⚠️注意⚠️
以下のことをご確認のうえでご覧下さい。
※初めての作品です。暖かい目でご覧下さい。
※短いし見切り発車です。
※BL要素薄めです。
※盗作はしていません。完全オリジナルです。
※これを書いている人間は文章力皆無です。
※薄っすらですが、GL要素を含んでいます。
※めっっちゃ短いです。
【駆け落ちした妹の代わりに冷酷王子に嫁入りします】
王都を出る朝、ロアンはため息を三つほど連続でついた。
――妹のリリアは 、
『私、やはりマーシャのことを心から愛していますの。なので王子とは結婚出来ませんわ。というかまず、私の恋愛対象は女性!ですわ!元々王子は生理的に無理でしたの。なので駆け落ちさせていただきます。あとはお兄様にお任せいたしますわ。頼みましたわよ!お兄様☆』
などとふざけた手紙を残して、よりにもよって結婚式の前日にうちで雇っていたメイドと駆け落ちした。
「…なんで僕なんだろう」
隣で荷物を持つ従者たちは、気まずそうに沈黙を守っている。
元々華奢な体型で、リリアと体格はそこそこ似ているし、幼い頃から"中性的な顔立ち"と言われてきた。もちろん、王に事情を説明したうえでの"正式な代役"である。
だからと言って、男である僕を代わりに嫁入りさせるとは…父はもう歳なのかもしれない…(失礼)
だが、一番の問題は、相手は冷酷と噂されるアーデン王子。ということだ。
「うう…胃が痛い…」
大きな音を立てながら開く王国の門。
さすが由緒正しきエラフィア王国。立派な門だ。
「ロアン様、王城に到着いたしました。」
馬車に揺られること数時間、アーデン王子の王城があるエラフィア王国に到着した。
「お待ちしておりました、ロアン様。遠いところからわざわざありがとうございます。」
王城に入ると貫禄のある執事と見られる老人が出てきた。
見た目的に年齢は結構いってそうだが、背筋が伸びていて姿勢がいい。
「では早速ですが坊っちゃんの元にご案内致します。」
坊っちゃんとはアーデン王子の事だろう。
「はい、よろしくお願いします。」
案内された玉座の間。
誰もが一歩下がる程の存在感を醸し出しているアーデンは、鋭い眼差しをロアンに向けた。
「お、お初にお目にかかり ます。妹、リリアの代わりとして来ました。ロアン・フィエル=レイシアと申します。」
とりあえず、挨拶をしなければと、ロアンは急いでお辞儀をした。
「…姫君の代わりが、君か?」
「す、すみません。本当に…!」
ロアンが深々と頭を下げると、アーデンはじっと彼を観察した。
重い沈黙。周囲の騎士たちが緊張で喉を鳴らす。
やばい、これタヒんだわ…とロアンは考えていた。
しかし次の瞬間――
「…まあいい。いや、すごくいい。全く問題ない。 」
「…え!?いいって…どういう意味です?」
「見た目が――好ましい」
「は…?」
あまりの率直な言葉に、ロアンは声を漏らし、一瞬固まった。
周りの従者たちが「あれ、冷酷って…?」と小声でざわめく。
「この結婚は急遽決まった事だ。とりあえず、君を花嫁として扱う。嫌か?」
「い、いえ!代役ですし、務めは果たします…!」
「よし、決まりだな。これからよろしく、ロアン。」
そう言って、アーデンは薄く微笑んだ。冷酷とは程遠い、何故か優しい表情だった。
〜あとがき〜
初めまして。僕の初の小説、どうでしたか?ほとんど攻めが出てこず、ガッカリした方もいると思います。
というか普通に下手でしたよね。キュンキュン要素も薄かったし、この話は続きを書くかはまだ不明です。
でもいつかヤンデレ攻めの小説を描きたいとは思っております。センシティブなやつも書きたいっ…!
投稿頻度は終わってると思いますが、これからよろしくお願いします。
by 冥蘭
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