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私は放課後、何も考えずぶらぶらと歩いていた。
もうどの位経っただろう。周りは真っ暗で、明かりは少なく街灯のみ。
前が見えるか見えないか位の暗さだった。
私は街灯の近くにあった椅子に座った。
「君、大丈夫?」
そう話しかけたのは同じ年かちょっと上くらいの男性だった。
「親が心配してるんじゃないの?」
私「あなたこそ…」
「あぁ俺?親居ないんだよね。」
私「ごめんなさい、」
「謝んないで。」
はる
「晴」と名乗る男性は私の心配をしてくれた。
晴は私と同じ様に自分に価値がないと思っていた時があるという。
晴「でも今は友達もいるし、充実してるよ。」
「あなたも俺と同じ事思ってた時があったんだね。」
「気が合いそうだよ。」
そう彼は微笑んだ。 この人が私と同じ事を思っていたのか…?
私は彼、晴の事を知りたくなった。