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🥱
納傭 れんしゅ
つきあってる
納 .. side
やっと 試合が終わった 。
血に濡れ 、 泥に汚され 、 その上 結果 は 「 引き分け 」
僕は 飛んでしまい 、 至る所 に 血 、 泥 、 炭 … 最悪だ 。 早く部屋 に 戻りたい
「 納棺師 」
霧 から 現れる 、 リッパー … この人 は 嫌いだ …
「 なんですか 」
「 貴方 、 ハッチ の 位置 分かってます ?? 」
… めんどくさい ! これは 長い 、 絶対 に 長い
というか 知ってなければなんだ 、 あっち側 が 有利になるだけだろ 。
「 だから なんですか 」
「 はあ 、 ハッチ が 現れる わけも無い ところ を ウロウロ と 。 」
…… ただの 嫌味か 。 早く 戻らせてくれればいい 。
「 ジャック ? 虐め は そこまでだぞ 。 」
「 おやおや … 忌まわしい 傭兵 。 」
二人 の 会話 が 始まった … これなら 、 僕 は 要らないだろう 。 シレッと …
「 イソップ 、 部屋こいよ 。 ハッチ 教えてやるからさ 」
「 え 、 いや 、 僕 は 」
「 イソップ 。 」
にこり 、 と 微笑む ナワーブ さん 。
…… クソ 、 僕が その顔 に 弱いことを 知ってて ……
「 __ で 、 ハッチは 覚えたな ? 」
「 ハイ 。 アリガトウゴザイマス 」
「 はは ガッチガチ 。 ごめんって 」
「 じゃあ 帰りますね … ありがとうございました 」
早く 、 早く 部屋に戻りたい …… きもちわるい …… 吐きそう 、
あぁ無理 … も 、 帰りましょう ……
立ち上がった のに 、 引っ張られる 感覚 で 止まる足 。
「 … ぇ ? 」
「 あ ” ッ … と 、 これは …… 」
後ろ を 見ると 、 僕の服の裾 を 引っ張っている ナワーブ さん 。
「 そ … の 、 も少し … だけさ 」
” 言い訳 ” を 探すように 、 視線を 揺らしたあと フード を 深く被り 言った
「 他のマップ の ハッチ 、 教えちゃダメ …… ? 」
……
この人 は 、 本当に …… !!!
「 他の位置 は 覚えてるんだけど 、 」
「 … 急にタメ口 なんなよ 、 」
「 帰っていい ? 」
「 だーーっっ 、 ごめんって … 」
きっと 、 僕に マップ を 教えようと してくれたのも この為。
「 まだ 、 ここに 居て 」
「 ナワーブ らしくない 、 いいですけど 」
照れ隠しなのか 、 タメ口 !! と ぽかぽか 僕を叩いてくる ナワーブ 。
二人 きり の 時は タメ口 、 と 約束 してるから だろうけど …… 本気の殴り じゃないって すぐ分かる 。 傭兵 に 殴られたら 骨折れるし 。
あぁ 、 さっきまで の 気持ち悪さ は なんでか 飛んだ 。 なんでだろう 。
ぼつい
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