テラーノベル
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意気地無し…何度そう思ったか。
あたしがパンツをチラ見せしても、わざと胸元が緩いシャツで、しかもノーブラでくっついてみても全然手を出してこない。
もちろんあたしに興味が無くて何してんだ?的に思われてるなら仕方ない。でもそんな時は決まってしっかり見てるし、こ…股間が、その…膨らんでるのも見てわかる。
この歳までクラスが別れたことは一度もなく、仲だってずっといいままだ。…と思う。
あたしたちは隣り合った家で、お互いの家族ぐるみで仲がいい。
今まで孝介に彼女がいたことはないし、誰々のことが好きって話も聞いたことはない。
あたしは…何度か告白されたこともあったけど、孝介以外に言われても受ける気はない。
孝介に好き、と言われたらすぐOKなのに。
「孝介、いる?」
いつもの通り勝手に上がり、孝介の部屋に入る。
「わっ!あやの!?ちょっと!待っ!」
ん?なに…?
孝介はベッドに寝転がり向こうを向いている。
え?お尻…?
「何して…!?」初めて見た。これは…一人でしてる ?
「孝介…」
「あやの…これは…その…」
「ま、まぁ孝介だってそういうことするよね」
「…うぅ」
「あ、気にしないで!えっと…つ、続き…どうぞ」
「しないよ!」
ベッドに座り、読んでた本を脇に置いている。
どんな本を…あ、隠しちゃった。
「で…なに…?」
別に用なんかない。強いて言えばいつも通り孝介と一緒にいるのが目的だ。
「別に…」
「じゃあもう帰れば?」
「もう!なんでそんなこと言うの!」
「いや、わかるでしょ!?こんなとこ見られて…!」
「!そんなの気にしなきゃいいじゃん!もう!これだから童貞は!」
「どっ!そんなの…!か、関係ないじゃん…」
「関係あるに決まってるじゃん!こんなの見られたくらいでそんなになって!」
「もう…いいから帰ってよ…」
あっ、いじめすぎたかな、そんな顔…でも
「やだ!帰んない!いいじゃん、童貞だって」
「また!もう…」
「何よ!童貞!うじうじして!そんなんだから童貞なんじゃん。んじゃ見ててあげるから続きしなさいよ」
「え!?何いってんの!?しないよそんなこと」
「い、い、か、ら!」あたしは孝介のズボンを引っ張る。
「やめてよ!ちょっと!」
むっ抵抗なんて生意気!
もみ合いになる。あっ!
手を…押さえられて…組み敷かれる。
「もう、やめてよ…あやの」
動けない。あれ?孝介、こんなに力、強いの?
「なによ…それで?見せるの?見せないの?」
「み、見せないよ…」
「見せたらいいじゃん。童貞だからって恥ずかしいの?」
「また!」
「それで?このあとはどうするの?」
「どうするって?」
「手、離したらまた脱がそうとするけど?」
「…!?」
動きが止まる。
「…意気地無し」
「そ、そんなこと言ってるとお、襲うぞ?」
「ふ~ん、そんなこと出来るわけ?」
「で、出来るよ!」
片手であたしの両手を押さえ、胸元のボタンに手を掛ける。
手、震えてる?
だめ押しに…「なによ、びびってるの?」
「!?くっ!」
ボタン…外して…
コメント
1件
うわああ、1話からもうえぐい…!あやのの「童貞」って連呼する感じ、めっちゃリアルで笑ったけど、孝介の震えてる手とか組み敷かれた時の空気とか、ゾクゾクするわ。二人の距離感が近すぎてむずむずする展開、続きが気になりすぎる🔥