テラーノベル
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煌めく海面の向こうに、ついに「ファイナルシー」が姿を現した。
波しぶきを上げながら、リトたちの船がゆっくりと岸に近づく。
「おっと、ここが俺たちの最終ステージか…なんだか胸が高鳴るな!」レンが笑顔で言う。
「落ち着けよ、レン。ここからが本当の戦いだ」リトは真剣な眼差しで前を見据える。
テトがワクワクしながら「やっぱりファイナルシーってだけあって、他の海とは違う感じがするね!」と声を上げる。
リンは「でも、気を抜くなよ。煌びやかだけど危険がいっぱいだって聞くし」
ミクは手を軽く振りながら「みんなで力を合わせて、絶対に乗り越えようね!」と励ます。
「うん、俺たちは最強のチームだ!」カイトが胸を張る。
ルカも静かに「この海で、俺たちの絆が試される時だな」と呟いた。
メイコが笑顔で「よし、いざファイナルシーへ!」と声をかけ、
全員の気持ちが一つにまとまる瞬間だった。
船から降り立った瞬間、煌びやかな景色の裏に潜む不穏な空気が彼らを包み込む――
ファイナルシーの岸に足を踏み入れた瞬間、リトたちの前に立ちはだかったのは、強大な敵たちだった。
「全員レベル1500越えかよ…」レンが半笑いで呟く。
「こんな化け物たち、相手にしたことねぇぞ…」リトも少し緊張を隠せなかった。
敵のボスは煌めく帽子をかぶっていた。
その帽子は、普通の人間には考えられないほどの速度を与える伝説のアイテム。
「チッ…この帽子がある限り、こいつには絶対追いつけねぇ…!」レンが舌打ちをしながらも、瞳が燃えていた。
ボスが不敵な笑みを浮かべ、足元から光の軌跡を残しながら、まるで風のように駆け抜ける。
「速っ!? これ、反則だろ!」リンが思わず叫ぶ。
「さあ、リト、ここが本当の勝負だ!」メイコが声をかける。
リトは拳を握り、心の中で誓った。
「この悪夢を終わらせるのは、俺たちだけだ…!」
さあ、バトル開始だ!
「レン君!サポート頼んだよ!」
「了解リト!そこらへんの岩に刺さってた剣(山)!とくと味わえ!」
「いや、そんな上物いつゲットした?」
全員からツッコミを受ける中、リトに攻撃が入った
「ぐはっ?!」
「死なせないよ!おりゃぁ!」
リンがイエティを使い敵を吹っ飛ばす
「ヒヒヒ…w」
ボスが高速移動&爆発攻撃を食らわす
「いやん//」
「リンお前ふざけんなぁ?!」
「なーんてね、本性表してや…る!」
リンがイエティに変身した
「必殺!氷はもうこおりごりアタック!(?!)」
「うわサム…え、おもんないy…」
空に雪が散り、氷片が飛び散る。その氷片の中には、あのボスがいた
「いやこわ…」
さすがにこれにはレン君びっくり
「さて、次の島だ!」
煌びやかなファイナルシーの一角に、誰もが一度は夢見る「お菓子の島」があった。
その名の通り、島全体がキャンディやチョコ、クッキーでできている、まるでお菓子の国のような光景だ。
「わあ!こんなところ、絶対楽園じゃん!」ミクが目を輝かせた。
「でも油断するなよ。こんな甘い見た目に騙されるなって、伝説の冒険者も言ってたぜ」レンが真顔で忠告する。
島の奥には、巨大なクッキーゴーレムが待ち受けていた。
「やつがこの島の守護者だ。倒さなきゃ先に進めない…!」リトが拳を握る。
ゴーレムが動き出す!ザクザクとクッキーの手が振り下ろされる。
レンが笑いながら「甘いパンチもらっちまうぜ!」と避けながら攻撃を仕掛ける。
テトは「くそっ、クッキーのカスが目に入る!」と苦戦しつつも、リンと協力してゴーレムの足を狙う。
「今だ、メイコ!一気に行くぞ!」リトが合図を送る。
メイコはお菓子のキャンディボウで狙いを定め、ゴーレムの動きを封じる一撃を放った!
「これで終わりだ!」ルカが静かに剣を抜き、最後の一撃を繰り出す。
ゴーレムは砕け散り、お菓子の島に平和が戻った。
「甘い戦いだったけど、やっぱり油断は禁物だな」リンが笑顔で言う。
「でも、みんなで力を合わせれば、どんな敵も倒せるって証明できたな!」リトが力強く宣言した…そんな中にだ
「あらまー^^私のクッキー兵をぐちゃぐちゃにしてくれたのは貴方達?^^」
その瞬間、全員の背筋が凍った
「…なんか目の前でクッキー兵がこけちゃってーwほんとドジな…」
「大体ダイヤと同じくらいの硬さよ^^」
「なーんーかー気まずくない?♪」
「二人ともナニふざけてんだぁー!?」
レン君、リンちゃん。よく今まで死ななかったね
「さぁ、来なさい^^」
「お前は調子こいてんじゃねぇー!」
「よせ!リト!」
「ここの海賊団はオトオトの能力者がいるそうじゃない…ふふふ^^その能力、欲しいわね^^dead or sound?」
「…?!」
リトは何もないところで止まった、なにもないところで、暴れまわり…そして逃げている
「だから言ったのに…こいつはヨミヨミの能力者だ!能力を取られかねない!」
「へぇ…ねぇ、おばさん」
「おば?!…なぁに?^^」
「最強よりも強いものって何だと思う?」
ミクは問う
「そんなの、あるわけないじゃない^^」
「不正解…正解は、最愛に比べたら最強なんて足元にも及ばないんだから!」
「?!」
ミクは向かう、ボスのもとへ
「And now, its time for the moment you’ve been waiting for!」
「な、なによ!近づかないで頂戴!」
「One, two, three, ready?!」
「いや!やめて!」
「Miku, miku beam!」
その瞬間、ボスは消えていた…
「…はっ!?ボスは…消えてる」
「れ、レン君がやってくれたんだよ!」
「そっか…(気づいてるっつーの)」
そして最後の島に着いた、そこには不穏な空気が充満していた
「ここに…親父がいる」
「そっか、よくここまで頑張ってきたよな。俺ら」
レンが呟く
「ホント、頑張ってきたなぁ…貴様ら」
何者かが背後に立っていた、誰も動かなかった、動けなかった
「なんだよそんなだんまりして、親子同士久しぶりに遊ぼうぜ」
「親父…久しぶり、そしてさよならだぁ!」
空に雷鳴が轟く、それは…新たな実の覚醒だった
「リト…その体!」
レンが驚く
「やっば…ドラゴンだね」
「え、テト…これなんか耳から火出るんですけど」
「え、おもろw」
「いてて…よりによってドラゴンか」
「なにがなんだか分らんが…やるしかない!」
ドラゴンが火を噴く、それに素手で対抗する父
「くそっ…そろそろ本性表しやがれ!」
その瞬間、大きな爆発がおきた
「じゃあ言ってやるよ、イーグルさ」
「はぁ…なんで自分ってこんなに運がついてるんだろうな」
「…は?」
「だって…背後、見てみ?」
その瞬間、レンが四肢を切断した
「ぐはぁっ…」
「なぁ、親父。なんでこんなことしたんだ」
「…お前は昔から変わっていたんだ、故に友無し恋人無し根性なしだった」
「え、殺すよ?」
「お前が友や…恋人を作るにはこれしかなかった、強く生きてくれて…ありがとう」
「俺のこと…想いすぎだよ」
「さぁーて!みんなで宴だぁー!」
「かんぱーい!」
最初はブロフルの中でも最弱とも言っていい、そんな仲間たちが今になっては大海賊を名乗れるほどになった。そんな中一つ疑問に残ったことが一つあるだろう
「ミクってさ、俺のこと好きなの?」
「?!//」
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