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BL
曲パロ
💚 緑川須智
大学生
美琴と付き合っている
💛 黄瀬美琴
大学生
須智と付き合っている
💚side
「もう少しで俺、東京行くのか…」
ベッドに仰向けになり、部屋の天井を眺めながら呟く。
そう、俺はもう少しで東京に行くのだ。
都会にはあまり行ったことがないため、楽しみではある。
だが俺には心から楽しみだと思えない、とある理由があった。
それは俺の彼女、みこちゃんのことだ。
未だにみこちゃんに上京することを伝えられていない。
かといってこのまま伝えずに行く訳にもいかない。
それに、伝えたとしてもみこちゃんに会えなくなるという寂しさを埋めることはできない。
だから心から楽しみとは思えないのだ。
その後も頭を悩ませていたが、結局解決しないまま睡魔に襲われ、眠りについたのだった。
翌朝__
「やっば、寝すぎたッ… ! 」
昨夜遅くまで起きていたんだ。
アラームを掛けずに寝たら寝坊するに決まっているだろう。
…まあ俺の場合はアラームを掛けても寝坊するが。
今日に限って朝から大学があるため、急いで準備を済ませて家を出る。
少し離れた所にある大学に通っている俺は、電車で通学している。
そのため、次に来る電車に乗り遅れないように急いで改札口に向かう。
その時、沢山の人の話し声の中に俺の名前を呼ぶ声が聞こえた気がした。
咄嗟に振り返るとそこにはみこちゃんが立っていた。
「みこちゃんっ ! ? 」
「すちくんっ ! おはよ~ ! 」
もうすぐ電車が来るというのに、何故こんなにゆっくりしているのだろうか。
不思議に思った俺はみこちゃんに聞いてみた。
「みこちゃんも次の電車乗るんだよね… ?」
「そうやけど…、 」
「じゃあ急がなきゃ!!あと少しで電車来るよッ!」
「ええッ?!次の電車まであと10分はあると思ってた…」
そんな少し抜けている彼女の発言につい顔が綻ぶ 。
が、その直後に電車が到着したというアナウンスが流れる。
それを耳にした俺は咄嗟に彼女の手を取って強く繋ぎ、駅のホームに走った 。
急ぐ俺の目の端には彼女のほんのり赤く染まった顔が映っていた 。
変な所で切ってごめんなさい!
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ ♡ 5
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