テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
下神彩葉
Sun
609
沙雨叉 狐珀
565
203
💖side
最近、カイリュウの可愛さが世にバレ始めている。
すぐ顔が赤くなるのも、ぶりっこするのも、ナオの前でだけして欲しいねんけど。
それに、今もカイリュウのおらん所でカイリュウの可愛さについて、メンバー同士で語ってんねん。
「いやー、マジで最近かいりゅうが可愛く見えんねんけど」
「せいと、デレデレしてるもんね。気持ちはわかる」
『え〜?せいちゃんもたっくんもどこ見てんの?ナオの方が可愛いやん!!』
「ぐふふ、そりゃ、ナオが1番かわええよ?」
『せやろぉ?』
「んー、でも、ジャンルが違くない?」
『…はぁ?』
「ナオちゃんはあざといし、分かっててやってるけど、カイリュウは何も考えてないけど可愛くなっちゃう、みたいな?」
『何やねん、それ!ナオだって何もしなくても可愛いですぅ!』
「ふふ、2人ともかわいいよ?」
結局たっくんに頭を撫でて宥められ、その場は解散になった。
きっと2人は、ナオが1番かわいいって言って欲しくて拗ねたと思ってる。けど、そんなことはどうでもよくて、カイリュウがかわいいって思われてること自体が問題やねん。
カイリュウの家の合鍵を使って、誰もいない部屋のソファに腰掛ける。
しばらくボーッとしていると、ドアが開く音がした。
「あれ、ナオ来てたん?」
嬉しそうにフニャッと笑うカイリュウに、胸がギューンと締め付けられる。
『かいりゅう、ラジオお疲れさま!』
「ありがと…てか、来るなら連絡せえよ、?」
『え、なんで?』
「ナオが来てるって分かってたら、もっと急いで帰ってきてたわ」
『…っ』
「早く会いたかったしな?」
『ちょ、ナオのこと殺す気!?//』
「ははw」
カバンを置いてナオの横に座ったカイリュウは、ナオの肩に頭を預けて擦り寄ってくる。
なんか、猫ちゃんみたいやわ。
「なぁ、みんなに付き合ってること言ったらあかんの?」
『絶対あかん!!』
「何でなん?」
『カイリュウが男もいけるって分かったら、そういう目で見てくるやつも出てくるねん、絶対!』
「えぇ?でも、俺はナオだけよ?」
『それでも!ヤバいやつとかおるかもしれんやろ?』
「そうかぁ?」
『そう!』
何とかカイリュウを言いくるめて、その話は終わらせた。
「お風呂入ってくるわ、」
『ナオも一緒に入る!』
「え゛?」
『おねがい…』
「いや、お前、絶対手出すやん、っ//」
『うん』
「潔いな、おい」
『はい、行きますよ〜』
戸惑うカイリュウの手を強引に引っ張って脱衣所に連れて行き、スルスルと服を脱がせて浴室に押し込んだ。
お互い裸は見慣れているはずやのに、カイリュウはまだ恥ずかしがってモジモジしてる。ほんまにかわええな。
『ナオが洗ってあげるな〜』
「ちょ、自分で洗うのに、、」
カイリュウの髪の毛をわしゃわしゃとシャンプーすると、気持ちよさそうに目を瞑っていた。
「、人にやってもらうのもええなぁ」
『ふふw』
カイリュウの頭を流して、おもむろにボディソープを手に出す。
ボディタオルは使わずに手をカイリュウの身体に滑らせると、目を見開いて顔を真っ赤にしていた。
「っ、なお、//」
『じっとしててな?』
「ん、、ひゃっ、//」
ナオの手が触れる度、ビクビクと身体を震わせる。
『洗ってるだけやのに、感じてんの?』
「っ、//ぁ、ナオの、触り方のせい、っんん、//」
『普通に洗ってるのにぃ?変態さんやなぁw』
「う、るさっ、、んぁ、っ!//」
それから執拗に身体を弄り、カイリュウがのぼせるまで続けたことで、ちょっと怒られた。
翌日の朝、カイリュウは先に起きて仕事に行く準備をしていた。
「ちょ、おま、この跡どないすんねん!//」
『あ、やりすぎた…ごめん』
カイリュウの身体に咲く無数の赤い花。
夏でも長袖を着なアカンくらい大量に咲いている。
「バレたくないんちゃうん…?」
『あは、適当に誤魔化しといて?w』
「おい、反省せぇよ…」
『でも、ナオのモノって印、嬉しいやろ?』
「…それは、嬉し、//」
『〜っ、かわいい!!』
☕️side
仕事中、どうしてもみんなの前で着替えないとあかんタイミングがあって、端っこのほうでコソコソと着替える。
「え゛!?カイリュウ、その跡は、?」
『ちょ、ラン!静かに!』
「ラン兄、どしたん?…って、うわ!やっば!?」
ランに気づかれたのをキッカケに、メンバーが俺の身体を見てギョッとする。
跡をつけた本人はニヤニヤしながら高みの見物状態。
色々聞かれるけど、バラすわけにもいかん。
「付き合ってる人おったんや?」
『…うん、めっちゃ大事な人』
「うわ、カイリュウがデレてる!」
決定的なことは言わんけど、答えられることは答えた。
ナオと目が合う。その目はすごく優しくて、愛おしそうな顔をしていて、幸せな気持ちになった。
コメント
1件
うわああああ第9話も尊すぎる〜!!😭💕💕💕 カイリュウの可愛さがメンバーにバレ始めてるの、ナオからしたら複雑だよね…!「俺だけの可愛いカイリュウ」って独占欲がもう伝わってくるし、お風呂シーンのイチャイチャは照れるけどエモすぎた〜!/// 最後の「めっちゃ大事な人」って言うカイリュウと、それを見つめるナオの優しい目…最高のラブストーリーやんか!!もう次回が待ちきれないよ〜🫶💖