アオハリズム

渉と夏帆は、一緒に帰っていた

夏帆：猪俣くん

渉：ん？

夏帆：今日はありがとね

渉：こちらこそ

夏帆：これからも仲良くしてくれると嬉しい

渉：もちろん。俺は仲良くするよ

夏帆：ありがとっ！

渉：おう！

そして、２人はそれぞれの帰路へ帰った

翌日

功太：渉〜

寛貴：おっはー

渉：おう２人とも

いつも通り功太と寛貴に会う

功太：昨日はどうだった？校舎案内

渉：凄いメモ取りながら聞いてたよ笑

寛貴：熱心なんだな〜

渉：教室忘れないようにって

功太：真面目でもあるな〜

渉：おそらくはな

３人はそのまま教室に入る

渉：あれ、吉谷だ

功太：早いんだな〜

夏帆：猪俣くん…それにお友達も

寛貴：おはよ〜

功太：おはよ〜

渉：おはよ〜

夏帆：おはよう…

夏帆：２人の名前まだ分かんないや…

功太：そうだよな…

功太と寛貴は夏帆に自己紹介をする

功太：俺は尾関功太。渉とは幼稚園からの幼なじみだ

寛貴：俺は藤野寛貴。２人とは中学の頃からの仲なんだ

夏帆：尾関くんに藤野くんか…。よろしく！

功太：こちらこそ！

寛貴：よろしく！

夏帆：うん！

夏帆：（渉くん…やっぱり私の事気付いてないのかな…）

夏帆は、密かにある想いを抱いていた

そして昼休み

功太：しゃー、飯にするか〜

渉：賛成〜

寛貴：なぁ、吉谷どうする？

渉：あ〜…

夏帆の方を見ると、親友の岸本愛来と一緒に食べていた

渉：まあまた誘おうぜ

功太：そうすっか

寛貴：よーし、いざ食堂だ〜！

３人は食堂に向かう

夏帆：（…渉くん…）

愛来：夏帆ちゃん？どうかした？

夏帆：え？あ、ごめん！何にもないよ

愛来：なら良いけど…

夏帆：ごめんねっ！💦

愛来：良いよ良いよ。全然謝らなくて

夏帆：うん…

愛来：…？猪俣くんと何かあった？

夏帆：いや、何もないよ！💦

愛来：そう？何かあったなら聞くよ？

夏帆：実はね…

夏帆は、渉とある関係がある事を話す