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叢雲添と言う男

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叢雲添と言う男

1 - 序章 一言少ない叢雲添

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2025年02月19日

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人物

夢主「」

叢雲添

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ねー」

彼からのLINEが来る、「なに?」私はそう返信した「明日会いに行っていい?」毎週金曜日の夜にうちに泊まる約束はしているが、今日はまだ水曜日だ。

「なんで?」

「いや、別にそーゆうキブンなだけそれに泊まりはしないよ?」

そーゆう気分とはいったいなんなんだろう…そんな事を考えながら私は「いいよ」と返信した確かにあの『叢雲添』と言う男は猫のように気まぐれでいっつも何処かに行きそうで心配にはなるが、私はそんな男だとしてもしっかりしている一面があったりしてただのクズではないと理解していると思う。しかし、何故明日急に会いたいと言われたのかは本当にわからない。なんなんだろうか・・・


約束の日…


結局何故急に会いたいのか分からずに今日を迎えてしまった。それに加えて昨日寝る前こんな追加LINEが来た

「あ、言うの忘れてた」

「明日綺麗めの服で来てね。ドレスまではいかなくて良いけど、ちゃんとした服ね」

ーーーーと。

一つ物申したい、彼が気まぐれな事は十分理解しているが、だとしても!!!急に「綺麗めな服」は難しいんだよ!!女の子はお洒落も一苦労なの!!とでも言いたいが彼はそこら辺は分かっている筈だ、だからこそ「綺麗め」と濁したのかもしれない。

まぁ、そんな急な事に応じてしまう私も私なのかもしれないが…


そんな事を考えていたら奴が来た。

「あ〜〜…ごめん、遅れた?」

こんな時にだけ上目遣いで可愛こぶるのはやめてほしいが、まぁそんな所も入れて『叢雲添』なんだろう。

「それより、ドレス着てきてくれたんだ」 「ありがと〜」

あっ、ほらまた話を逸らした

「じゃあ、行こっか、ホテル」

………..!?!?!? ホ….ホテル……!?!?!?何故に?何故ゆえに??流石に叢雲節が強すぎるぞ、叢雲添。

流石にそーゆうあれやこれやがしたいなら言ってくれれば別に良いのに何故なにも前触れなく「ホテル」なんだ!!そんでもって何故「ドレス」なんだ!!いや、「ドレスで」とは本人が口にしてなかったからあれだが、綺麗めな服ってなんだよ!!!うぅ….流石に叢雲節が強すぎて頭がキンキンしてきた….

しかし、そんな脳内大パニック状態の私を察してくれたのか彼はこう言った

「ごめん、そーゆうやましい事じゃなくてお世話になった人が開催してくれたパーティだから行かないと行けなくてさ、パートナーを連れてこいって言われちゃったから仕方なくつれて来たんだ」

は….はぁ….!?!?べ…別にやましい事とか考えてないですが…??? 私の脳にもう一つの大パニックが爆誕した瞬間である

「あー….とりあえず時間やばいかもだから行こ」

「う、うん」

私は顔を林檎のように真っ赤に染めながら彼の言うパーティ会場のホテルに向かった。


続く

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