テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ごんにぢば
モンゴルに関する自己解釈を綴ります🐎
とは言ってもモンゴル帝国時代ですからね、帝国時代。
最近のモンゴルはにわかなんじゃよ
まず、ソ連が複数の構成国から成り立ってる連邦であるのと同じように、モンゴル帝国さんも複数のウルス(=構成国)で成り立ってる国家だと思うんです。
まぁ時代にもよりますが、だいたい
①元朝
→中国を支配していて、THE中華!THE漢文化!って感じのウルス。
大ハンがいたし、モンゴル帝国全体にとって結構重要な拠点だったはず。
鎌倉時代の日本に襲来した、いわゆる「元寇」っていうのもコイツ。
めちゃめちゃちうごく。他のウルスと比べると落ち着いてる性格。
②ジョチ・ウルス
→「キプチャク・ハン」「金帳汗国」「金のオルド」とかとも呼ばれる
東欧や中央アジア西部、つまりルーシ周辺を支配してた。
全ルーシが震撼した”タタールの軛”とやらの主体である。
結構ロシア感強いイメージ。東欧東欧。
③チャガタイ・ハン国
→中央アジア(現在のウズベキスタン周辺)を支配してた
※でも、私自身が中央アジアに関してはにわかなのでよく分からない
遊牧民族っていう雰囲気がすごい
④イル・ハン国
→フレグ家が支配していて、主な領土はペルシア・中東。イスラム文化にめちゃ影響されてた。
※チャガタイと同様、にわかなのであんまり分からん
の4つのウルスでしょうか
このなかでも私が一番ピックアップしたいのはジョチウルスです。
そもそも私の専門(?)はロシア史なので、モスクワ大公国への支配について語りますよ💪
今までは「モンゴル帝国がロシア支配してたんでしょー?(鼻ほじ)」みたいな感じだったのですが、モンゴルの歴史を調べ直した結果、これは早急にキャラデザ解釈を練り直さねばならないと気付きましてね。
では改めて解釈を綴るのですが、普通に史実で考えると…モスクワ大公国(のちの露帝)は、モンゴル帝国直轄の支配下じゃなくて、
モンゴル帝国→ジョチ・ウルス→モスクワ大公国
っていう、二重の直轄だったんですね
ジョチ・ウルスを経由した間接的な支配であったと。
でもモンゴル帝国様様と幼少露帝の絡みは描いていきたいので、そこらへんの関係について史実を踏まえたうえで練り練りします✎
たぶん、もすくわ大公国(幼少期露帝)にとって「モンゴル帝国は手の届かない師匠、ジョチウルスはすぐ傍でこちらを睨む師匠」みたいな
どちらも師匠という言葉が適切である存在と思ってるけど、距離感と位の差がちょっと違うっていう。
あと、露帝→モンゴル系の視点だけじゃなくて、反対側の視点から見ても
モンゴル帝国はモスクワ大公国(露帝)のことをギリギリ認知しているか否かの程度、ジョチウルスはモスクワ大公国(露帝)のことを支配する気満々
って感じですかね
ジョチウルスとモスクワ大公国の方が距離が近い
モンゴル帝国はモスクワ大公国(幼少露帝)から見ると、一つも二つも離れた存在
そんな感じです
余談ですが、大人になった露帝は昔のことを話すときに、蒙帝もジョチウルスも両方のことを「あの方」って呼ぶから、聞いてる方からすると途中からコイツ何言ってるんだ状態になる
では。
さらば。
コメント
1件
いろいろ適当に綴りましたが、あんまり設定は固定しないタイプの人間なので、「複数のウルスも全部モンゴル帝国さん同一人物で、多重人格なのでそれぞれにウルスの人格が現れてる」っていう蒙帝さん一人設定とかの絵も出すかもしれませんね うひ