テラーノベル
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「涼〜ちゃ〜んッ‼︎」
「ッうわ!、え、何…」
放課後
帰りの支度をしていたら若井君に話しかけられた
後ろには元貴君の姿もある
「一緒に帰ろ」
思考停止
なんでこの人たちは転校初日でしかも初対面でこんな仲良くできるのか
「あー、えっと、今日は、無理かな…」
だって今日屋上に呼び出されてるし
まぁ、内容分かりきったことだけど
「えー…、他の人と帰るのぉ…?」
うるうるした目でこっちを見てくる元貴君と
僕の手を握って話さない若井君
いや、やめて?視線が痛い
ガチで何されるかわかんないから
「いやぁ、先生に呼び出されちゃって…笑」
「ぅー…じゃあ、明日一緒に帰ろ?」
「あー、明日も無理かなぁ…」
「明後日は?」
「ごめん、笑明後日も無理…笑」
そんな僕たちの会話を見てイラついたのか元貴君が僕のバックと手を取って歩き出す
「え、え、…?」
訳もわからず困惑していると若井君がそっと耳打ちをしてくる
「元貴ね、欲しいと思ったこととかやりたいと思ったことを全部手に入れたい人だから」
「でも、めんどくさい事とか人間関係は全部めんどくさいから避けてる」
………
うん?
めちゃくちゃじゃん
なんなのこと人
え、てか帰る気?やばくない?
もうなんなの…
「はい、靴履いて」
僕のバックと手を取ったまま、若井に靴を出させる
「あ、…あの、ほんとに、離して、…?」
その僕の言葉なんてしらんぷりで手を強く引っ張られる
「あ、ちょッ、靴!靴履くから待ってッ、!」
「あーあ、元貴の重い愛出ちゃってるよ、笑」
そう苦笑いを浮かべて腕を組んでる若井君は僕たちを見つめてる
いや、人間関係嫌ならなんで僕と絡むんだよ
明日、どうなるんだろ
コメント
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続き楽しみです!