テラーノベル
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最強無敵連合での飲み会帰り。
「美味しかったなぁ〜。私あの店好きかも」
「え!俺も!じゅうはっちー一緒ー!」
「、、、にしても18号さん、ほんとによく食べますね!」
「え、無視?」
「え〜そう?」
「はい!気持ちがいいくらい!」
「ふふ〜ん」
「頬張る姿が可愛すぎたヨォ。はとね幸せだヨォ。」
「え?」
「おい、りぃちょ!wwwそんなこと思ってねえわ!」
「わー!にっげろー!」
「うぅ、、、じゃんけん負けた、、、俺の10万、、、」
「へへっ、シードく〜ん。ゴチでぇす。」
「煽りすぎだろwww」
「てか、弐十くん笑っとるけど、お前払ったことないよな?」
「あ、見てトルテさん。星きれ〜」
「お、本当だな」
「おい!弐十!話逸らすな!!!!」
「まぁまぁwww」
「う〜、、、俺貧乏じゃのに、、、」
「じゃあパチンコ行くなよ」
「それは無理」
「なんでよwww」
こんな感じで各々自由に話してる。
でも、今日はちょっと違う。
ニキが話さない。
ニキは、珍しく酔っていた。相当キツイのだろう。
歩く軌道はよろよろとだいぶ危なっかしい。
歩幅を合わせてやる。嬉しそうに笑うニキ。
不可抗力だが、少しドキッとした。
街灯が道を照らす横断歩道。
ニキとしろせんせー以外は全員向こうに渡ってにいた。
ニキが、へたり込む。
しろせんせーは、心配げに安否を問うた。
「おい、大丈夫か?」
すると、いつもより、幾分か柔らかく笑う。
「だいじょーぶじゃない〜。もう歩けん。おぶってー」
と、赤い顔を揺らして。
、、ったく、コイツは、、、
「、、、はぁ。無理や。お前重いやんけ」
いつも通り。いつも通りツッコむ。
「はー?誰がマックデブだー」
「言っとらんわ」
ただふざけて、ツッコんで、笑う。
それだけ。
ただの日常だった。
だが、それが心地よかった。
幸せだった。
「マジで置いてくぞー」
りぃちょも乗っかってくる。
「ほら立てや」
急かす。
いや、急かしてなんかない。
ただ小突きあってるだけ。
夜は長い。
秋にもさしかかり、頬を撫でる風が気持ちいい。
だから、別に急がない。
急がなくて、良かったのに。
「先行くぞ」
そう言って、しろせんせーは、横断歩道を渡り、皆の元へ向かう。
対岸沿いの影が二つから一つになる。
「まだ来ないの?」
キルシュトルテは、既に不機嫌そうだ。ちょっとだけ面白い。
「おい早よこいや!」
そんなに大声で言わなくたって。
聞こえてるさ。
lalaラベンダー
366
#ディズニー
1_5Chan*🍓
156
#18号
ねきりんちょ
13
#長編集
ゆう
111
あいつは、いつも。
俺たちの声は聞こえてる。
いつまでも。
「んもー、、、はいはい行きますよー」
気怠そうに立ち上がる。
まだ、赤だからー。
そう言ってそこに留まる。
「ニキニキが早く来ないからでしょー」
「へいへい」
赤が光る夜道で響く声。
赤で止まった、呼吸音。
こんなことになるくらいなら。
どんなに重くても
どんなに面倒くさくても
背負ってやればよかった。
導いてやればよかった。
正しい歩道に。
正しい運命に。
キキーーッ!!!!
不快なブレーキ音となにかが擦れる音。
ニキを
黒く、暗く、大きな影が、
覆い尽くした。
「ニキ!!!!」
誰の声か。
分からない。どうでもいい。
ただ、俺の視線は、
一つに集中した。
さっきまで、
バカ言って
怒って
笑ってた
相棒が
赤に染まったことだけに。
コメント
1件
お疲れ!「赤」ってタイトルがもうね…読み終わった後、胸がぎゅーってなったわ。 冒頭の飲み会帰りのわちゃわちゃしたやり取り、めっちゃ仲良しでホッコリしたんだけど、そこからの急転直下がえぐい。ニキがへたり込んで「おぶってー」って赤い顔で甘えてくるシーン、可愛いのに、それが最後の別れの伏線になってるの切なすぎる… しろせんせーの「背負ってやればよかった」って後悔、重すぎるよ。たった1話でここまでグッと来るのは、日常パートの空気感がめちゃくちゃリアルだからだと思う。続き、読みたいけど怖い…!🔥