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仏「あっつーっ!」
今日も元気にアホ毛を揺らしてんね。そんなに声出して枯れないのかな?
しょ「な、」
仏「…ていうかー!明日からテスト期間なんだけど、!」
しょ「カスやわー」
たわいもない会話をして昼休みが潰れる。他のみんなは外行ってバスケやサッカーとかしてるけど、僕たちは廊下でぺちゃくちゃ女子みたいに話してる。
しょ「ていうか、テスト何位めざす?」
仏「んー、300行ったらいいほうかなー」
しょ「まじで、?僕は150以上」
仏「…高校行けるの?」
しょ「…わかんない」
正直将来のことなんて考えたくない。今が楽しければ何でもいい。大人になっても社会の歯車として一生働くのは嫌。
仏「あっ、今日もコンビニ行こ」
しょ「さんせー」
するとチャイムがなり、焦りながらみんなが一斉に教室に入っていく。僕たちもその中の一人だ。
仏「じゃあねー」
しょ「ん、また、」
そう言って自分の席に座り、ギリギリに授業の準備をする。するとメガネの禿げたジジイの先生が入って来た。その見た目から、ハゲメガネと呼ばれて、嫌われている。しかも口うるさく、廊下を少し走ったくらいで、怒ってくる。更年期だろうか?どちらにせよ短期なのでうざい。
しょ「…ねむ、」
するとチャイムが鳴り、号令をする。しばらくすると眠気が絶頂に達し、うつ伏せになる。するとあっという間に授業は終わっていた。だけどまだ眠いのでまた寝ようとしたら肩軽く叩かれた。
if 「…なぁ、起きろよ、」
しょ「、、ん、?」
if 「起きたかアホ」
寝起き早々暴言を吐くこのイケメンは同じクラスで小さい時から家族同士で仲良くしてる、幼馴染。多分まろは僕のことが嫌いだと思う。ただ表面上は仲良さげにして誤魔化しているみたい。
しょ「ひどー、」
if 「…早く来い」
次は移動したくちゃいけないから、教科書を用意しなくちゃ。
あっという間に帰る時間になり、仏君とコンビニ寄る。今日は凄くアイスが食べたい。特にチョコとバニラが混ざっている奴。
仏 「なんにするー?」
しょ「んー、チョコとバニラ」
仏 「いいじゃん笑」
会計を済ませ、近くの公園に向かう。いい感じのベンチに座り、仏君はがちがち君を買っているようだった。
しょ「せみうるせー、」
仏 「そんなこというなってー」