないけどずっとこの心は隠している。
赤 )今年も死ぬほど貰うんでしょうね~、
白 )そ、やね、、まろちゃんは昔からモテるからなぁ、~、笑
赤 )…、引きつってるつーの。
彼は言わばこの物語の主人公で、うちはモブに過ぎないただの幼馴染という立場。
その感情がとても複雑にぐちゃぐちゃしてる。
白 )まーろちゃんッ、?
青 )おぉ、しょう?
何事もなかったかのように話しかける。
この気持ちは顔に出さないように。
白 )すごい量やね、笑
彼の腕の中を見ると、ラブレターと思われるものが張り付いた箱がいっぱい。
青 )そーなんよ、、俺こんな食べれんし、…
食べんの手伝ってーや、笑
白 )…、任せてっ、
引きつる笑顔を保つのに一苦労。
どこの女が作ったもんか分からんもん食べれるか。あほ。
青 )授業始まるし戻り、
白 )ん、笑
別れを告げ、自分の席へと戻り授業がスタート
先 )これでホームルームを終わる。号令。
あざしたー。
ホームルームも終わり、先輩に渡しに行く生徒や、気持ちうずうずしている男子を横目にりうちゃんの元へと向かう。
赤 )おつー
白 )んっ、
赤 )んふ、渡せた?
そう言われ、彼の方を見るも、また女子が群がってる。
まろちゃんの顔を見ると、にこやかにチョコを受け取っているのが憂鬱。とても。
白 )…ええわ、もう。
赤 )そっか…、。
気持ちしょんぼりした顔がまた可愛くて、頭をくしゃくしゃしてからかう。
そんな事をしてふざけていると、りうちゃんの倍しょんぼりしたピンク髪の男がこちらに向かって来た。
桃 )…、、ぴえん。
赤 )ハハッ、ウケる。りうらがあげるよ。
こちらはこっちでまたイチャつき始めて、見守るように遠目で見つめる。
みなが帰りだす時間帯。分かりやすく泣きそうになる負け組男子達にチョコを配ろーかなとか考えながら微笑。
赤 )ほんとに渡さなくていいの?
白 )えーよ、気にせんといて、笑
もう心配とかさせたくないからと階段をゆっくりと降りる。手元のチョコを見つめながら。
あまりにもぼーっとしていたのだろうか。もうひとつ下の段を踏み外す感覚。
赤 )しょーちゃんッッ、?!
あっ…っと思った瞬間腹あたりで抱き抱えられる感覚が自分の体に感じた。
不思議に思い、振り返ると青髪のモテ男がうちの体を支えている。
青 )あっ…ぶな…、笑
桃、赤 )しょうちゃん大丈夫、?!
白 )ぁ、// ごめんっ、、/
気をつけてなと言われまたさっきの笑顔で微笑みかけられ、心の中がきゅっとなる。
足をくじいてしまったようでまろちゃんにとても心配される。
白 )ほんまにええからッ、、//、!
青 )ごめん、保健室連れてくし先行っといて
桃、赤 )りょーかいっ♡
白 )こいつらッ、、!!、///
意味深な言葉を最後に2人は帰っていくのを憎みながら見つめる。
青 )ほんまに大丈夫、、?
白 )大丈夫ッ、大丈夫やからッッ、、///
照れ隠しで冷たくはするし目線は外すしでほんまに最悪と後悔の気持ちが募るのが止まらん。
青 )…、笑 なんか隠してる事でもあるんや、
白 )はぁッッ、?!!、// なんも無いしッッ、!
思っている事を全て見えているかのように当ててくるまろちゃん。
その瞳はうちの事を見透かしているよう。
青 )じゃあ、その可愛い箱はなんなん?、♡
白 )はひッ、?!、//
死んでしまいたい、見つかってしまった。
渡してはいけない。しかも彼には。
白 )ぁッ、、/ ポロ
青 )ぁ、え、?ごめん…ッ
彼は何事だと言う顔をして戸惑っている。
そりゃそうだ。自分は何もしていないのに目の前の女子が泣きだすだなんて。
白 )ほんまはなッッ、まろちゃんに渡したかってんけどッ、、う”ぅ”ッ~…ポロボロ
青 )うん…、、/
白 )いろんな子から貰ってたからッッ…、、意味ないなぁ、ッって…思ってッ、ボロポロ
泣きじゃくりながら話すうちの話をうんうんとしっかりと目線を合わせて聞いてくれる。
白 )ごめんッ…、、ポロ 嬉しくないかもしれんけど貰って欲しい…っ、
不安な気持ちでいっぱいの中恐る恐るまろちゃんの顔を見ると、目を見開きながら固まっている。
青 )ありが…とぅ、、っ、/
あぁ、もうどうにでもなれ。
白 )まろちゃん…っ、
ギュッ、、
青 )ん”ッ、?!、//
全てがどうでも良くなった、今なら思っていたことがするする言える気がする。
白 )すッ、、好きッ、、だいすき、、っ
青 )っ、///、?
白 )こんな馬鹿な幼馴染も愛してくれます
か、?、// ポロッ
青 )ッ~、笑、// クソがッ、//、
なんとも言えない表情をして真っ赤の彼。
それがなんだか面白くて涙なんて忘れてしまいそうだ。
大好きな彼と甘いチョコのような時間を過ごせてこんな幸せでええの?
皆さんにも幸せな恋が実りますように_。
『 うちの心を知らない君へ。 』
青白♀︎ 𝑒𝑛𝑑
はばい。