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本当の人狼ゲーム〜仲間の為に命を捨てろ〜

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本当の人狼ゲーム〜仲間の為に命を捨てろ〜

5 - 大切な人が死んだ。俺も死のうか。

♥

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2024年08月08日

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続きです!

500いいねありがとうございます!!

泣きそうです……!!!!

どうぞ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日の夜は静かで俺もぐっすりと眠っていた。今頃狼に誰かが食われているのを知らないほどに静かな夜だった。

「……何で、どうして、…ッ??」

そういって獲物は下がった。

「あなただけは信頼してたんですよ…?」

そう言って泣きそうな瞳を人狼に向けた。

「…はっ、ッ……仕方ないだろこれが仕事なんだからさ」

そう言って躊躇なく、首筋から喰らい付いた。……死んだな。血が飛んだ。部屋が真っ赤に染まり、白いカーペットが赤く染まっていた。綺麗な瞳で眠っていた霊媒師だった。

「霊媒師は倒したっと笑」

青い髪の毛が真っ赤に染まりつくしていた。それを人狼は見て大声で高らかと笑っていた。

夜はその声で響いた。みんな聞いていなかったが、

ーーーーーーーーーーーーーーー

2日目が終わり、3日に入った。珍しく俺はぐっすりと眠れた。でも、誰かが死んでいるかもしれないと考えるとぐっすり眠っていた場合じゃなかったような気がした。俺は早々とロビーへ急ぐ。

「……誰がきてない?」

「……あ、…なおきりさん…」

なお兄!?霊媒師を失ってしまった。俺は絶望した。役職ありを失うと言うことは、かなりやばいと思う。ゲームも同じだから。

「……ー。もう、やだ…ッ…」

そう言ってゆあんくんは泣きそうな顔をしながらどこかへ走って行った。あっちの方向には何もなかったような気がしたが、 気のせいかな…気のせいだな。でもたっつんが何かに気づいた

「ッ!?やばいやん…!!!」

何かに気がついたのかたっつんが青い顔をして大急ぎでゆあんくんの後を追いかけて走って行った。

「え、!?何が!?」

続けてどぬが走り出した。みんな続く。みんなたっつんに従ってみんな走り出した。たどり着いたのは屋上。…こんな所あったんだ。風が吹いていて心地よい。でも、そう思ったのも束の間、ゆあんくんがフェンスを飛び越えて、今にも落ちそうなほどなところに立って、空を眺めていた。空は真っ青に染まっていて天気が良かった。俺は精神が病んでいたのかこんなことを考えてしまった。…この天気…自殺するのにはぴったりだなぁ…と。

「……何してるの……ッ…?

ゆあんくん……ッ…????」

「危ないよ……?そんな所にいたら」

涙目になっているヒロくんとどぬがそれぞれに話してゆあんくんをそこから下ろそうとした。でも、ゆあんくんは一歩すら動かなかった。もう、心に決めているみたいに、動かなかった。

「……俺の心の支えにしてた人、

死んじゃったから”ッ……ね…”ッ……」

そう言ってゆあんくんは大粒の涙を流していた。まさか…ゆあんくんは……どうして……ッ……?

「「自殺しないで……ッ!!!!」」

俺とたっつんの声が重なった。2人とも思いは一緒だ。 メンバーには死んでほしくない。生きてる気力があるなら生きていてほしい。自殺なんてしちゃダメだ。絶対にさせない。

「……無理だよ”ッ、もう、俺、

こわれちゃった”ッ、、ッ、」

そう言ってゆあんくんは狂ったような笑顔で泣いて笑っていた。感情がぐちゃぐちゃになっていた。

「ダメだ”ッ!!ゆあん!!!」

うりが必死に止めた。うりはゆあんくんと仲がよくてよく話していた。女子メンバーだって止めていた。みんなゆあんくんには死んでほしくないから。ゆあんくんは大切にされているから。なお兄が死んじゃって心の支えが消えたからなんだ。その分まで生きてほしいんだ……俺はそう思った。

「……ごめんね”ッ……みんな”ッ…」

「俺、……死ぬから”ッ…」

でも、心に決めていたんだ。ゆあんくんはなお兄のところに行って一緒に居たいんだと。

メンバー全員が止めた。でも、ダメだった。無理だった。ゆあんくんの心には全く響いていなかった。俺は絶望した。俺はこんなにも無力なのか……ッ…???

「ッ!!ダメだ!ゆあん!!」

でもうりは諦めずに必死に叫ぶ。でも、その声はゆあんくんには届かなかったようで、ゆあんくんはそのまま俺たちに笑顔を向けてそう言った。笑っていた。

「さよなら。天国に居るからね」

そう言って俺たちに笑いかけて飛び降りて行った。………ゆあんくん…”っ…???

「ゆあん”ッ!!!!!!!」

うりの大声が屋上に響き渡った。ぐしゃっと何かが潰れた音がした。下をみると、ゆあんくんが血まみれで倒れていた。

「ゆ”ッあん……ッ????」

そう言ってうりは大粒の涙を流して泣いていた。大声をあげて。

…そりゃそうだろう。俺は心の中で同意した。大切な人が目の前で、…笑顔で自殺されたら…そりゃ泣くだろ。俺も泣きそうになった。止められなかった。仲間の自殺をー。

俺はリーダー失格だ。

何故かうりの手のところから目薬が見えたのは気のせいだろかー。

ゆあん自殺ー。なおきり狼による襲撃で死亡。残り7人。続くー。

ーーーーーーーーーーーーーー

4話が結構展開進んじゃったので今回は少なめですが許してください……

この後の展開が思うつかなさすぎて泣きそうです。助けてください。

ではまた次回ー!

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