テラーノベル
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父は、娘が小学校へ入学する日を見られなかった。
だから母は、父が選んだ空色のランドセルを大切にしまっていた。
六年後、卒業式の日。
娘はそのランドセルを背負い、仏壇の前に立った。
「お父さん、行ってきます」
写真の中の父は、いつものように笑っていた。
娘が玄関を出たあと、母はランドセルの内側に小さな紙を見つけた。
――この子の背中を、ずっと守ってください。
父が最後に書いた願いだった。
#オリキャラ
腐った炭酸水の泡
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ココロ
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#ボカロ
トド村
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コメント
1件
空色のランドセルに込められたお父さんのお願い、読んでいて胸がぎゅっとなりました。卒業式の日に「行ってきます」って背負って出ていく娘さんの姿と、最後の一行が重なって、涙ぐみました。短いのに、家族の時間がぎゅっと詰まった素敵なお話です。続きも楽しみにしています🌷