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ぬこちゃま
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学生設定です
「」→❤️
『』→🩷
-snhyt side-
『あ”〜わかんねぇよ!!
Xをどこに置くんだよ!!』
「さっき説明したやん!」
『説明されても分からん!!』
「もー!次赤点取ったら留年やで?
俺ら同学年になっちゃうな〜?」
『うるせぇ!!』
ある日の放課後
オレンジの光が俺ら二人を照らす
俺の舜太は窓際の机を勝手に借り勉強会を開いている
開かれた理由は一つ俺の留年回避の為。
もし次のテストで赤点を取ったら舜太と同学年になっちまう…
いや……それも有りかも知れないな…
「勇ちゃん何ボーとしとるん!!⦅叩」
『痛っ!!叩かなくて良いじゃん!』
舜太は自分のノートを丸めて俺の頭を叩く。
その痛みがイラつきと嬉しさが混じる。
「てかなんで俺が先輩の勉強教えてるの?
太ちゃんとか仁ちゃんとか居るじゃんか」
『まぁ…舜太の方が賢いじゃん…!』
「……あんま否定出来へんな…、」
確かに舜太はあの二人よりも賢いから一理ある。
でも本当頼った理由は違う。
一番は舜太が好きだから、 ただそれだけ。
別に付き合いたい訳じゃない、ただ舜太の側に居たいだけ
『てか疲れた…!少し休憩しない?』
「確かに、ちょっと休憩しよっか!」
そう言い舜太はノートを閉じて机に肘をつける
やっと勉強地獄が終わって少し落ち着く。
「てか!勇ちゃんって彼女さんいるん?」
『…え?…いや、居ないよ!』
「え〜そんなカッコええのに?
告白は?されてるの?」
『告白はされる、数え切れないぐらい』
「うわっ…嫌味やわ…」
『お前から聞いたんだろ!!』
俺はそう言い舜太の頭をペシって叩く
舜太は上目遣い気味でへへって笑う
別に…女子の告白なんか興味ない
どちらかと言うと舜太の方が欲しいし…
「じゃあ!好きな人は居るんですか?」
『ん〜まぁ…ね?』
「濁さなくてもええやん!! 」
『自分で考えろってこと』
「わ〜うざ!!」
そう言い舜太はさっきよりも大声で言う
すぐそこに居るのに…気づけよ馬鹿。
『てか舜太はいるのかよ?』
「ん〜まぁ…」
『お前も濁してんじゃねぇかよ』
「……」
「先輩って言ったらどうします?」
『……え? 』
舜太がボソって何かを言う。
その瞬間にカーテンが揺らぎ俺らの真ん中を区切る。
その時だけ舜太はなんだか恋してる顔をしていた。
『え…?今なんて…』
「いえ…なんでも…
ほら?勉強再開しましょ?」
『…ちょっと待って!』
俺はシャーペンを持とうとする舜太の手を優しく止める。
舜太は俺が止めた手を見て少し驚いてからこちらを見る
「どうしたん?勇ちゃん」
『今…なんて言った?』
「勉強再開しよって…」
『違う!その前だよ!』
「…聞こえたんじゃないんですか?」
そう舜太は魔性の女の人ぽく言う。
自分から言うんじゃない、相手から言わせる気だこいつ。
『俺が好きなの?』
「冗談だったらどうします?」
『冗談でも言い、俺はお前の事好きだし』
「……え?」
俺がそう言えば舜太はさっきまで余裕のあった顔が崩れる。
少し顔が赤らんでこちらを見る。
なんだ…最初っから好きって言っとけば良かったなぁ…
俺は舜太の頬に手を添える。
舜太は猫のように満更でも無さそうな顔で手に少し重心をかけてる。
…舜太可愛いな
そう思いながら手を離そうとすると、舜太は離そうとする手を掴む。
「やらへんの?続き?」
『え?』
「覚悟出来とるで?俺」
そう舜太はあざとく言う。
俺は離そうとした手をもう一回戻して、
舜太の顔を俺に近づける。
その瞬間に俺と舜太の影が重なり、0距離になる。
今は勉強とかどうでも良い、側に居る舜太に夢中になっていた
そう言えばまだ好きとは一言も言ってない、
でも言わなくてもなんとなく分かっている。
その数秒後に影同士が離れる。
「勉強どうする?」
『舜太の家でやる。』
「変な事せんとってよ?笑」
『舜太が嫌なら、やらないよ』
「嫌やないよ?やりたいならやりな?笑」
『え?…はぁ!?』
「じゃ!俺下駄箱で待っとるからな!」
そう言いいつの間にか片付けてた舜太は教室から出ていく
…俺…あいつに勝てっこないな…
そう俺は実感する。
なぜかいつもより心臓の音が大きく聞こえてしまう。
fin
没に仕掛けていたやつです😌
あんまテラーの方で書かないから難しかった😖
コメント
1件
(読了後のひと息) ぬこちゃまさん、第1話読ませていただきました! 「舜太の側に居たいだけ」という勇ちゃんの心情、すごく切なくて、でもまっすぐで、胸がぎゅっとなりました。 勉強会のシーンから、カーテンが揺れて二人の距離が変わる瞬間の描き方、すごく好きです。 「影が重なる」の一文に、言葉にしない想いが全部詰まってるみたいで、じんと来ました。 「没にしていた」とのことですが、公開してくださってありがとうございます…!🌈