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〜注意書き〜
・青監マイナス🦉🌸
・原作無視
「凛ちゃ〜ん!」
「んだよ」
「アイス買って来よ!」
「行かねぇよ」
「えぇ!なんでよ〜!!」
「これから自主練すんだよ…」
「そっかぁ、じゃあダメだね、」
「行ってきます!」
何アイス買おうかな〜♪
キィッーッ「え?」
ドンッ!!
『なんだ?凄い音したぞ』
『事故だ!誰か、救急車をッ!』
『声、聞こえますか!?』
「あ、の…」
「彼氏に…幸せになって、ね、ッと、、伝え……。」
『ぉお、ッお、俺のせいじゃない…!』
『貴方が信号無視してたの見てました!〜!』
…声が、、遠のいて…
「クソッ、クソクソクソ!!」
「なんでこんな事に!」
「あの場に俺が居ればッッ、」
「幸せになれ、なんて勝手な事言いやがって、ッ」
[おい]
{なんだよクソ兄貴}
[少しぐらい外に出ろ。]
[体を動かせ]
{そんな気分じゃねぇんだよ}
[🌸ちゃんの事が忘れられないのはわかるが、このままだとお前も死ぬぞ。]
兄ちゃんの言う通り、このままだと俺の身が持たないのは充分分かってる。
だが、外に出る気なんて到底出なかった。
🌸の命日以外は──
「クソ、」
俺はスマホの画面を閉じ、外に出た。
外は気持ち悪いぐらいに晴れていたまるで、俺を慰めているようで鬱陶しい。
「……」花屋で買った”紫色のヒヤシンス”を、墓の上にそっと置いて家へ帰った。
…あいつが死んでもう5年経つのか。
そんな事を考えていると誰かが自分を呼んでいるような気がした。
🌸?
「凛君、!」
いや、違う🌸はもっと声が高くて明るくて、子供っぽくて…
「えっと、凛君…大丈夫?」
やっぱり…🌸なわけがない。
「あぁ、」
「あのね、!今日結婚記念だよ、?」
「そうだったか、?」
「うん…どこか行こうy」
「悪ぃ、今日はちょっとな」
「また元カノさんの所、?」
「……。」
「そっか、行ってらっしゃい。」
話を終え、花屋へ向かう。
やはり外は、晴れていた──
花屋で買った”黄色いヒヤシンス”を、墓の上に置く。
「なぁ…」
「俺、お前が居ないと生きて行けねぇ。」
「お前が幸せになれって言うから……」
「お前が死んだ後結婚だってした」
「お前以外に初めてスキって言われたんだ」
「あいつなら俺を幸せにしてくれるんじゃないかって、」
「だからあいつと結婚したのに…」
「あいつは🌸みたいに笑顔で話しかけてくれるのに…」
「それだけじゃ足りなかったッ!!」
「幸せには、…なれなかった…」
「幸せになればきっと、🌸との思い出を忘れてしまいそうで…」
「全てが無かった事になりそうで、、」
「怖くてッ!!、、怖くて…」
「……🌸ッ、会いたい、よッ………」
「🌸とッ、幸せになりたかったッ…」