どうも皆様、サカナです
これは発作回です、たまに書きたくなるアレです。
めちゃくちゃリョナです。いじめるイタ王さんと若干キャラ崩壊のナチさんがいます、ご注意を
あとシンプルに人を選ぶものだと思います
あ、無理と思ったら即座に閉じてくださいね
現実世界とは関係ありません
これをご了承した上で、私の癖にお付き合いください
イタ王「らら〜ん♪んふふ〜♪」
ナチス「貴様…どういうつもりだ」
鼻歌を歌い上機嫌なイタリア王国とは正反対に、縛られたナチスは不機嫌な顔をしていた。
イタ王「俺ね、ナチがそうやって縛られてるの、かわいくて好きなんだぁ♡」
舌なめずりをするイタリア王国の目は、新しい玩具でも見つけた子供のようだった。口調も、普段のものではない。
ナチス「何が目的だ」
イタ王「んー…強いて言うなら、俺のわがままに付き合ってほしいだけかな。好きなんだよね、キミみたいな子をいじめるの。キミはいつもかっこよくて、頼れて、しかも枢軸のトップじゃない。それを俺が捕まえてるなんて…想像しただけでも興奮しちゃうな」
いい子いい子、とナチスの頭を撫でるイタリア王国。ナチスは手を噛んでやろうかと思ったが、酷い目に遭わされる予感がしたのでやめておいた。
イタ王「今日はとことん付き合ってもらうよ、ナチス・ドイツ♡」
ナチスは、明日生きているかどうかの心配しか出てこなかった。
バシッ!バチンッ!ビシッ!パシンッ!
ナチス「ッぐ…!?あ゛ぁッ!!ッ…うぁッ…!あ…ふ…ぐぅッ…!」
イタ王「はぁ、はぁ♡…最高だよナチ♡その顔が見たかったんだぁ♡」
恍惚とした表情で鞭を振るうイタリア王国。相手はもちろんナチス。鞭特有の衝撃音を聞きながら、ナチスは仲間から与えられるひどい苦痛に耐えていた。
イタ王「俺ねぇ、ナチみたいに気丈でプライドの高い子が苦しんでるのを見ると、すぅっごく興奮しちゃう変態なんだ♡」
ビシッ!バチッバシンッ!
ナチス「う゛がぁッ!!?」
イタ王「あ♡お腹裂けちゃったね?痛い?」
服はとっくに裂けていた。そのまま鞭の勢いで柔らかい皮膚は切れ、血が滴る。イタリア王国は鞭を振るうのをやめ、そこを指でぐりぐりと押さえつけた。
ナチス「や゛、や゛め…ろ゛ぉ…!」
イタ王「ごめんね♡」
まったく申し訳ないと思っていない顔で、形だけの謝罪をするイタリア王国。なんなら、顔を紅くしながら傷口を押し広げている。
ナチス「い゛たい゛!い゛たいッ…か゛らぁ!はな゛せぇ゛!」
イタ王「大丈夫♡キミは国なんだから、死にはしないよ♡」
どこが大丈夫なのだろうか。吊り上げられる形で拘束されているナチスは抵抗できず、ガチャガチャと鎖の音を立てることと、悲鳴を上げることしかできなかった。
イタ王「はい、続きいくよ〜♡」
ナチスは、これが地獄かと思った。
ナチス「ヒュ…ゥ…ごめ…なさ…ゆ…る…して…」
イタ王「ふぅ…ありがとうナチ。すごく楽しかったよ」
よしよしと頭を撫で、拘束具を外すイタリア王国。ナチスにはもう、反応したり反撃したりといった気力がなくなっていた。
ナチス「いたりぁ…いたい…いたい…」
イタ王「もう大丈夫だよ〜。痛かったね、ごめん」
拘束具を外された途端、ナチスはイタリア王国の方へと倒れ込んだ。全身傷だらけで、まともに立つ力もない。そんなナチスを丁寧に受け止め、背中をさするイタリア王国。
ナチス「ひっ…いたい…やだ…いたいぃ…」
ボロボロと泣き出すナチス。イタリア王国は、わざと傷に触れていた。
イタ王「ここ痛かった?ごめんね、許してくれる?」
ナチス「ゆるす…ゆるすからッ、触らないで…!」
相手は許しを乞う側のはずなのに、傷を指で押さえられ、ナチスはイタリア王国の望み通りの回答しか発せない 。
イタ王「ねぇ、ナチス」
ナチス「…な、に…」
ビクビクと体を震わせるナチスに、言い表せない欲が満たされていくイタリア王国。ナチスの父親は仲間が死んでいった時、今のナチスと同じような顔をしていた。
イタ王「キミは、お父さんとそっくりだね♪」
笑顔で言い放った次の瞬間、イタリア王国は真顔になり、片腕でナチスを掴み、もう片方の腕を上げた。
ナチス「…あ…」
イタリア王国の“わがまま”は、まだ続くらしい。
イタ王「ごめーん、遅れちゃったんね☆」
てへぺろ☆と言いながら、堂々と会議に遅刻してきたイタリア王国。
日帝「またか…何度注意したらわかるんだ」
ナチス「…」
日帝は呆れ、ナチスは無言で俯く。
日帝「?ナチス、どうしたんだ?」
普段は烈火の如く怒り、イタリア王国を叱るナチスが大人しいことに、日帝は違和感を覚えた。
ナチス「…い、いや…なんでも、ない…イタリア、遅刻は、やめてほしい…」
明らかに震えた声で、イタリア王国の方は一切見ようとせずに言うナチス。日帝は気づいていないが、笑顔だったイタリア王国は真顔になっていた。
日帝「…本当にどうしたんだ?」
違和感を感じた日帝は、更に問い詰めようとする。
イタ王「日帝」
日帝「ビクッ」
イタ王「会議、始めるんよ」
日帝「あ、あぁ」
イタリア王国の声は、普段とはまるで違った。冷たい声で会議を促し、何も言わせない圧をかけながら席についた。
その数日後、日帝はナチスを呼び出した。
ナチス「何の用だ?日帝」
日帝「その…イタ王と、何があった?」
ナチス「…」
理由は、イタリア王国について。
日帝「この前の会議、お前の様子はおかしかったろう。まるでイタ王を恐れているようだ」
ナチスはいつでも自信に溢れ、枢軸国の勝利を信じていた。そんなナチスが、列強でもないイタリア王国を恐れるのは不可解で、気がかりだった。
ナチス「日帝、悪いことは言わない。関わるな」
顔をあげ、少し低い日帝の顔をまっすぐと見つめる。その体は微かに震えている。
日帝「仲間の問題に関わるな、と?」
ナチス「違う。イタリア王国と、私の問題だ。いや、問題でもない。心配するな」
日帝は外交が苦手だ。だからこそ、同盟相手には尽くす傾向がある。秘密はあるものの、どうなっても仲間と関わることを選びたいのが日帝だ。
ナチス「日帝、もう一度言うが…」
「この世には知らない方がいいこともあるんだよ?」
ナチス「ッ」
日帝「い、イタ王…」
タイミングを見計らったように現れたイタリア王国。彼の声は氷ように冷たく、太陽のように明るいイタリア王国ではなくなっていた。
イタ王「ナチス」
ナチス「い、イタリア、言ってない、言ってないから…!」
ナチスはイタリア王国の元へ駆け寄り、必死に弁明する。日帝は何のことかわからなかったが、異常であることは理解していた。
日帝「イタリア王国、正直に話してもらおう。ナチスに何をした!」
刀を抜き、日帝は戦闘体制に入った。ナチスはイタリア王国の前でガタガタと震え、今にも泣き出しそうな顔をしている。日帝は、仲間を傷つけられるのが1番嫌いな男だった。
イタ王「酷いじゃないか、仲間に刀を向けるなんて」
日帝「ナチスを傷付けるならば、お前はもう仲間ではない」
怯えるナチスを挟み、睨み合う二国。
日帝「もう一度聞く。ナチスに何をした」
イタ王「答えたら、これ下ろしてくれる?」
日帝「内容によるな」
両手を軽く上げ、降参のポーズを取るイタリア王国。目は刀の先を見つめているが、その顔は無表情のままだった。
ナチス「日帝…刀を、下ろしてくれ」
日帝「…何?」
俯いていたナチスが突然、話し始めた。日帝は刀を持ったままだが、イタリア王国の目の前からは下げた。
ナチス「イタリアも、日帝だけは…お願いだ…私が、私が代わりに…また、イタリアの家に行くから…」
刀を下ろした日帝を見て安心し、ナチスはイタリア王国に『お願い』する。できるだけ、日帝には悟られないように。
イタ王「…そう。でも、ダメ」
ナチス「な、なんで…!」
イタ王「なんで?ってそりゃ…そうした方が、俺にとって一番良いから?」
ナチスは、イタリア王国が日帝も痛めつけようとしていることに勘づいて止めようとしていた。が、そんなことくらいは向こうもお見通し。日帝を痛めつければ、日帝もナチスも絶望してくれる。苦しんでくれる。イタリア王国にとって良いことだと判断されたのだ。
ナチス「…日帝!にげっ」
バリバリバリッ!
ナチス「ッあ」
日帝「ナチス!貴様、よくも…!」
イタ王「おやすみ♡」
日帝「!やめっ…」
バリバリバリッ!
イタリア王国は、ナチス・ドイツで開発された電気拷問器具を使用した。
イタ王「んー♪電気もいいね!痙攣する様子がかわいいし、扱いも簡単だ♡」
気絶した2人を軽々と抱え、イタリア王国はご機嫌なまま自身の家へ向かった。
イタ王「…でも、焦げ臭いのはちょっと嫌かも…」
少し、強すぎた電気の威力を後悔しながら。
コメント
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ナチ虐最高ッッッ!!!