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走り続け、僕達はようやくその場所へと着いた。
斗慎「翔斗。足速すぎ。」
翔斗「あぁ、、、。 ゴメンゴメン。」
「それより、あれだ。」
斗慎「ん?」
翔斗が指した方向を見ると、そこで一人の男が暴れていた。 あー。よくあるやつだ。少し強いからってすぐ調子に乗るパターンのやつだ。 そういうの、マジで嫌いなんだよなぁ。
翔斗「とりあえず、アイツ止めんぞ。」
斗慎「あいよ。」
とは言っても、アイツはそこそこ強そうだ。ランク付けをするならば、Aが最高でEが最低だとしたらアイツはB寄りのCってとこか。 なにせ、勝てるか分からん。
翔斗「おい!お前!やめろ!」
そう言って、翔斗は突っ込んでいった。 無鉄砲に突っ込むところがアイツの悪いところだ。
突っ込んでいったはいいが、正直、翔斗は喧嘩は強くない。多分、負ける。
男「あ? 何だこのクソガキが!」
翔斗「うぐっ!?」
翔斗はその男から一撃貰ってしまった。全く、言わんこっちゃない。
斗慎「おい、翔斗? 大丈夫か?」
翔斗「クソ、、、!」
斗慎「はぁ、、、。少し休んでろ。」
仕方ない。こうなった以上、僕がやるしかない。喧嘩なんて滅多にしないから、やり方はいまいち分からないがまぁ、何とかなるだろう。そう思い、僕は前に出た。
男「俺の邪魔をするやつは、全員殺してやる!」
そう言い、男はこちらへ向かって来た。 そうして、僕とこの男の戦いの火蓋が切られた瞬間なのであった。