テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ローズの部屋に向かう途中で出会ったのは、アダムだった。
「目が覚めたのか」
ベロニカの正面で足を止め、驚いたようにアダムが尋ねてくる。
「はい……ついさきほど」
心の準備もなくアダムと遭遇してしまい、うろたえる。
見られているのはわかっているのに顔を上げられず、俯いたまま答えた。
「怪我人がこんなところで何をしている。動いて問題はないのか?」
「ローズお嬢様の様子を見に行こうかと……。体もまったく動かせないほどではありませんでしたので」
動揺を悟られないように、頬に力を込めながら話す。
「主人の身を案じる気持ちはわかるが、自分の状態も考えろ。体を引きずりながら心配されても、ローズは喜ばないだろう」
アダムは呆れた*****************************
***********
*****************************
***************************
****************
*********
**************************
*****
他力本願
117
エコ

45
43
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!