テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「はぁ…」

まだ気温が低いのでため息が白く見える。

少し薄暗い空を見上げ、深呼吸をする。

吸うと冷えた風が体内に入ってきて、少し冷たいがどこか気持ちがいい。だがリラックスは出来なかった。深呼吸しても鼓動落ち着かなく、遅くならない心拍に余計不安を煽られ、苦しかった。

「ふぅ……でも今まで勉強してきた事は無駄じゃない!…きっと大丈夫…!」

親から貰った御守り。袋には大きく『合格祈願』と書かれている。

大丈夫。みんな応援してくれている。支えてくれている。

この御守りに勇気づけてもらい、いつでも視界に入るようにと、鞄にぶら下げる。

勉強してきた事を思い出しながら、試験会場まで歩いて向かっていた。




ある程度歩き、さっきとは違う景色が見えてきた。腕時計を確認し、まだ時間があると安心する。

「また不安になってきた……」

こうゆう時は御守りから勇気を貰う。


………………?!

「え?!え、ない?!」

鞄にぶら下がっていたはずの御守りが

なくなっている。

「うそ…え、うそ…!御守りなくなるとか縁起悪くない?!しかも受験当日に合格祈願の無くすとか縁起悪すぎじゃない?!」

………これ御守り探さなきゃ。

多分無くしたまんま受験受けたら落ちる。

そんな気がしてしまい、来た道をもう1回行くことになった。

クリームソーダみたいな恋を

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚